都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
Bunkamura ザ・ミュージアムにて『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』が開かれています
1881年にフィンランドに設立したガラス工場に由来するイッタラは、多くの建築家やデザイナーと協働しながらガラスや陶磁器、それにインテリア・プロダクトの製造を手がけ、北欧を代表するライフスタイルブランドとして人気を集めてきました。

そのイッタラの魅力を紹介する『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』について、WEBメディアのイロハニアートへ寄稿しました。
日本初の大規模巡回展!フィンランドが誇るライフスタイルブランド「イッタラ」のすべて | イロハニアート
まず今回のイッタラ展では、約140年に渡るブランドの歴史や軌跡を450点以上の作品にて辿っていて、とりわけカイ・フランクやティモ・サルパネヴァ、それにオイバ・トイッカらのデザイナーの仕事に着目して紹介していました。
ティモ・サルパネヴァは、イッタラの「i」のロゴをデザインしたことでも知られていて、「フィンランディア」といったガラスだけでなく、木材や金属の素材を用いた作品でも評価されてきました。
それに続くのがイッタラのものづくりを13の視点より探る展示で、特に「職人の技」や「型でつくる」など、ガラスの製造工程に関するコーナーに興味を引かれました。
ここでは実際に製造に使われる道具とともに、職人らの活動を映像で公開していて、どのようにイッタラの製品が作られるのかを目の当たりにできました。
イッタラと日本との関係を紹介する展示も重要といえるかもしれません。カイ・フランクは1950年から60年代に来日すると、日本の文化に影響を受けた作品を生み出し、一方で近年はイッセイ・ミヤケやミナ ペルホネンといったブランドがイッタラとコラボするなど関わりを深めてきました。
いずれもフィンランド・デザイン・ミュージアムとイッタラのコレクションで占められて、美術館での大規模な展覧会は日本で初めてのことになります。
※巡回情報
島根県立石見美術館 2023年4月22日(土)~ 6月19日(月)
長崎県美術館(予定) 2023年7月1日(土)~ 9月3日(日)
美術館「えき」KYOTO(予定)2024年2月17日(土)~ 3月31日(日)

11月10日まで開催されています。
『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』 Bunkamura ザ・ミュージアム(@Bunkamura_info)
会期:2022年9月17日(土)~11月10日(木)
休館:9月27日(火)。
時間:10:00~18:00。
*毎週金曜と土曜は21時まで開館。
*入館は閉館の30分前まで。
料金:一般1700円、大学・高校生1000円、中学・小学生700円。
住所:渋谷区道玄坂2-24-1
交通:JR線渋谷駅ハチ公口より徒歩7分。東急東横線・東京メトロ銀座線・京王井の頭線渋谷駅より徒歩7分。東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線渋谷駅3a出口より徒歩5分

そのイッタラの魅力を紹介する『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』について、WEBメディアのイロハニアートへ寄稿しました。
日本初の大規模巡回展!フィンランドが誇るライフスタイルブランド「イッタラ」のすべて | イロハニアート
まず今回のイッタラ展では、約140年に渡るブランドの歴史や軌跡を450点以上の作品にて辿っていて、とりわけカイ・フランクやティモ・サルパネヴァ、それにオイバ・トイッカらのデザイナーの仕事に着目して紹介していました。
ティモ・サルパネヴァは、イッタラの「i」のロゴをデザインしたことでも知られていて、「フィンランディア」といったガラスだけでなく、木材や金属の素材を用いた作品でも評価されてきました。
それに続くのがイッタラのものづくりを13の視点より探る展示で、特に「職人の技」や「型でつくる」など、ガラスの製造工程に関するコーナーに興味を引かれました。
ここでは実際に製造に使われる道具とともに、職人らの活動を映像で公開していて、どのようにイッタラの製品が作られるのかを目の当たりにできました。
イッタラと日本との関係を紹介する展示も重要といえるかもしれません。カイ・フランクは1950年から60年代に来日すると、日本の文化に影響を受けた作品を生み出し、一方で近年はイッセイ・ミヤケやミナ ペルホネンといったブランドがイッタラとコラボするなど関わりを深めてきました。
🇫🇮日本初の大規模巡回展!🇫🇮みなさん、「イッタラ」をご存知ですか?イッタラは1881年にフィンランド南部のイッタラ村に設立されたライフスタイルブランドです。開催中のイッタラ展ではイッタラの歴史と共に製造工程の映像も見られるそう。特設ショップも気になりますね😊https://t.co/8P5m1Az8XX
— イロハニアート編集部 (@irohani_art) October 5, 2022
いずれもフィンランド・デザイン・ミュージアムとイッタラのコレクションで占められて、美術館での大規模な展覧会は日本で初めてのことになります。
※巡回情報
島根県立石見美術館 2023年4月22日(土)~ 6月19日(月)
長崎県美術館(予定) 2023年7月1日(土)~ 9月3日(日)
美術館「えき」KYOTO(予定)2024年2月17日(土)~ 3月31日(日)

11月10日まで開催されています。
『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』 Bunkamura ザ・ミュージアム(@Bunkamura_info)
会期:2022年9月17日(土)~11月10日(木)
休館:9月27日(火)。
時間:10:00~18:00。
*毎週金曜と土曜は21時まで開館。
*入館は閉館の30分前まで。
料金:一般1700円、大学・高校生1000円、中学・小学生700円。
住所:渋谷区道玄坂2-24-1
交通:JR線渋谷駅ハチ公口より徒歩7分。東急東横線・東京メトロ銀座線・京王井の頭線渋谷駅より徒歩7分。東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線渋谷駅3a出口より徒歩5分
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