ポーラミュージアムアネックスで「SHIMURAbros」の個展が開催中です

ベルリンを拠点に活動する「SHIMURAbros」の個展が、銀座のポーラミュージアムアネックスにて開かれています。



その「SHIMURAbros Seeing Is Believing 見ることは信じること」について、pen-onlineのアートニュースに書きました。

いま見ているものは本当の世界?「SHIMURAbros」展で体験する、「見る」ことの不思議。
https://www.pen-online.jp/news/art/shimurabros/1


「SHIMURAbros」は、姉のシムラユカと弟のケンタロウの2人で活動するアーティスト・ユニットで、これまでにも「見る」行為の本質を問うべく、映像や彫刻、インスタレーションなどで作品を発表してきました。

2010年と2011年には、文化庁メディア芸術祭にて「アート部門審査委員会推薦作品」に選定され、2014年には六本木アートナイトにも参加しました。

今回のポーラアネックスでは、会場内に噴水を設置し、映像を伴った大掛かりなインスタレーションを展示しています。



手前には実際の噴水があり、白いステージへ水を落としていました。さらにもう1つの奥の部屋には、映像の噴水があり、上から螺旋を描いて白いステージへ水を吹き出す光景が映されていました。



映像では白い服を身につけた女性が現れ、噴水の周りで軽やかに踊り出しました。また映像はもう1面あり、フクロウやフラミンゴなどの動物がほぼ静止していました。

一見するところ、とても穏やかな映像にも思えましたが、ある瞬間に急展開し、動物の目が拡大したか思いきや、まるで警告灯のような赤い光が空間を満たしました。


映像はループで約40分です。やや謎めいた内容でもありましたが、不思議と最後まで見入ってしまいました。ダンスと噴水、そして動物達はいかなる関係にあったのでしょうか。



11月4日まで開催されています。

*写真はいずれも「SHIMURAbros Seeing Is Believing 見ることは信じること」会場風景。自由に撮影も可能です。

「SHIMURAbros Seeing Is Believing 見ることは信じること」 ポーラミュージアムアネックス@POLA_ANNEX
会期:10月5日(金)~11月4日(日)
休館:会期中無休
料金:無料
時間:11:00~20:00 *入場は閉館の30分前まで
住所:中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
交通:東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅7番出口よりすぐ。JR有楽町駅京橋口より徒歩5分。
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