都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「八重樫ゆい:初夏と習慣」 MISAKO & ROSEN
MISAKO & ROSEN
「八重樫ゆい:初夏と習慣」
6/24-7/22
MISAKO & ROSENで開催中の八重樫ゆい個展、「初夏と習慣」へ行ってきました。
上のDM作品を見る限りでは、とてもフラットでかつ色味の落ち着いた抽象画を連想させる八重樫ゆいの作品。
確かに抽象であることは間違いありませんが、実際に作品の前に立つと意外なほどに温もり、また生々しさを感じはしないでしょうか。
というのもその表面に塗られた絵具の質感です。
個々の色はそれぞれ薄い絵具の層になって積み重なっています。色と色、面と面の間には、図版などでは到底分からない厚み、またボリュームがありました。
また作品のモチーフとして布生地のパターンを引用することがあるそうですが、そのイメージはもちろんのこと、どこか触りたくなるような表面の質感も、生地に近いものがあるかもしれません。
形よりも色がリズムを生み出しています。丹念に塗り込まれた色同士の織りなすハーモニー、控えめながらもどことない心地良さを感じました。
7月22日まで開催されています。
八重樫ゆい「初夏と習慣」 MISAKO & ROSEN
会期:6月24日(日)~7月22日(日)
休廊:月曜、祭日
時間:12:00~19:00(火~土)、12:00~17:00(日)
住所:豊島区北大塚3-27-6
交通:JR線大塚駅北口より徒歩約10分。
「八重樫ゆい:初夏と習慣」
6/24-7/22
MISAKO & ROSENで開催中の八重樫ゆい個展、「初夏と習慣」へ行ってきました。
上のDM作品を見る限りでは、とてもフラットでかつ色味の落ち着いた抽象画を連想させる八重樫ゆいの作品。
確かに抽象であることは間違いありませんが、実際に作品の前に立つと意外なほどに温もり、また生々しさを感じはしないでしょうか。
というのもその表面に塗られた絵具の質感です。
個々の色はそれぞれ薄い絵具の層になって積み重なっています。色と色、面と面の間には、図版などでは到底分からない厚み、またボリュームがありました。
また作品のモチーフとして布生地のパターンを引用することがあるそうですが、そのイメージはもちろんのこと、どこか触りたくなるような表面の質感も、生地に近いものがあるかもしれません。
形よりも色がリズムを生み出しています。丹念に塗り込まれた色同士の織りなすハーモニー、控えめながらもどことない心地良さを感じました。
7月22日まで開催されています。
八重樫ゆい「初夏と習慣」 MISAKO & ROSEN
会期:6月24日(日)~7月22日(日)
休廊:月曜、祭日
時間:12:00~19:00(火~土)、12:00~17:00(日)
住所:豊島区北大塚3-27-6
交通:JR線大塚駅北口より徒歩約10分。
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