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アーノンクール氏、「京都賞」授賞式出席のため来日

先ほど、何気なくボヤーッと「NHKニュース9」を見ていたところ、何と京都の国際会館のステージに、あのニコラウス・アーノンクール氏が立っているではありませんか。何十年ぶりかの来日公演の予定は、確か来年だったはずなので、私の見間違いかと思いきや、「京都賞」の授賞式出席のために先日から来日していたのだそうです。これは全く知りませんでした。

京都賞授賞式 3人が受賞(NHK・映像付き)

ちなみに「京都賞」とは、京セラの創業者である稲盛和夫氏による稲盛財団が、「科学技術や文明の発展に貢献した人に贈る」(記事より引用。)賞とのことで、アーノンクールは、思想・芸術部門にての受賞ということなのだそうです。大変にお目出度いお話ではありますが、賞金もこれまたなかなかお目出度いビックな額でして、何と5000万円。NHKのニュースの映像では、随分と緊張した面持ちのアーノンクールが、メダルを首からぶら下げ、こちらを凝視するシーンが数秒ほど流されておりましたが、何十年ぶりかの来日が、このような形で来年の公演に先駆けて実現するとは思いもよりませんでした。

京都賞の受賞を記念したシンポジウム、「アーノンクール・イン・京都」(PDFファイル)という企画も、次の土曜日の12日にも予定されているのだそうです。氏にとって非常に久しぶりとなった日本は、どのようにうつったのでしょうか。あまり大きな話題ではありませんが、「極度の飛行機嫌い。」や「時差ぼけが酷い。」など、根拠の怪しい憶測も飛び交った、日本では半ば伝説的な存在であるアーノンクール。その来日はあまりにも突然だったようです。
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