毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『8月のクリスマス』

2006-03-17 23:19:26 | MOVIE
出演:ハン・ソッキュ、シム・ウナ
監督:ホ・ジノ
1998年 


 写真館を営むジョンウォンと交通指導員?のタリム。
暑い夏の日に写真を現像に出すため、ジョンウォンの写真館にやってきたタリム。
そこで出逢った二人がお互い静かに惹かれていくのだが、
彼には彼女に話していないことがあった・・・


 私はこの映画が大好きです。
派手な映画でもなく、大恋愛でもなく、
普通の日々が淡々と描かれているんだけど
それが決して退屈なものではなく全てが優しさに満ち溢れていました。
彼は笑顔が素敵で温かくて大きな優しさを持っているんだけど
時には理不尽な自分の運命に取り乱してしまう時がある。
映画の大半は静かな時が流れている中で、
ほんの一瞬取り乱す彼の行動が余計に悲しみを誘う。
自分の事よりも彼女の事を最後まで考えてあげて
行動する彼に大きな優しさを感じました。
投函されなかった彼女への手紙とともに・・・

 一つこの映画で残念なのは、日本語の字幕で
ジョンウォンを呼ぶ時の訳が「おじさん」になっている所。
確かに彼女が彼を呼ぶ「あじょし」は日本語では「おじさん」
なんだけど、日本で使う「おじさん」とはちょっとニュアンスが違うと
思うんだけど。可愛らしいシムウナが「おじさん」と相手を呼んでいると
まるで援助交際でもしているかのように聞こえる。
ドラマでもよく聞く「おっぱ」も「お兄ちゃん」って訳してあるけど
あれにもいつも違和感を感じる。


 題名だけ見て借りてきた映画だったけど、この映画を見て韓国映画にはまりました。
今では韓流ブームのおかげでレンタル屋さんにもたくさんの韓国映画が
並んでいますが、私が初めてこれを見た頃は今ほど置いてなくて
しかもハン・ソッキュが出ているものが多かったので
私の中の韓国の俳優さん=ハン・ソッキュのイメージだったので、
韓国の俳優さんはイケメンというよりは演技派なんだぁと勝手に思っていました。

 この映画、日本でリメイクされています。
主演は山崎まさよしなので、イメージは合ってると思います。




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