嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

たぶん、突き刺さる言葉のために

2005年07月29日 23時09分56秒 | 駄文(詩とは呼べない)
たぶん僕は、
突き刺さる言葉を探しているのだと思う
どんな言葉も
僕の中で忘れられていく
僕を通過して
僕の横を通り過ぎて
僕をかすめて
言葉は僕に刺さらない

僕に刺さる言葉を
僕が探すこと自体が
おかしな話かもしれないが
でもきっと、たぶん、ぼくはきっと
そういう痛みを
どこかで探しているのだと思う

言葉が僕を超えて
僕の知らない言葉が
僕の後ろで暴れて
僕はその風に乗せられて
ただぐるぐる回って
巻き込まれてる事も気付かずに
ただただ僕は音楽を聴くように

言葉が時を超えて
僕の知らない言葉が
ただ、僕を紡ぐように
僕の中で暴れるから
だから僕は寒い嵐の夜も
一人でジッと
孤独の唄を歌う

言葉が海を越えて
ただ、向こうに伝わる時も
波紋の動きだけを
ただ、ありのままに眺めるように
みなもの王冠は
ただただ孤独を守る

言葉が
言葉だけが
僕を貫くように

僕が
僕の中だけが
僕の世界であるように

孤独が
孤独な魂が
病んだ時を刻むように

ただ、僕の言葉は
短い時計の内側で忘れられていく

時々、今が見えなくなる

ぼくは、すべてをわすれていく