冒険をしよう
一歩一歩、時を踏みしめる僕らの大地が、
死に神の衣で、僕らにまとわりついてきても
冒険をしよう
あすを夢見る、羽の生えた妖精が、
子供達の血液を 盗んでいったとしても
冒険しよう
眠るたびに夢見る僕らが
たとえ現実の強風で、その夢を思い出せないフリしても
冒険せよ
二つを交わすための約束が
たとえ一つを放棄するように
眠らない刃で剣を磨いたとしても
冒険譚
読んでいる君のために語られる
君だけが追いかけるストーリー
冒険
消えていく世界で
何かをつくり続ける読者であるように
ぼうけん
いまのきみに与えられる
最高の栄誉を掴み取るための はなし。
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