老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ちりぬるおわか

2015-09-18 10:42:49 | 俳句
この4,5日のしりとり俳句から。
参加している方々には、無断だが、インターネット は、いつでも誰でも、ページを開くことができるから、お許し下さい。
私の好きな句を並べました。

      いなご飛ぶ四葉を探す手を掠め   灌木
      
      秋の日やカラマツの詩口遊む   杜人

      地虫鳴く三太逝きたる寂しさに   アネモネ

      鬼城忌や五月句会の小さき部屋   ぴのこ

      真新しき色鉛筆や小鳥来る   陶子

      迷い子の握りしめたる木の実かな   侘助

      縁側へお銚子一本虫時雨   善照

      偶然の出合ひ装ふ芋煮会   魁仙
      
      時々は空の渋滞小鳥来る   てまり

      猫じゃらしよべの雨滴を落としけり   ラスカル

      閨の月公爵夫人膝を立て   猫髭

しりとり俳句にルールがある。17文字の中から好きな言葉や季語を見つけて繋いでゆく、のと難しいのが 最後の1文字を繋ぐやり方。(らりるれろ)で終っていると四苦八苦する。
私はなるだけ(らりるれろ)で終わらないよう、気をつけるがどうしてもの時もある。
繋いで下さる方はベテランさんで、語彙も豊富だから、いらぬ気を使っているのかも知れぬ。

ひとりよがりと偏見で、選ばさせてもらつった。
私の勉強の場である。このしりとり俳句の場がなければ、無味乾燥の毎日だった。




      








  


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