あかさたな

この２～３日の　しりとり俳句を抜粋した。


　　　　　
　　　　　＊　　　ひょうひょうと独り暮らしやねこじゃらし　　　ぴのこ
　　　　　＊　　　ピアノ弾く娘よりレモンの香りかな　　　
　　　　　
　　　　　＊　　　西瓜切りたてマラソンの給水所　　　かげお
　　　　　＊　　　八月の別れの海の光かな　　　猫髭
　　　　　＊　　　水割りの氷足したる夜長かな　　　とき
　　　　　＊　　　いちめんに生えて九月のひかりごけ　　　アネモネ
　　　　　＊　　　街川に潮立ち上がる秋の風　　　ミーコ
　　　　　＊　　　大根蒔く風の適期となりにけり　　　みどり
　　　　　


抜粋して、書いてみると、読んでいる時より心に響く良い俳句ばかりだ。詠み手、作者の気持ちが乗り移ってきた。素晴らしい句が並んでいる。この、２～３日の句だから、遡ればもっともっと良い句が有るが。
今に、俳句界を牽制する句が、あまた散らばっているではないか。
皆さん、良い機会を与えて下さり、改めてお礼申しあげます。
又、間違った、文法の指摘、知らない、隠された名句の観賞コーナー、目から鱗がいっぱいだ。
狭い結社の域を飛出し、広い、広い世界が在ることに気づかさた。

今後ともよろしく。