映画時々お酒

心と体に栄養を♪

ボーン・スプレマシー

2005-02-22 22:43:00 | 映画
「ボーン・アイデンティティー」の続編で、マット・デイモンが再び主役を務める。現在公開中。

記憶をなくした優秀なCIAエージェント、ジェイソン・ボーン。いまだ記憶が完全に戻らないままではあるが、愛する人としばらく平穏な生活を送っていた。しかし極秘作戦に関わっていた彼は、またもスパイ同士の抗争に巻き込まれてしまう・・

普通のハリウッド映画のような派手な主役に派手なアクション、彩を添えるグラマー美女もなく、大袈裟な話でもない。しかし全米No.1ヒットを記録し、前作より多くの興行収入をあげた。
限りなく一般人っぽいマット・デイモンが凄腕のスパイであるってとこがポイント。カーアクションは今回も派手だったけど、(と言うかそこが見せ場なのでかなり撮影に力が入っている。でも通常のハリウッドアクション映画に比べると控えめ)、彼のとる行動はすごく現実的でリアリティがある。特撮がなく、本当に体を張ったアクションしてるし、それがヒットの要因かも?

それにしても、CIAに限らず、諜報機関って、こんなことにこれだけの人とお金をかけるのか、とちょっとはたから見るとばかばかしく思えたりして^^;ボーン一人を追跡するのに、指揮官の指示一つですごい人数と最新の機械がフル活動し始めると言うのは・・どっかおかしくない?でもこれが事実で実際行われているんだろうなあ、と妙に納得してしまったりします。

オペラ座の怪人

2005-02-21 23:39:00 | 映画
ご存知、大ヒットミュージカルの映画化。現在公開中。

わがままなプリマドンナ(意外な配役?ミニー・ドライバー)の代役に抜擢されたクリスティーヌ(エミー・ロッサム・・「デイ・アフター・トゥモロー」で主人公のGF役)は見事にそれを果たす。新しくオペラ座のパトロンとなった青年貴族は、実は彼女とは幼馴染。再会を喜ぼうとするが、彼女はオペラ座の地下に住むと言う伝説の怪人に連れ去られてしまう。実は彼女は怪人を亡き父が使わした音楽の天使と思っており、孤児で孤独だった彼女は、彼に対して父親への愛情のようなものを抱いていた。しかし幼馴染の青年が現れたことで、彼女の心は大きく揺れ動く・・

ドラマチックな音楽、派手なオペラ座の舞台、対照的な不気味な地下、歌姫に青年貴族に謎の怪人と、魅力的な材料が揃ってます。また舞台と違って、人物の顔がクローズアップになるので、表情の変化が良くわかり、感情移入しやすいので、もう思わずうるうるする場面も*(うるうる)*

監督だったか、プロデューサーだったか、主人公は若く見えるのではなく、若くなければいけない、とこだわったそうですが、撮影当時17歳だったエミー・ロッサムは、咲きかけた花のつぼみのようで、若々しく瑞々しく生命力に溢れ、勇敢でハンサムで非の打ち所のないパーフェクトな青年貴族も、謎の怪人も、彼女を愛さずにはいられないのも納得の美しさです。
怪人が創ったオペラ、「勝利のドン・ファン」では、怪人が主人公と入れ替わり、ヒロインとオペラを演じるのですが、それがもうとてもエロティックでぞくぞくします*(ハート6つ)*

怪人役はジェラルド・バトラー。ロックっぽい歌い方(元ロック歌手だそう)がセクシー♪「トゥーム・レイダー2」ではララ=アンジェリーナを裏切る役でちょっと情けなかったけど。
エミー・ロッサムはオペラを学んでいた本格派、青年貴族役のパトリック・ウィルソンはミュージカル役者。唯一吹き替えされたのはミニー・ドライバーですが、実は彼女は歌手デビューしてるのね。エンディングで流れている曲はミニー自身の歌声です。

恋愛適齢期

2005-02-05 23:20:00 | 映画
ベテラン、ダイアン・キートン(この作品でアカデミー賞主演女優賞ノミネート)とジャック・ニコルソンが共演。キアヌ・リーブスも出てます。公開済みでビデオ、DVDなどで見られます。

若い女性にしか興味がない60代の独身男が、若い恋人の自宅で心臓発作に見舞われ、そこに居座ることになる。そこにはバツイチのキャリア・ウーマンである恋人の母親がいた。

離婚後仕事一筋だった母親が、思いがけず自分の隠された気持ちに気づいていくのが新鮮です。活動的でてきぱきした元気のいい、でも感性がまだ枯れていない中年の女性は、とても魅力的で、こういうふうになりたいなあ、と思いました。(しかも役柄上キアヌがぞっこんに惚れると言う・・おいしすぎる・・^^;)

若い人には、ちょっとまだ理解出来ない部分が多いと思いますが。今後のご参考にでも。私はいろいろ共感出来る部分が多かったです(笑)。

オーシャンズ12

2005-02-05 22:58:00 | 映画
「11」でこけたくせにやっぱり見に行きました。結果・・今回は面白かった!
「11」が面白くない理由をずっと考えているのですが・・もちろん面白かったと言う人も大勢います。私が面白くなかった理由は、(もしかして以前言ったのかもしれませんが)自分の持っていた「仲間」のイメージと違う、盗みの方法が目新しくない、主人公が女に執着しすぎ、の3点です。
お話的には、今回もご都合や仲間内のワルノリネタもあるのですが、続編と言うことでむしろ今回は許してしまえました。盗みの方法よりも、強力なライバルや正体不明の人物、復讐に燃える人物、元彼女の刑事など、脇役キャラが充実しているので、それで盛り上げてくれます。また最初は人数が多すぎると思えた仲間も、それぞれのキャラの個性が描かれて、前作より親しみがもてるようになりました。
新キャラ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズとヴァンサン・カセルがすごく良いですよ~♪
結局今回も、女が重要なポイントだったのです^^;オーシャンズ仲間は、女難の相あり!?

ところでこれを覚えておくと、より笑えます。オーシャンことジョージ・クルーニーは’61年生まれで、撮影時は43歳。ブラッド・ピットは実は彼とはたった2歳しか違わない(41歳)のです。でも外見はね・・
また大物俳優がワルノリネタに乗ったらしく、それに助演?してます。裏ネタ知っておくとより楽しめます♪