孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

餓鬼のお祭りのお膳立て

2016年01月11日 | 日記
毎年、この時期になるとマスコミが面白おかしく報じる所為もあってか、各地の荒れる成人式の映像が茶の間に流れてくる。

今年も例外ではなかった。そして、この幼稚な『成人』たちは、年々その程度が劣化しているように感ずるのは私だけだろうか。



以前、ブログネタにした事があるような気がするが、私のときは、ああいう官製の式典など心から小馬鹿にしていたので、招待状が届いてもまったく出席する気にもならず、当時の私には、成人式など他人事であった。

衣装に、髪結いに、それなりの「経済効果」がある訳だから、この社会現象は大人たちにとっては「良し」とするものなのだろう。



当然、衣装代など自前であるわけがないのだろう。全部親のお膳立てに決っている。和服のような格好をすれば、日本文化を尊び継承しているように見えるが、とんでもない。あの餓鬼どもは日本の伝統文化を冒涜しきっている。

「粋」とか「乙」など微塵も感じさせず、年末の「ハロウィン」のときの化け物ごっこと、どこが違う?



こういう幼稚な餓鬼どもが繰り広げる醜悪な式典に少しでも我々の血税が使われているとしたら、情けなくなってくる。

金と手間をかけて、馬鹿者を作っているようなものではないか。

   見てみたい
         新成人の
              親の顔

グローバル企業は英会話番組を作ったら??

2016年01月10日 | 英語関連
最近、テレビに子供・幼児向けの英会話教室のCMが盛んに流されていて、単純に文科省の英語教育若年化政策に呼応しているようで、憂慮せざるを得ない。

子供向けの英会話教室といっても、中身は多分英語に親しみを植えつける程度で、簡単な挨拶とか、動物や食べ物の名前などを絵で示して覚える「お遊び」だと推察する。

よく書店の入り口や、ファミレスの入り口などに置いてある無料求人情報誌を眺めると、英会話教室のチェーン展開をしている企業が、盛んに講師の募集の広告を掲げていて、どれも対象が英語が少し得意だった主婦を対象としていることから、専門的な語学の力量などなくてもいい、「英語が好きだ」レベルの主婦で結構、という募集側の魂胆が分かる。

この風潮は、当然政府の早期英語教育の政策を受けてのことだろうが、増えつつある外国人観光客や2020年の東京五輪なども影響しているのかもしれない。

いわゆる「グローバル企業」が積極的に、社内での英語公用語宣言をして、英語ができないと仕事に支障をきたすような印象を社会に与えていることも、この風潮に大きく影響しているのは間違いない。



義務教育で6年間も英語を勉強してきたのに、外国人に道案内もできない・・・。これではダメだ。今までの英語教育は読み書きだけに比重をかけすぎて、コミュニケーションツールとしての教育を怠ってきた結果だ。



グローバル化の流れに遅れないためには、もっと早くから話せる英語を教え込む必要がある。そうでないと、日本は世界の流れに乗り遅れ、将来は危ういものになる。

ざっと、こんな感じで今の風潮が出来上がってきたようだ。以前の経営者は社内の英語公用語などあり得ないと笑い飛ばしていた自動車メーカーも、社長が交代すると英語を社内公用語にすると発表したことがニュースとなったほどだ。



世間の外国語アレルギーの強い親御さんたちは、せめて我が子には英語くらい話せるようになって欲しいと思うようで、そういう大人たちは特に積極的に、幼いうちからその手の教室に通わせたり、教材を購入したりするのだろう。

昨年、次男がインドネシアに出張してかえって来た時、ボソッと「高校のときもう少し英語をまじめにやっておけば良かった・・・。」と呟いていた。

初孫なっちゃんが、「エービーシーディー・・・」とABCの歌を得意げに歌ってくれたので、「なっちゃん、その歌幼稚園で覚えたの?」と聞くと、「パパとお風呂に入るとき歌うんだよ。」と教えてくれた。

どうも、風呂場の壁にアルファベットの一覧表がはってあるようで、お風呂で一緒に歌って覚えたらしい。

それを聞いて、私は何とも複雑な気分になったものだが、こういう親御さんたちが全国には五万と存在するんだろう。それを英語教室のテレビCMは、さらに煽って商売にするわけだ。

しかし、どう考えても今の風潮は良くないものだと思うのである。自分の過去を冷静に考えたとき、中学、高校で学んだ読み書き中心の英語の授業はまったく無駄ではなく、むしろ大変役に立っていたと感ずる。

当時は、そもそも話す必要性は特になかった所為もあるのだろうが、その後に話し言葉としての英語を覚えようと発奮したとき、中高生で覚えた読解・文法の知識は大きな礎となっていた。

社会人になって、仕事上英語を使わざるを得なくなっても、話すだけでは不十分で、むしろ読んだり書いたりすることの方がずっと重要になるのは、それを経験してみれば容易に分かる。

いずれも日本を代表する「グローバル企業」なのだから、日本人の英語コンプレックスを払拭するため、つまらないスポットCMに金をかけたり、下らないバラエティー番組のスポンサーとなるくらいなら、15分番組でもいいから、英会話習得を目的とした教育番組作成のスポンサーとなって、子供から大人まで、せめて外国人観光客に道案内できるように先導することを考えてみたらどうだろうか?




台北、やることリスト

2016年01月01日 | グルメ
新春のお慶びを申し上げます

    皇紀2676年、平成28年 元旦



今年の最初のイベントは、何と言っても14日から3泊4日の台北旅行である。

私にとっては、昨年に続いて3度目の台北訪問になる。20代の頃、仕事で一度だけ台北を訪れているので、正確には4度目だが、そのときは取引先の重役を台北に送り届けてから、台北支店に挨拶しただけだったので、実質3度目の訪問といえる。

今回の訪問は何と言っても16日の総統選挙にあわせての台北訪問なので、訪れたい観光地はいくつかあるが、予定は大まかに決めておくだけにしておくことにする。

強いて「やることリスト」を挙げれば、次のようになるだろうか。

1. 立法院近くを散策し、「TAIWAN グッズ」を購入する。



   一昨年3月、「ひまわり学生運動」で学生達が占拠した立法院近くを歩き、「TAIWAN 支援グッズ」をお土産に購入する。

2. ドキュメンタリー映画『湾生回家』を観る。



一昨年の大ヒット映画『KANO』に続いて、昨年の大ヒット映画『湾生回家』を観る。多分、映画館ではもう上映されていないので、国家電影資料館を訪れて、DVDで
鑑賞する。同時に、二二八事件を扱った名画『非情城市』も鑑賞したい。DVDショップで手に入るようならお土産にDVDを購入する。



3. チャーハンと麺類を食べ歩く。

過去2回とも本場のチャーハンと多彩な麺類を堪能し損ねたので、今回はこの2種類に集中して、味わうことにする。



台湾では、『KANO』にしろ、『湾生回家』にしろ、日本に関連する映画が2年続けて、特に若者達に爆発的なヒットをしている。

しかし、2本とも優秀賞は取り逃がしている。それは、審査する側が支那出身の外省人で占められているからで、日本を良く扱う映画は毛嫌いするからである。

今回の台北訪問時は、あちこちで目にした支那からのゴキブリのような団体客は台湾にいないはずである。民主的な台湾の選挙を支那人に見せたくない支那共産党が、自国民に台湾への渡航を禁止しているからである。

昨年訪れた故宮博物院は支那人で溢れていたので、満足に見学できなかった。メールで確認したところ、15日、16日両日とも開館しているという丁寧な返答メールが届いた。

京劇と併せて、こちらも満喫したい。