孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

豊洲の次は、受動喫煙で決まりよ。

2017年05月27日 | 政治ネタ
愛煙家はますます煙たがられているのだと分った。

私も、白状すると高校三年の秋頃からタバコの味を覚え、禁煙した44歳まで25年間吸い続けた。毎日最低20本は吸っていたので、ざっと見積もって、約19万本吸ったことになる。

タバコと肺がんとの因果関係は明確ではないと信じているのは、私の明治生まれの祖父が愛煙家であって、しかも愛用の煙管(キセル)で刻みタバコをしょっちゅう吸っていたからだ。肺の病気には無縁で、ほとんど老衰で他界したのが確か80歳だった。

晩年の2年間くらいは刻みタバコから、しんせい⇒ハイライト⇒セブンスターと吸うタバコが変わっていき、確か日に1.5箱くらいは吸っていたように記憶している。

私は脳疾患で入院した際に、自然に吸わなくなり退院してからもまったく吸いたいとは思わなくて、それが今日まで続いている。

子供たちがまだ小さい時はアパート暮らしだったが、流石にそのときは私も「ホタル族」になって、外に出てベランダでよく吸ったものだった。

しかし最近、それも出来なくしようとする人たちが出現したようだ。新聞記事によると、以下の通りだ。


産経ニュースより・・・・・


集合住宅などで近隣住民によるたばこの受動喫煙に悩む被害者らが5月19日、「近隣住宅受動喫煙被害者の会」を正式に発足させた。

東京都千代田区で開かれた設立総会で、荻野寿美子代表は「誰ひとりとして、たばこで悲しんだり苦しんだりする人を生み出したくない」とあいさつ。

会では今後、弁護士会へ人権救済を申し立てたり、「ベランダ喫煙禁止法」の制定を求め国へ申し入れをしたりする予定だ。

会によると、被害者の会には住宅での受動喫煙の被害者らから問い合わせがあり、19日までに約500人が会員登録した。

 近隣住民による受動喫煙をめぐっては、トラブルを避けるため苦情を言えない被害者が多い。同会役員の岡本光樹弁護士は「住居での受動喫煙の相談を年間約40件受けてきた。個別に解決策を助言してきたが、法律や条例の制定による抜本的な解決を目指したい」と抱負を語った。

・・・・・・・・・以上、抜粋。


荻野寿美子代表とは、愛煙家だったお父上を肺の病でなくされた女性で、タバコをこよなく憎んでいるそうだ。

そして、彼女たちが人権救済を申し立てた弁護士会は、第二東京弁護士会、いわゆる『二弁』で、反日左翼系の過激派弁護士や国旗や国歌が憎くてたまらない人権派の弁護士が多く所属している集団だ。

ハハーンと思っていたところ、この動きにすかさず反応したのが、都議選を間近に迎えて、キョロキョロとネタ探しをしていた小池都知事であった。

 次はタバコよ、タバコ!

JIJI.COM のネット報道によると、以下の通り。

『小池百合子知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」は5月25日、都議選(7月2日投開票)の公約に掲げる受動喫煙防止策を発表した。

飲食店や公共施設の屋内を原則禁煙とする、罰則付きの受動喫煙防止条例と、子どもを受動喫煙から守る条例の制定を打ち出した。』(抜粋)

「これなら、都議選の争点になり得るわ。」と、お得意の勘が働いたのだろう。

すでに、都知事選のときのような新鮮味は無く、都民のため、都民のためと言いながら築地市場のことなど結論先送りで、どことなく『ずる賢い』一面が浮き彫りになってきて、評論家の中には、「役立たずで、都知事の器ではない」と厳しい評価を下す方もたくさんいるようだ。

肝心の東京都民は、果たして自分たちが選んだ都知事をどう評価しているのだろうか?
お得意の厚化粧やマスコミを利用した下らないパフォーマンスで煙に巻かれないように、眼を見開いて都議選を迎えるようにお願いしたい。


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