孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

発狂!泥船船長

2017年09月28日 | 政治ネタ
政権交代選挙は、わずか8年前の夏行われた。

あの時は、麻生内閣に対する国民の失望が、朝日・毎日をはじめとする反日偏向マスコミ各社の、執拗な反政権プロパガンダで増幅され、反対にそれが鳩山由紀夫などのまったく未知な野党に対する勝手な期待を倍増させることとなった。

その結果、予想を大きく上回る308議席を獲得、中でも比例区の得票数は3000万票近くを獲得するという、選挙史上過去最高を記録したのだった。

この選挙結果を見れば、いかに当時の有権者がテレビ・新聞の煽りに載せられたかが理解できよう。実際、「街の声」も『自民党にお灸をすえる』とか、『今回は民主党にやらせてみる』などといったものをよく耳にした。

これまでは自民党や公明党に投票してきた層が、大きく反動した結果によるものだったことが良く理解できたものだ。


前回の東京都知事選挙のときも、これと同じ背景の下で、同じ結果を生み出した。

つまり、来る日も来る日も、テレビのワイドショーではマスゾエ都知事の悪事を話題に取り上げ、いわゆるネガティブキャンペーンを繰り返し、都民の失望感を煽りにあおった。

そこに登場した未知の候補者に対する期待度は、当然のように膨らみ、同時に野党候補者の顔をしかめたくなるような、えげつない女性スキャンダルも相まって、結果は小池都知事の誕生となったわけだ。

「敵を造って攻撃する選挙運動は巧みだ・・」などと、揶揄する評論家もいるが、あれからすでに1年経過した現在、果たして彼女の実績はどうだろうか?

彼女に期待して一票を投じた都民は、今の状況に満足しているのであろうか?? リセットなのよ。何か悪い?


現状に失望して、未知の者に期待をかける・・というのは、自然な情感なのだろうが、先に挙げた二つの例では、その結果がほぼ出ていると言えよう。

当時の民主党政権は、彼らには政権を担う能力などほとんど皆無であったし、日本を内部から崩壊させようとする、極めて明快な彼らの意図が存在していたことが分った。

民主党では選挙が戦えないということで、党名を変えてみたり代表を変えてみたりしたところで、中身が変容するものではない。

期待など出来ないが、「消去法」で代表になった、通称「立ちバック・前原」代表は、今度の総選挙には無所属で立候補するのだそうだ、

   男女関係ないです!

最大野党の代表が、総選挙で「無所属」での立候補・・・とは、寝起きの頭では到底理解できない。今の状況が読めなくて代表自らが自暴自棄になってしまったのだろうか。

 暴走機関車運転士です!


今や、「政界駆け込み寺」の様相を呈している「希望の党」こと、「失望の徒党」の党首は、いわば『駆け込み寺 管長、小池ゆり子』ということになるのか。

都政などはつまらないから、「リセットして、国政進出よ。アウフヘーベンよ。お分かり?」とでも言いたげに、毎日自分が話題の中心になって、ご満悦で夢想に耽っていることだろうが、都民のみなさん、選択は正しかったですか?

全国の有権者のみなさん、国家感が皆無だった野党に政権を取らせた結果、この国は崩壊まで後一歩ということになったのです。国家感のあるように演出する、「駆け込み寺・管長」に、この国を託す勇気がおありですか?


コメントを投稿