孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

紅白歌手、ドサ廻りのチラシ折込

2017年04月02日 | 芸能関連
今日の朝刊にあった折込チラシの中に、カラフルだがいような衣装を着た女性の写真が目に付いたので、(まるで小林幸子みたいだな・・・)と思って手に取ってみると、何と『小林幸子コンサート』のチラシ広告だった。

まだ、三月も先のコンサートのチケット割引のチラシで、きらびやかな衣装を着た彼女の写真と共に【いまチケットが入手困難な小林幸子コンサート!!】、【新たな感動のステージ、ついに幕開け!圧倒的「小林幸子の世界」!!】などの活字が躍っている。

  紅白の衣装、その一

【紅白歌合戦でしか見られない、あの衣装が目の前で見られました!!】というフレーズがチラシ中央に印刷されています。

  紅白の衣装、その二

よく見ると、『びっくり!歌と衣装の素晴らしさに驚きの連続!』(65歳、神奈川県)
とか、『テレビではこの感動は絶対伝わりません!言葉に出来ない素晴らしい体験!』(52歳、岩手県)。

さらに『あまりの綺麗さに会場中がどよめくんです。こんな光景初めてみました!』(64歳、ふj福島県)などなど、他にもいくつかの体験談が、びっくりマーク!をふんだんに使って載せてありました。

もしかして、どこかに小さな活字で、【※個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。】という但し書があるんじゃないかと思って探しましたが、どうもそれはありませんでした。

SS席 : 8000円のところ、6800円 (本日より5日間!!)
S席 : 7000円のところ、5500円 (同上)

全席指定の特別割引なのだそうで、ペラペラのB4紙の右隅には、印刷された切り取り線付きの郵便はがきに住所氏名連絡先を記入して、切り抜いて投函し、予約するシステムのようでした。

港町・焼津市の文化会館にあの小林幸子がやってくる、ということで、さぞかし地元の暇を持て余す老人たちは心弾んでいることだろうが、私は多分還暦をとうに過ぎた小林幸子がこうして日本全国をドサ廻りしているんだなあと知って、何か哀れさを感じた。

  還暦過ぎには見えません

それは、そのペラペラの胡散臭い折込チラシが、少しみすぼらしく安っぽい感じで、書かれている内容も、胡散臭い健康食品のチラシみたいだったことが大きく影響していたのだと思う。

地元漁師町の老人たちにとっては、いい暇つぶしになり、しかも冥土の土産としては丁度いい、話の種になることだろう。



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