孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

人工知能真っ盛りの未来は・・・

2018年06月05日 | 社会観察
大手自動車メーカーの指導者は、堂々と「自動車の製造業から、【移動】を商売とする」企業に変身するのだ、と宣言していた。

世界の趨勢は、ガソリンエンジンで動く自動車は無くして、電気自動車に切り替えようと動いている。

自動車部品の不良をゼロにすることは無理だとしても、それでも自動車事故は部品不良よりも、運転手自身が原因となる方が、多いのだという。それは統計がはっきりと示しているそうだ。

だったら、運転も人工知能(AI)に任せてしまえばいい。人間はただ乗ってるだけでいいのだ。

排気ガスは出さない環境にやさしい電気自動車を、人工知能が操作して、乗った人間や貨物を目的地まで、安全に移動するというのだ。

  電気製品ですか?


イノベーション(技術革新)は、生活様式を一変する。

それを私が実感したのは、ソニーのウォークマンの登場だった。それまでは、どちらかというと、でかくて音量の大きなラジカセが主流で、ニューヨークの若者などは片手で大きなラジカセを肩に載せて、大音量のディスコ音楽などを流しながら、通りを闊歩していた。

ウォークマンは、それを一変させてしまった。ショートパンツを履いた女性が、イヤホンでお気に入りの音楽を聴きながらジョギングすることが出来るようになったのだ。

以前、このブログにも書いたと思うが、私が学生の頃は、ほとんどの学生は広辞苑を持っていた。私も初めて神田の古本屋で広辞苑を買った時は、「これで、ようやく大学生になった・・」と思ったものだった。

高校生の時の英語の授業には、研究社の英語中辞典が欠かせず、時を経るごとに手垢で汚れていく事が、楽しくもあった。

それが、何と今の高校生たちは紙の辞書など持たず、電子辞書を持っているそうだ。何年か前、お子さんが高校に入学するにあたって、電子辞書を買い与えなければ・・と言っていた同僚の呟きから知ったことだった。

電子辞書なら、英語だけでなく、国語辞典としても使えるから随分便利になり、さぞかし今の高校生たちの教養は向上したことだろう。

孫のカナちゃんは4歳だが、スマホのおもちゃがお気に入りで、いつも欠かさず手にしている。オネエチャンのなっちゃんは、ママのスマホを見事に操り、遊園地に行った時の写真を見せてくれたりする。

今や小学生にもスマホを持たせる時代なのである。

  電話?ゲーム機?


売る方も、「需要」を作って、物を売り利益を増やそうと考えるのは、経済の当然の流れなのだろう。


  スマホ・デビューはいつ?


運転手が運転する必要のない自動運転の電気自動車が走るようになれば、今の運転免許証など意味がなくなるのだろうか?

小学生や中高生たちは、通学用電気自動車で学校に通う時代が来るのだろうか?

少なくとも、コンビニに高齢者の運転する自動車が突っ込むことは無くなるのなら、それも、まあ、いい時代になった。イノベーション万歳となるのだろうか?

今も昔も「事大主義」

2018年06月05日 | 政治ネタ

「事大」とは、大きなものに仕えることという意味で、「事大主義」とは、自分自身のしっかりした信念、定見をもたないで、そのときどきの勢力の強いものになびき、服従していくという考え方である。

学校では近代史をほとんど教えないので、この辺りのことは知らなくて当然、というムードがあるのだが、実は幕末から明治にかけての歴史をしっかり学ぶことが、その後の歴史観の醸成には最も重要なのではなかろうか。

幸い、今は興味や関心さえあれば、インターネットで様々な情報に接する事ができ、自らの判断で取捨選択して、歴史を知識として得る事が可能である。

例えば、日清戦争について調べると、必ず朝鮮半島情勢と共に、「事大主義」という言葉が出てくる。それほど、朝鮮と「時代主義」は切っても切れない関係なのである。

今や世界の耳目は、東アジアに集中しているかと思えば、日本のテレビは、いまだにモリだのカケだのという空虚な話題に、無理やり国民の関心を注ごうとしている。

何が気に入らなかったのか、自分の叔父さんを銃機関銃で処刑した後、飢えた猟犬に食べさせ、お兄さんは毒ガスで暗殺した、猟奇的な独裁者が、今や笑顔を振り撒く、まるで平和の使者のような振る舞いを世界中に発信している。

この違和感を、日本のマスコミは一切伝えないようにしているのは、不気味ですらある。それどころか、南朝鮮のブン・ザイトラ大統領と抱き合ったり、仲良く手をつないで歩いたりしている場面を、何度も何度も流して視聴者の脳裏に焼き付けようとした。

  おお、気味悪い・・


来週、米朝のリーダーが会談するするのか、しないのか。会談予定の場所は、シンガポールということで、私はかつてそこに1年弱住んでいたので、かなり土地勘がある。

別名、『明るい北朝鮮』と呼ばれる独裁型のお国柄、今回の会談場所としては、何だか初めから北朝鮮一色みたいな雰囲気が漂うが、ここは米国の良識を信ずるのみで、日本としては、例によって金だけむしり取られるような事にならないのを祈るのみだ。


  見よ、この作り笑いww


EUはアジアなど遠い辺鄙な地域だという感覚なので、平和、平和という言葉のみに浮かれてしまっているみたいだ。

何を血迷ったか、南北の指導者にノーベル平和賞を、などという声も聞こえるそうだ。あのオバマ大統領が、一度の演説で獲得したノーベル平和賞は、所詮その程度のものなので、まったく可能性はゼロではないだろう。
ノーベル平和賞だあ~


それにしても、あのカメラ目線で作り笑いする、ブン・ザイトラ大統領の薄気味悪いことといったら無い。冗談ではなく、わたしは見るたびに鳥肌が立つのだ。