孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

危険運転より恐ろしい高齢者ドライバー

2017年10月22日 | 社会観察
ちょっとしたことで頭にきたドライバーに、ピタッと後をつけられて煽り運転をされて、しつこく嫌がらせされた上で事故になり命を落とすことになる事件が起きた。

高速道路で、前を走る車が急停止したら、私は恐らくパニックになり悲惨な結末になることは容易に予想できる。

近くに完成した新東名高速道路では、11月から一部区間が時速120kmに引き上げられるそうだが、私はむしろ全線時速90kmくらいに下げた方がいいのではと思っている。

何度か利用したが、ほとんど単調な直線で、特にトンネルの中では軽い睡魔に襲われて、怖い思いをしたものだ。

  危険運転だらけの高速道路

車間距離を充分とって走りたくても、後ろにピッタリつかれたらどうしようもない。夜間のトンネルなどで、ルームミラーに後続車のヘッドライトが迫ってきて追突寸前になったような恐怖は、高速道路でなくとも、国道バイパス走行中でも頻繁に経験した。

そのバイパスのインターチェンジでよく一旦停止をしない車の取締りをやっていて、地元では知らない者はいないほどだが、肝心のバイパスを走行しているトラックなどは、ほとんどが制限時速を遵守していないで、好き放題にスピードを出している。

警察は、なぜそちらを取り締まらないのか、私は不思議でならない。

  恐ろしい「走る棺桶」

原発ゼロというテーマでは、議論沸騰となるのだが、交通事故での死亡者は年間4~5千人である。これでも減少してきたのだが、ほんのちょっと前は、毎年1万人くらいの人が、交通事故で死亡し続けていた。

自動車は高性能になったが、運転者の運転技能はそれに比例して向上しているとは思えない。むしろ、その逆で、年々高齢者が増えてきて、注意力や集中力が衰えていく運転者が増殖しているのだ。

  今でも発生する事故

近所に買い物に出かけ、ほぼ満車状態の駐車状態のスーパーマーケットに入っていくと、店内の客はそのほとんどが白髪頭の高齢者ばっかりで、驚愕させられる事がある。

高齢者といえども、エンジン音のしないハイブリッド車を運転している昨今、突然無音で隣に止めてあった車が動き出し、ドキっとする事がある。

事故を起こして、歩行者を轢き殺してから、「ブレーキとアクセルを踏み間違えたかもしれない・・・」では、亡くなった方も浮かばれないだろう。

  怖い高齢者ドライバー

自動車メーカーは、こういう状況が続いている中で、無人運転の自動車を開発中だという。これまでも、これからも人の命を奪い続ける乗り物を作って売って金儲けるのも商売なのだろうが、自動車メーカーとして今の悲惨な現状を「改善」する手立てを考えているのだろうか。