先週末に青春18キップ+グリーン券の長旅で目指した先は、私の母校のある北関東の街だった。そこは、関東圏に含まれるのだが、お国言葉は我々には東北エリアに入れたくなるほど訛りの強い、独特な抑揚がある。
昔から寿司に入れる干瓢の産地であるが、最近では「餃子の街」だとか、「ジャズの街」、「カクテルの街」などと、様々な肩書きをつけていた。
母校の工学部は、雷研究でもよく知られているのだが、それはその街が雷の多発地域であるため研究するのには持って来いの土地柄だったからだ。
また最近では地震も多くて、学生の頃私が地元の人から聞いた、『野州名物は、地震・雷・ブス・干瓢』という言葉もまんざら嘘ではないと納得できるようだ。いや、ブスに関しては、仙台の大学に進んだ人にいわせると、「宮城は多分日本一だろう・・」と反論する。
下野の女性の為に、これ以上話題にするのは控えたい。
昨日、DVDレンタルショップにふらりと寄ったら、懐かしい映画「遠雷」のDVDが目に留まったので、借りてきて先ほど観終えたところだ。
トマトマンを永島敏行が好演!
立松和平原作の小説を、根岸吉太郎監督がメガホンを取り、私の好きな永島敏行が好演している恐らく私の好きな邦画のベスト5に入る1本である。
この話の舞台こそ、私の母校のある「餃子の街」で、そこでトマトのハウス栽培を営む農家の次男坊の周りで起きる、様々な社会現象を織り交ぜた、2時間15分の長編青春ドラマである。
脇を、藤田弓子、ケーシー高峰、森本レオ、原 泉、蟹江敬三らが固めて渋い演技を繰り広げ、中でも主人公の満男(永島)と結婚するあや子役の石田エリの超爽やかな演技と見事な姿態、満男の幼馴染の宏次役のジョニー大倉の朴訥な演技は秀逸である。
女性をめぐって・・・
映画には、私がほんの二日前に降り立ったJRの駅前もシーンもあり、現在との変り様がよく分った。
映画では、なるべく方言を忠実に反映したかったのだろうが、残念ながらさほど忠実ではない。しかし、俳優たちがあの土地の言葉のアクセントを覚えるには、それは少し荷が重過ぎるだろう。
話は、田舎の嫁入りの最中にちょっとした悲劇が重なって終わるのだが、途中ザリガニ釣りやホタル狩りなど、郷愁をそそるシーンもあって、心をなごませてくれる。
また、10年位して行く元気があったら、母校を再訪してみようかと考えている。
昔から寿司に入れる干瓢の産地であるが、最近では「餃子の街」だとか、「ジャズの街」、「カクテルの街」などと、様々な肩書きをつけていた。
母校の工学部は、雷研究でもよく知られているのだが、それはその街が雷の多発地域であるため研究するのには持って来いの土地柄だったからだ。
また最近では地震も多くて、学生の頃私が地元の人から聞いた、『野州名物は、地震・雷・ブス・干瓢』という言葉もまんざら嘘ではないと納得できるようだ。いや、ブスに関しては、仙台の大学に進んだ人にいわせると、「宮城は多分日本一だろう・・」と反論する。
下野の女性の為に、これ以上話題にするのは控えたい。
昨日、DVDレンタルショップにふらりと寄ったら、懐かしい映画「遠雷」のDVDが目に留まったので、借りてきて先ほど観終えたところだ。
トマトマンを永島敏行が好演!
立松和平原作の小説を、根岸吉太郎監督がメガホンを取り、私の好きな永島敏行が好演している恐らく私の好きな邦画のベスト5に入る1本である。
この話の舞台こそ、私の母校のある「餃子の街」で、そこでトマトのハウス栽培を営む農家の次男坊の周りで起きる、様々な社会現象を織り交ぜた、2時間15分の長編青春ドラマである。
脇を、藤田弓子、ケーシー高峰、森本レオ、原 泉、蟹江敬三らが固めて渋い演技を繰り広げ、中でも主人公の満男(永島)と結婚するあや子役の石田エリの超爽やかな演技と見事な姿態、満男の幼馴染の宏次役のジョニー大倉の朴訥な演技は秀逸である。
女性をめぐって・・・
映画には、私がほんの二日前に降り立ったJRの駅前もシーンもあり、現在との変り様がよく分った。
映画では、なるべく方言を忠実に反映したかったのだろうが、残念ながらさほど忠実ではない。しかし、俳優たちがあの土地の言葉のアクセントを覚えるには、それは少し荷が重過ぎるだろう。
話は、田舎の嫁入りの最中にちょっとした悲劇が重なって終わるのだが、途中ザリガニ釣りやホタル狩りなど、郷愁をそそるシーンもあって、心をなごませてくれる。
また、10年位して行く元気があったら、母校を再訪してみようかと考えている。