孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

民放が紅白で騒いでどうする!

2016年12月19日 | テレビ・ラジオ
いったい民放テレビ局のプロデューサー達は、いい番組、観て良かったという番組を作ろうという気概があるのだろうかと疑問を感じてしまう。

どのチャンネルに変えても、出ているゲー人は代わり映えせず、番組の内容もどれも似たようなオチャラケものが多い。

自然とテレビは観なくなってきて、私は今では朝夕の時計代わりの報道番組意外、ほとんど見なくなっている。

特に年の瀬になると、NHK紅白歌合戦に誰が出場するか、何の歌を歌うのか、民放のワイドショーや報道番組で大騒ぎするのは、まったくどうかしている。

私が最後に紅白歌合戦をテレビで観たのは、司会が加山雄三のときだった。少年隊の「仮面舞踏会」という歌を、間違って「仮面ライダー」と紹介したのでよく覚えている。ネットで調べたら、それは1987年年末のことだった。30年前だ。

その時も30分ほど観ただけでチャンネルを変えたと思う。

Youtube で検索すると、当時の映像を観ることができた。

  加山雄三、49歳?

加山「さぁ!若さには、若さで。白組のトップバッターは、少年隊!オィ!はりきって行こうぜ!紅白、初出場、少年隊! 仮面ライダーです!!」


  少年隊、初出場

  ケチついたなぁ

生放送なので、こういう間違いはご愛嬌なのだろう。

大晦日の夜のゴールデンタイムを飾る番組であったのは、もう過去のこと。民放でもう少しまともな番組を放送すれば、あんなマンネリを絵に描いたような歌番組は一部のマニアしか見なくなることは間違いないだろう。

民放はスポンサーが口出ししないと良い番組は制作できないのかもしれない。社会貢献したいのなら、スポンサー会社は、金を出すだけでなくもう少し口を出して、こういう番組を作れ、と意見したらどうだろう。

いい番組を提供すれば、会社のイメージ向上につながり、商品の売上げも上がるはずではないか。

あの瞬間、松友のファン倍増!

2016年12月18日 | テレビ・ラジオ
どうでもいいことだが、私のガラケーの待ち受け画面は、今だにバドミントンの松友選手である。

いい歳こいたオヤジが何でまた?と思われるかもしれないが、彼女の笑顔は待ちうけ画面にふさわしいと思っている。嫌なことがあると、チラッと見ることにしている。

見ると、腹の虫が不思議と静かになるのである。

youtube で高松ペアの試合をよく観るせいか、【あなたへのおすすめ】の動画でも高松ペア関連の動画がよく登場する。そんな中に、スポーツバラエティ番組に他のリオ五輪の選手たちと一緒に出演していた時の動画があった。

動画のタイトルは、「アホ目立ちを嫌がる理性派の松友ちゃん」というもので、松友選手の性格が如実に出ていて面白かった。

その時の話題は、板飛び込みで銀メダルを取った支那の女子選手に、チームメイトの男子支那人選手が何と表彰式の後、公衆の前で公開プロポーズをしたシーンであった。

 片膝ついて求婚


女性は指輪か何かを受け取って、求婚を承諾し、二人は熱く抱擁する。

 右上に松友の顔

 
他の女性選手たちも支那人カップルをうっとりと見ていた。


支那人カップルの抱擁を複雑な表情で見ていた松友選手に、番組の司会者が「どうなんですか、女性アスリートとしてああいうシーンに憧れたりするんですかねえ?」と尋ねると・・

  松友に感想を訊く


質問に即座に答える松友選手。
その答えは、「わたしは、嫌ですね。」だった。

  答えてから笑う

はっきりと答えすぎちゃったかな、と照れ隠しに笑う松友選手。


  この笑顔がかわいい

しかし、この瞬間全国の松友ファンは倍増したのではなかろうか。いわゆるミーハー的でない、クールな答えはいかにも彼女らしかった。実際、彼女は本当に嫌な気分で支那人カップルの公開求婚を見ていたのだろう。

この動画を見て、私も益々高松ペアの虜になってしまったのだった。






youtube で、「アホ目立ちを嫌がる理性派の松友ちゃん」と検索すれば、今でも観ることができると思います。是非一度ご覧あれ。


懐かしのTVドラマを youtube で

2016年12月16日 | テレビ・ラジオ
今やテレビを見るより、PCや i-pod でyoutube のお気に入り動画を見る時間の方が圧倒的に多くなった。

テレビのニュース番組や報道番組の解説者などは、胡散臭い評論家が多くて、テレビ局の意向通りのコメントしかできない、おべっかコメンテーターが増えてきた。その最たる番組が日曜朝の反日報道番組「サンデーモーニング」だろう。

youtube で検索すると、海外でアップされている関連動画まで見ることができるので非常に興味をそそる。

今から50年位前によく夢中になってみていたテレビドラマも見ることができるのは、最近知った。小学校の高学年のころ毎週楽しみだった、「タイムトンネル」と「コンバット」を立て続けに数本見た。

 タイムトンネル

 コンバット

SFものだが、歴史上の出来事が絡むところが面白かった「タイムトンネル」は、今見ると少し安っぽい道具仕立てだ。

しかし、当時はタイムマシンならぬ、タイムトンネルを抜けて、沈没前のタイタニック号に出現したり、火星探査の宇宙船の中に現れたり、未来へ過去へと時空を飛び回る話だが、歴史を変えるわけにはいかないので、そのあたりでハラハラしながら見ることになる。

 次週も楽しみ

日本にも「戦国自衛隊」という映画があったが、タイムマシン関連の映画はファンタジックで想像力をかき立ててくれる。

 時空を超える二人

未来へ過去へと飛び回る二人の映像が現在で見られるというのも面白かった。可能なら、このパクリでいいから、日本版タイムトンネルを企画して欲しい。

見てみたいのは、日中戦争篇とか関が原の戦いとか。16世紀半ばの種子島の様子もみてみたいものだ。

コンバットは、只の戦争ドラマではなかった。ヴィック・モローが演ずるサンダース軍曹の人柄を浮き彫りにしたストーリーは、脚本が練れていて、毎回人間味溢れるドラマが人気の秘密だった。

番組始まりの「スターリング、ヴィック・モロー・・・アーンド、リック・ジェイスン」というアナウンスは今でも耳に残る。

 ヘンリー少尉

サンダース軍曹の決まりセリフ、「リトルジョン、援護しろ」とか、無線機で連絡する時の「チェックメイト・キングツー、こちらホワイト・ルーク」が、チェス用語であることは、随分後になってから分かった。

 サンダース軍曹

小学生同士で、ドイツ兵の撃たれた時の死に方などを真似しては、戦争ごっこをして尾遊んだものだ。

コンバットは、再放送をすれば、かなりの視聴率が稼げるのではないか。大人も子供も楽しめる戦争ドラマだったと思う。

嘘で固めた韓流ドラマなどを垂れ流すのなら、コンバットやタイムトンネルを再放送して欲しいものだ。

心が和むテレビCM

2016年12月03日 | テレビ・ラジオ
30年くらい前までは、どうしても読みたい本は、街の小さな書店でよくまとめて注文したものだった。

数ヵ月後に書店の店長さんが、わざわざ自宅まで配達してくれたのだが、その頃は注文したことを忘れてしまっていて、首を傾げながら代金を払う事があったものだ。

書籍だけどうしてこんなに時間がかかるのかよく理解できなかったのだが、アマゾンが進出してきてからは、欲しい本を探す手間と注文する手間が革命的に短縮された。

今や郷土の書店は何店か無くなり、残った書店も大人が読む単行本や新書本などは極々わずか置いてあるだけで、ほとんどが漫画や雑誌の類になってしまった。

この間も、午後玄関のチャイムが鳴ったので出てみると、Amazon と印刷された箱を片手に持った配達の人が立っていたので、誰宛の小包か見ると私宛だった。

「ええ?注文してないけどなあ・・・」と言って少し考えたところ、「ええっ?!これって、もしかして夕べ注文したヤツ??」と、判明したのだった。

「夕べ注文して、翌日配達って事可能なんですか?」と聞いてみると、年配の宅配便の方は、「可能みたいですねえ・・・」とボソッと呟いた。

Amazon のありがたいことは、かなり昔の本でも定価以下の割安価格で購入することができ、しかも検索すればその関連本まで、「この本を購入された方はこういう本も購入しています。」などと、親切に教えてくれることだ。

私はこれまで、このソフトで巧妙な押売りに何度ハマッた事だろうか。

その Amazon の最新テレビCMが今大評判だそうだ。例のライオンのモフモフのたてがみのCMだ。

外出から戻った赤ちゃん連れのご主人たちを見つめるゴールデン・レトリバーがいる。

 赤ちゃんに近づくゴールデン

 赤ちゃんは犬を見るが・・・

 突然、ギャーッと号泣

 ええぇ? 何で泣くの・・・

 ここはひとまず退散だ

 遠くで様子を眺めるゴールデン

 赤ちゃんはライオンがお気に入り

 いいなぁ、ライオンさん・・・

 amazonプライムは当日配達

 注文したぞ、とご主人

 配達されたモフモフを装着

 ライオンさんになりました

 これ、ライオンなの??

 ライオンさんですけど・・

 鼻にタッチだ・・・

 もう一度、amazonプライムは当日お届け


このCMには、ロングバージョンがあって、モフモフを着けたゴールデンが玄関の姿見で自分の姿を眺めている場面がある。そのモフモフをご主人が取り外して・・・

興味のある方は、youtube で検索すれば観ることができますので、トライしてみてください。

気持ちがほっこりするCMは、何度見てもいいものです。

2016 反日・流行語大賞

2016年12月02日 | テレビ・ラジオ
毎年この時期になると、その年の流行語大賞という賞が発表になるようで、今年は「神ってる」という言葉が大賞に決ったと、朝のニュースで何度も報じていた。

  ?????

なんでもプロ野球の監督が言った言葉だそうですが、野球などほとんど見ない私は、今朝初めて耳にした言葉でした(汗)。

通信教育の会社が始めたこの賞は、知らず知らずの内に反日・反政府意識を刷り込もうという意図がミエミエで、私は胡散臭く思っていました。

因みに一昨年ノミネートされた言葉の中には、「集団的自衛権」や「積極的平和主義」が、そして昨年は、「安倍政治を許さない」、「自民党、感じ悪いよね」、『国民の理解が深まっていない」、「シールズ」など、日本人の人口に膾炙しているとはとても思えない極めて政治的な『流行語』があった。

今年ノミネートされた中には、「保育園落ちた、日本死ね」がそれに当たるのだろうが、こういうのを選ぶ「選考委員」がこれに大きく影響しているようだ。

    

流行語とは到底呼ぶに値しない言葉を盛り込むことで、反日・反政府意識を刷り込もうとするのは、左翼のよくやる手であることは今更言うまでもない。

これを主催する通信教育の会社も、同じ範疇にある組織だと考えて間違いないだろう。

カス・トロ死んで、既視感

2016年11月27日 | テレビ・ラジオ
週末早朝は、喫茶店に出向いて新聞各紙を読むのが習慣のようになっていたのだが、今朝はなぜかその気にならず、家でのんびり新聞に目を通していたら8時になっていた。

テレビをつけると、よく怖いもの見たさで観ていたTBSの看板・反日報道番組が始っていて、カリブ海のカス・トロが死んだことを話題にしていた。

  相変わらずの連中が・・・

「僕らの若い時代は、みなさん御存じないかもしれないが、安保闘争に明け暮れていたんですが、丁度その最中にキューバ革命が起きたんですね。当時はカストロに元気付けられたモンです・・・」などと、白髪頭の自称ジャーナリストが喋ると、元カメラマンのコメンテーターも何か懐かしそうにカス・トロのことを話していたが、こういう光景は以前どこかでみたような気分になった。

  長生きしたもんだ

この感覚はなんだろうと考えたら、そうだ、この間のボブ・デランのノーベル文学賞受賞の時の、かつてのフォークソング歌手達のコメントと同じ構図だった。

  賞金だけはもらいますから。

「いやー、ボブデランには影響を受けましたなあ・・」「彼の存在なくして、今の僕はあり得ないです」などと、如何に自分が彼を評価していたか、如何に自分には見る目があったのか、とでも言いたげの感じ。

往時を懐かしむ、反日左翼文化人がカス・トロを賛辞で評すると似ていたので、可笑しかった。

社会主義に対する評価はすでに歴史が証明しているだろうに・・・。

番組は、いつの間にか日本の国会のことを話題にしていたが、例のどこぞの馬の骨、憐呆(レンホー)とやらが、安倍総理に向かってスピッツみたいにキャンキャン吼えている映像が映っていたので、チャンネルを変えた。

彼女のインタビュー受答えがいい。

2016年11月26日 | テレビ・ラジオ
いよいよ冬のスポーツも本格化してきて、カミさんのテレビ観戦にも気合が入ってきたようだ。今夜もテレビの前で、炬燵に陣取りNHK杯のフィギュアスケートを観て、「ああっと、ちょっと回転が足りないっ!」とか叫びながら画面にのめりこんでいる。

お目当ての選手は、多分羽生選手だと思うのだが、私はどうもああいうナヨッとしたのは好きになれないし、演技でも歌舞伎役者のような表情を作って「表現」するのが気に入らない。

それに何より、インタビューでベラベラ喋るのはまったくいただけない。私は昔から運動選手は寡黙なのがいい、と思っている。その点、野球の野茂選手などは最もいかしたタイプだった。

最近、確か早稲田実業だったか、打撃力のある高校野球選手がテレビでインタビューされているのを見るが、高校生の分際で、よくまああれだけベラベラ喋るものだと思う。

ともあれ、私は羽生選手の悪口など口に出せるムードではないので、そっと居間を離れるのである。

スケート演技にはさほど関心はないが、インタビューでの話し方がテキパキとしていて、正しい日本語で、主語・動詞・目的語・補語を明確に話すので、宮原知子選手(18)が大好きだ。

  質問に誠実に答える宮原


宮原選手は、今夜の演技で2位となり、グランプリ・ファイナルに出場できる事が決ったようだ。また、彼女のインタビューが聞けそうで、これはうれしい結果だった。

  小柄な体だが、演技は大胆で見事


宮原選手の女性コーチの表情がまたすばらしい。厳しい表情はほとんど見せず、いつもほほ笑んでいるのがいい。男性コーチは、イケメンだということで、オバサンファンに人気があるそうだ。

  実直さが表情に出ている

スター選手になると、マスゴミがチヤホヤしてかわいがり、選手は次第に天狗になっていき、タレント化していく傾向がある。摺れてしまって新鮮味がなくなった選手は、あまり観たくないものだ。

やはり、運動選手はそれに専念している姿が美しい。朴訥で寡黙なのがいい。

2020五輪は「台湾」で参加を!

2016年08月28日 | テレビ・ラジオ
リオ五輪の開会式で登場した台湾チームは、「Taiwan」ではなく「Chinese Taipei」と紹介され、プラカードもそう書かれていた。これは、IOC(国際五輪委員会)がそう定めているからで、さもなければ参加を許可しないためである。

実際に、IOCのホームページを見ると、CHINESE TAIPEI の下に変てこな国旗モドキが表示された。

   IOCの表記

直訳すると、「中華の台北」という意味で、これは支那共産党が台湾を支那の一部であると勝手に主張していて、IOCもこれに逆らえず、その主張に従っている為である。

公式の英語表記は Republic of China という国名になっていて、国旗もあるのだが、1971年に国連が、支那が中華を代表する主権国家と承認してから、IOCも 台湾を Republic of China と呼ぶのを止め、Chinese Taipei と呼ぶようになった。

我が国では、台湾と呼ぶのが一般的になっていて、「卓球の愛ちゃんの彼氏は台湾の卓球選手で・・」などと報道したりする。

外務省のホームページを見ても「台湾 Taiwan」と表記され、地図にも「台湾」と記されている。

   日本政府、外務省は台湾の表記


久々に、youtube で「台湾チャンネル」を観たら、キャスターの永山英樹さんが、2020年東京五輪について、東京都教育委員会のホームページに東京五輪について勉強しよう、と呼びかけたページがあって、参加各国の情報が載っていた、と紹介していた。

  
アシスタントは、いつもニコニコ愛嬌たっぷりの、謝 恵芝さん


 
東京都教育委員会のホームページにこんなことが書かれていました、と紹介




参加国には、台湾でなくCHINESE TAIPEI, 首都は台北、高雄と記されていたそうです。
しかし、なぜか、地図上は「台湾」とあるのが可笑しい、と永山さん。

  地図には「台湾」

永山さんは、東京都に電話して問いただしたところ、ホームページ担当部署の東京都教育委員会総務部、教育政策課の方は、外務省の情報に依拠しているので、文句があるならそちらに言ってくれと、言われたそうだ。

それにしても、間抜けな職員である。自分たちの作製した内容が矛盾だらけであるのを認めようともしないのだ。概して、公務員という生き物はこんなものである。

永山さんも少し職員の応対に呆れていたが、現在はこのページが「工事中」のようなので、きっと訂正するのだろう。どのように訂正するかは不明だが、ということだった。


私は、台湾のケースは他人事ではない気がする。沖縄の現状を見るがいい。県知事を頂点に、沖縄の県議会・新聞、マスコミは完全に支那一辺倒である。まさに現実は、「沖縄県」ではなく、「 CHINESE OKINAWA 」になり掛けているようだ。





チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶことを求めます!
永山さんから、東京五輪では台湾という呼称で参加してもらうため、一人でも多くの方に電子署名を、という呼びかけが合った。

短縮URL  http://chn.ge/1Q4zVg4


大賛成なので、早速署名を済ませた。

台湾、加油!!


選手よりコーチが主役かい?

2016年08月25日 | テレビ・ラジオ
リオ五輪の後日談がこれからいろいろ週刊誌などで紹介されていくことだろう。楽しみだ。

テニスの錦織選手が、選手村のシャワーが冷たくて、修行僧になったような気分だったと語ったそうだが、テロに遭遇するに比べたら、笑って話せるだけマシなのかもしれない。

少し前にもこのブログのネタにしたのだが、シンクロナイズドスイミングの選手たちが、プールに飛び込む前に見せるアレは、一体どんな意味があるのだろうか。美しいパフォーマンスだと評するべきなのかもしれないが、私は笑わずに見られなかった。

何でロボットみたいにカクカクして歩いて登場しなければならないのか・・・。是非、ダチョウ倶楽部あたりにネタとして欲しいものだ。

それはさておいて、私はあの競技がどうも好きになれない。なぜなのだろうと自問してみると、あの競技におけるコーチの存在が大きく報道されすぎて、ちょうど私の大嫌いな高校野球を見ている感じがしてしまうことだった。



特訓特訓を強調するマスコミや選手も味が悪いが、テレビカメラの前に立つのが好きそうなあのコーチはどうも好きになれない。あのコーチは北京五輪の前に支那にコーチとして招かれ、高級マンションに運転手付きの待遇に浮かれて、「中国の若者達は目が輝いていてすばらしい。」などと宣伝塔の役目も担っていた。

スポーツは選手が主役であるべきだ。一球一球ベンチの監督を見てその指示を仰ぐ高校野球は、何となく自主性を感じない競技のような気がする。

そのうえ、勝敗が決るとまず勝利校の監督がインタビューを受けている。



そして翌日の朝刊二面には、たいてい勝利校の監督の記事が掲載される。

コーチの役目は如何なる競技も大きいということは間違いない事実だろうが、あくまでもコーチは縁の下で選手をサポートするに留めるべきだと思う。

結果が悪ければ、選手のパフォーマンスが悪かった、結果がよければコーチの手腕だ、という感じの強い競技は、どうも私は気に食わないのである。


私の選ぶ、リオ五輪 ベスト3シーン。

2016年08月25日 | テレビ・ラジオ
リオ五輪のベストシーンを三つあげろと言われたら、私は真っ先に400m男子リレー決勝をトップにあげる。

9秒台で走る選手が一人もいないのに、アメリカをおさえて2位となった。背景には徹底したバトンリレー時の動作解析とムダ取り、そしてそれを体に覚えこませるための、昨年の冬から始めた徹底的な反復練習だった。

予選での結果を踏まえ、決勝ではバトンを受ける側は前走者が予選時より靴4分の一分だけ早く迫った時点でスタートを切り、よりスピードに乗ってバトンを受けることにしたという。

アメリカの失格いかんに関わらず、日本チームは2位だったことは、映像を見れば明確だった。走者の表情は意外にも飄々として見えたが、世界を驚嘆させる偉業だった。

おそらく、世界各国のリレー走者たちは、この日本独自のバトンリレーを模倣することになるだろう。

この結果に、南朝鮮や支那では発狂して、「日本人はジャマイカ人との混血のお陰でメダルが取れた。」とか、「日本は積極的に外国人との混血を育成して、民族改造をした結果だ」とか、もう民度そのままの狂い振りであるようだ。


さて、ベストシーン二番目は、まるでドラマを見ていたような男女卓球である。

支那人を擁したドイツチームに惜敗した女子チームのリベンジのように、男子チームはドイツをやっつけた。そして、我らが郷土の誇り、水谷 隼選手と伊藤美誠選手は、大事な試合にも臆せずにハツラツとプレーした。

その上、大会中であるにも拘らず、水谷のガッツポーズはダメだ、と精神的な妨害コメントをほざいた半島DNAを持つ張 勲老人のいやがらせをものともせず、二人とも思いっきり肩の上にガッツポーズをして見せてくれた。

卓球を見て、あんなに溜飲を下げるとは思いもよらなかった。東京五輪が益々楽しみになった。

さて、三番目のベストシーンは何か。

それは、高松ペアの女子バドミントンである。豪快さと繊細がうまく噛みあった最高のコンビネーションで見事な逆転劇を演じてくれた。金メダルが決ったその瞬間、テレビの解説者が「すごーい!!」と叫んでいた。

いろいろ以前のエピソードが紹介される中でも、二人がペアを組むに至ったエピソードは、大変興味深かった。



高橋は松友とペアを組みたかったが、当時松友はシングルの選手としても頭角を現していたため、あくまでも松友の意志に結果を任せて、黙って待っていたという。

松友は考えた結果、相性のいい高橋とのダブルスに専念することに決めた。そして、その理由に松友が並みではないことを見て取れる。

シングルの選手では、対戦相手一人をコントロールしなければならない。しかし、ダブルスでは、 パートナーを含めてコート上の三人をコントロールすることになるのが面白いという。そしてそれが新たな松友の目標になったのだ。

ポーランドの大女二人との接戦でも、「最後は負けるかもしれないと思ったが、相手をおっと思わせたかった・・・。」と松友は飄々と語った。

笑顔が実にかわいい松友の画像を、昨日私は自分の携帯電話の待ち受け画面にしたところだ。

笑わば、笑え!

  金メダル決定の瞬間の松友


あっぱれ!日本選手たち!

2016年08月23日 | テレビ・ラジオ
リオ五輪が終わって、メダルの獲得数は米国がダントツの一番だったそうだが、その栄誉を一人の馬鹿な水泳選手が見事に打ち消して、「ダーティ・アメリカン」の名を、あらためて世界中に知らしめてくれた。

ありもしなかった強盗事件をでっち上げて被害者面したものの、防犯カメラに映った映像がその虚言を照明することになったようだ。

日本にも知能が低い運動選手がたくさんいて、世間を騒がせていたが、人間金回りがよくなるといろいろ誘惑も多くなり、ちょっと間違うと『取り返しのつかない』結果となるから怖い。

リオ五輪で活躍した選手たちも、降りかかる誘惑には十分注意して欲しい。

いろいろな興奮する場面があったが、記憶に留めるためにお気に入りのいくつかの画像を貼り付けたい。


    

    

    

    



リオ五輪閉会式に想う

2016年08月22日 | テレビ・ラジオ
リオ五輪最後の朝、テレビを付けると新体操団体の映像が出た。

タイミングよく、世界初の演技と前評判の高かったリボン演技を、決勝で披露するところだったので注目した。

ところが、結果は失敗であった。4つのリボンはバラバラに飛んでしまい、結局8位に終わったのは、選手たちにとって心残りだったであろう。「4本投げ」は実に独創的な新技で、いかにも日本人が考えそうな技であっただけに、決勝で成功させ世界をアッと言わせたかっただろう。

東京では、これに懲りず更なる独創的な演技を見せて欲しいものだ。

夕方、帰宅してから閉会式のセレモニーを見ながら、感じたことが三つあった。

一つは、先住民・インディオたちを象徴する様々なデザインを模したマスゲームがあった。続いて、ブラジルにアフリカの黒人達が如何に貢献したかを表現した踊りがあった。

何とも手前勝手な都合のいい演出ではないか。そもそも先住民をインディオ(インド人)と呼ぶことが大きな勘違いであり、スペイン人やポルトガル人たちが勝手に押し入って行き、彼らを奴隷の如く酷使して、ほとんど全滅させた。

さらに、不足する労働力を今度は奴隷貿易でアフリカの黒人達を送り込むことで、搾取し続けたのではないか。

何年か前のオーストラリア、シドニー五輪の開会式での最終聖火ランナーは、先住民族アボリジニの女性だった。イギリスからオーストラリアに入植してきた英国人たちは、長いこと先住民たちを人間として見なしていなかった。

 アボリジニの女性(シドニー五輪)

オーストラリア、ニューサウスウェールズ州の図書館に残る1927年の日記には 「 週末、アボリジニ狩りに出かけた。 収穫は17匹 」 とある。当時の白人達にとって、先住民たちは、娯楽である「狩り」の対象でしかなかったのだ。

1900年に制定された憲法では「いかなる地域の人口を数えるうえでも、アボリジニを計算してはならない」とされていた。

リオ五輪閉会式を観て、白人達の基本的な価値観はオーストラリアもブラジルも大差ないことを知らされた。

二つ目に思ったこと。それは、やはりマスゲームは北朝鮮にはかなわない、ということだった。それは、完成度の違いを見れば、一目瞭然だった。

  北朝鮮マスゲーム

プロジェクションマップを駆使しても、人間が演ずるところはやはり北朝鮮のそれには足元にも及ばないものだったと思った。

三つ目は・・・

安倍総理がマリオに扮して、土管の中から登場したこと。MARIOと「RIO」を掛けたところは面白かったが、安倍総理のマリオには、見ていて引いてしまった。

何もそこまでしなくても・・・。

  見ていて引いてしまった・・


蛇足。小池東京都知事が和服姿で君が代を聴きながら、右手を胸に当てていた。

やっぱり、私は観ていて違和感を感じてしまった。あの格好は君が代には似つかわしくないと思うのだ。


引き際の美学。

2016年08月21日 | テレビ・ラジオ
男子400mリレー銀メダルは、おそらく今大会のハイライトではなかっただろうか。

私は、居間のテレビを付けた時、丁度この競技の放送中で、「アメリカが失格となった・・・」とか聞えたので、日本は棚ボタ式に3位くらいに滑り込んだのかと思って見ていた。

すると、レースの再生VTRが流れ、アメリカの失格のあるなしに関係なく、立派な2位でゴールしているではないか。これには驚いた。

あくる日になって、日本チームのレースに向けての事前対策が細かく放送されていた。アンダーハンドバトンパスという日本独自のやり方で、3回あるバトンパスでのロスタイムを極限まで小さくし、100mを9秒台で走る選手が一人もいないにも関わらず、世界で2位という快挙を達成したのだった。

いわば、製造業での日本のお家芸である「ムダ取り」の考え方で、編み出したバトンパスのスタイルであったと言える。これは日本の職人芸の賜物だったわけだ。

試合後のインタビューでは、この練習を去年の冬から繰り返しており、その間一度も失敗することなかったというから、本番には完璧な状態で望んだことになる。

レース後の4人も自分達の快挙比べて、意外と冷静だったのは、そういう緻密な作戦があったためだったと想像できる。東京五輪が急に楽しみになった。

「緻密な作戦」と言えば、それが全く無かったと感じさせた吉田選手の決勝だった。最初からほとんど攻撃を封じられていたようで、相手の方が一枚上であったと感じさせた。

恐らく、細かい技術やスピードやパワーでは相手より数段上回っているのだろうが、吉田選手は、研究されていると感じてあせったため、責めあぐねているうちに僅差で勝負がついてしまった。

 取り返しのないことをしてしまった・・

吉田選手を研究しつくし、対策を練ってきた対戦相手と、実践試合をほとんど避けて自分がどう攻められるか、自分の攻撃がどう防御されるかと言う点の研究が怠られていたのではと思わせる結果であった。



評論家たちは、日本選手団の主将にしたのが悪い、主将なんて必要なかった、などと何となくピントの外れた論点で、吉田選手をかばっている様だが、私は門外漢ながら何となくこうなるだろうと予想していた。

リオ五輪金メダル、4連覇達成で、現役引退という筋書きだったのだろうが、本人は銀メダルには全く満足していない様子で、未練タラタラという雰囲気であった。

 お父さんに怒られるゥ・・

勝っても負けても今回が最後、という決意で臨んでいれば、結果もまた変わったかもしれないが、負けるという経験があまりにも少なかった彼女には、今回の敗北で自分の将来をどう考えるべきか、頭の中はパニック状態なのだろう。

コーチらは、出身大学でレスリングコーチをやって欲しいとか、日本女子チームのコーチをやらせたいとか、彼女の望むポストならなんでも希望通りにする。もちろん現役を続けたければ、その意志を尊重する、ということらしい。

私は、吉田選手が現役を続行するにせよ、しないにせよ、指導者の道を選ぶにせよ、選ばないにせよ、思い切って彼女を海外に放り出すべきではないかと思う。

あの決勝の敗戦で見せた彼女の言動は、まるで五輪3連覇を達成した王者の風格は感じさせなかった。年齢は33歳ということだが、精神年齢はその半分にも満たないと私は思った。

「きれいな引き際」を阻害する3要素は、「金」「名誉」「異性」と説明する心理学の専門家がいたが、私は彼女の場合はそのいずれでもなく、彼女の持つ、普通以上の「虚栄心」と「自己顕示欲」の高さであると考える。

どこか先進国で最先端のコーチ学を勉強するもよし、欧米のレスリング強豪国を転戦して練習を積むもよし、三重の片田舎にこもっていないで、1~2年ガラッと変わった環境に身を置いてみるのが彼女の将来にとって有意義だと思うのだ。

周りは、あまり腫れ物を触るようにチヤホヤするべきではない。







国歌、胸に手?メダル噛む?

2016年08月21日 | テレビ・ラジオ
ブラジルのお国事情から見て、何かとんでもないことが起きるんじゃないかと心配したリオ五輪も、ほぼ終わろうとしている。

日本選手の大活躍で予想以上の結果で、あらためてアジアの端っこの小さな島国が、様々な競技でよくここまで活躍できるものだと感心する。

それにしても、表彰式で日本の国歌が流れたり、日の丸が掲揚される場面を何度も見ていると、これまで気にならなかったことがやけに気になっている自分がある。

それは、一つは選手がメダルを噛むシーン。今一つは、表彰式の国旗掲揚での選手の姿勢のことだ。

今年の7月だったか、五輪選手の結団式のとき、「国歌独唱」を黙って聴いた選手たちの前で、あのIT産業をIT(イット)産業と読んだ元総理が、『なぜ国歌を歌わない。君が代が歌えない選手は日本代表ではない!』と怒りもあらわに叱った事があった。

 サメの脳でおなじみ、森キロウです。

プログラムが「国歌斉唱」ではなく、「独唱」だったため、誰一人声に出して歌わなかったことが分からず、ゴリラのような元総理は正論を吐いたつもりだったようだが、結果はとんだ赤っ恥をかくことになったのだった。

言いたいことは理解できたが、どうせ説教するなら、もう一歩踏み込んで、「国歌が流れるときは姿勢を正して直立不動がいい。」また、「メダルを取っても噛まんで欲しい。」とアドバイスして欲しかったと思う。

今年からIOCは各国に国歌を60~90秒に収めた音源を提出させたようで、それに伴って、これまでよりゆったりしたテンポになり、荘厳な雅楽のメロディーが一層趣を増していたと私は気に入っていた。

男子体操チームは、声が裏返るほど君が代を歌おうと決めて、表彰式に臨んだそうだが、その予想外の遅いテンポに合わせるのが大変だったようだ。



  

よく外国の選手は国歌が流れると、右手を胸に当てている。サッカーの試合の時などに見かける光景だ。
    

 日本の学校ではこのスタイルを教えるのだろうか?

少なくとも私の世代は、君が代が流れたとき、片手を胸に当てろと習った記憶は無いだろう。したがって、サッカー選手がこれをやりだしたときは、味の悪い違和感を感じたものだった。何も、そこまで外国人の猿真似をしなくとも・・と感じたわけだ。

    これもアメリカ仕込みですか?

   君が代には、直立不動が似合うと思うが・・

今はほとんどなくなってしまったテレビの時代劇だが、以前は「水戸黄門」や「遠山の金さん」、「大岡越前」など、勧善懲悪ものがたくさんあった。

私は、この手のテレビ番組は、日本人の道徳観醸成に一役買っていたと思っている。さらに、悪者は最後には成敗されるという結末を見ることで、視聴者は少し溜飲を下げていたのではないかと思う。

私のオヤジなどは、「いつも同じパターンだ。」と不平を言いながらも、毎週楽しみにテレビの前に陣取っていたものだ。

そういう時代劇の番組には、小判を噛んで、歯型が付くかどうか確かめる場面が時々あった。金で出来た本物の小判か確かめるわけだ。

恐らくこのあたりが起源で、いつの間にか金メダルを噛んで記念撮影するようになったのだろうと推測する。

    言われれば何でもやるんだね

    カッコイイとは思わないけど

もちろん、選手が自主的にメダルを噛んでいるわけではない。これは、カメラマンというか、カメラ小僧と呼んだ方がいいレベルの連中のヤラセに応じているだけのようだ。

今や、外国のカメラマンたちも、メダリストにそのポーズを要求しているようだ。

  
  
リオ五輪でもこのワンパターンは繰り返されているようだが、男子体操チームのときは、カメラマンたちのこの間抜けな要求を、選手たちはきっぱり拒否したそうだ。このエピソードひとつで、私の男子体操チームに対する好感度がMAXに達したものだった。

苦労して獲得したメダルはお煎餅ではない。カメラマンたちは、やらせ写真ばかり撮るような楽をせず、かけがえの無い一瞬を写すテクニックを競って欲しいものだ。

そして、選手たちはいくら競技を今以上に広めるためだと思っても、低俗なバラエティー番組にヒョコヒョコ出演してオチャラケに付き合い、お笑い芸人の言い成りになり、自分や同僚達の品位を下げるのに貢献することの無いよう、心して帰国してほしい。

人間は、予想外の大金を手にしたり思わぬ名誉を獲得すると、一瞬で進む道が変わってしまうものだ。

男子バドミントン選手や覚せい剤に溺れた野球選手と同じ轍を踏まぬよう十分気をつけて精進して欲しい。