飼っていた猫が死んでしまいました。
まだ2歳半でした。
ちょっと様子が変だなと思う節があることはありました。
クリスマスごろからほとんど一日寝ている。
その時は寒波が来てたので寒さのせいかなと。
あと、コンクリートを舐める。以前はなかったことです。
調べてみると貧血の猫はそうする習性があるとかないとか。
でも食欲は変わりないし…
決定的におかしいと思ったのは年明けの5日。
猫がこたつの中から出てくるのをたまたま見たのですが
後ろ足が立たなくて前足で這って出てきたのです。
前飼っていた猫が晩年そうだったのでギョッとなりました。
「どうした?!足が動かんの??」
抱き上げて、ダンナに見せに走ったのですが
下ろしてやると一瞬よろけましたが普通に歩き出しました。
なので様子を見ることに。
でも貧血のことが気になるし、翌日動物病院に行きました。
すると熱が高いと言われ、抗生剤を投与されました。
足のことは特に問題視されませんでした。
翌日も来るように言われ、受診しました。
熱が下がっておらず、血液検査をしました。
結果、猫ウイルス性白血病にかかっていることが判明。
やはり貧血になっていると言われました。
先生の説明では猫白血病は3年以内に8割が死ぬ。
治療法はなく、様々な病気が出てくるので対処療法するしかない。
そして猫に感染するので同居猫と接触させぬように。
そんな内容でした。
年単位の闘病になるんだなと想像しました。
これからこの子はどんな辛い目に遭うのか。
まだ2歳なのに未来がないなんて。
同居猫からどうやって隔離すればいいのか。
費用はどれほどになるのか。
いきなりの展開に混乱しました。
とりあえず点滴とインターフェロン注射に毎日通うことになりました。
日曜祝日もずっと。
が、5日目に「もうあぶない」と言われ、え?え?え?
帰宅して娘も加わり3人交代で見守っていましたが、
午後の五時半すぎ、私が臨終を看取りました。
茫然です。なぜこれほど急激に悪化するのか。
一週間前までちゃんと食べていたのに。
すでに余命数日の重症だった??
先生は貧血が気になるとは言ってましたが。。
思い返してみると
初めて受診したあと、大大好きなチュールを2つ食べました。
が、その後は一切食べなくなったのです。
水を飲んだのはたった1回。
熱が下がっても全然。
チュールを鼻先にもって行っても顔をそむける始末。
この猫は元々ものすごく食い意地が張っていて
同居猫のエサを横取りするのが日常でした。
それなのに匂いを嗅ごうともしない。
そのくせコンクリートは舐めに行く。
止めさせるとトイレの砂を食べるようになり泣けてきました。
ここままだと衰弱して死んでしまうのでは?
だけど今になって思うのは
猫は自分のことを誰よりもわかっていたのではないかと。
大嫌いな病院に毎日連れて行かれて、押さえつけられ点滴されて、
注射を何本も打たれるのは大きなストレスだし、その間鳴きどおしで体力は消耗する。
大きな病気が見つかってうろたえる私たちの動揺も感じとり、
自分は助からない、それなら早く楽になりたいと思ったのではないか。
どうしてもエサから顔をそむけた時の横顔が頭から離れない。
食べられないというより何か意思のようなものがあったのでは。
そんなことを考えてしまうのはバカげていますか?
亡くなる前日は何度も外へ出たがり、玄関を開けてやると
そのたびにいつもの椿の下へ行き、寒風吹きすさぶ中うずくまっていました。
それが影響したのかどうか、
当日は先生から体温が低い、もうあぶない、せめて温めてやってと言われました。
けれど暖かい毛布からたびたび抜け出す。
肉球を触ると冷たい。
暑いのが嫌なのか、それとも…
たぶん、猫は自分の終わり方を知っていて、その通りに行動したいと思っている。
もしかしたら私たちの行動はそれに逆らっていたのではないか。
などと今も考えてしまいます。
そしてたった2年半しか生きられなかった可哀想な猫に
してしまったのは私たちです。
病気にかからないためのワクチンを打っていなかった。
無知で認識不足で阿呆で猫の飼い主失格です。
もしワクチンを打っていたら。。
その後悔の念が日を追うごとに増している。
同居猫は来月もう一度血液検査をしないといけない。
それで白血病が陰性確定になれば
ワクチンを打ちます。
無事その日が迎えられますように。
まだ2歳半でした。
ちょっと様子が変だなと思う節があることはありました。
クリスマスごろからほとんど一日寝ている。
その時は寒波が来てたので寒さのせいかなと。
あと、コンクリートを舐める。以前はなかったことです。
調べてみると貧血の猫はそうする習性があるとかないとか。
でも食欲は変わりないし…
決定的におかしいと思ったのは年明けの5日。
猫がこたつの中から出てくるのをたまたま見たのですが
後ろ足が立たなくて前足で這って出てきたのです。
前飼っていた猫が晩年そうだったのでギョッとなりました。
「どうした?!足が動かんの??」
抱き上げて、ダンナに見せに走ったのですが
下ろしてやると一瞬よろけましたが普通に歩き出しました。
なので様子を見ることに。
でも貧血のことが気になるし、翌日動物病院に行きました。
すると熱が高いと言われ、抗生剤を投与されました。
足のことは特に問題視されませんでした。
翌日も来るように言われ、受診しました。
熱が下がっておらず、血液検査をしました。
結果、猫ウイルス性白血病にかかっていることが判明。
やはり貧血になっていると言われました。
先生の説明では猫白血病は3年以内に8割が死ぬ。
治療法はなく、様々な病気が出てくるので対処療法するしかない。
そして猫に感染するので同居猫と接触させぬように。
そんな内容でした。
年単位の闘病になるんだなと想像しました。
これからこの子はどんな辛い目に遭うのか。
まだ2歳なのに未来がないなんて。
同居猫からどうやって隔離すればいいのか。
費用はどれほどになるのか。
いきなりの展開に混乱しました。
とりあえず点滴とインターフェロン注射に毎日通うことになりました。
日曜祝日もずっと。
が、5日目に「もうあぶない」と言われ、え?え?え?
帰宅して娘も加わり3人交代で見守っていましたが、
午後の五時半すぎ、私が臨終を看取りました。
茫然です。なぜこれほど急激に悪化するのか。
一週間前までちゃんと食べていたのに。
すでに余命数日の重症だった??
先生は貧血が気になるとは言ってましたが。。
思い返してみると
初めて受診したあと、大大好きなチュールを2つ食べました。
が、その後は一切食べなくなったのです。
水を飲んだのはたった1回。
熱が下がっても全然。
チュールを鼻先にもって行っても顔をそむける始末。
この猫は元々ものすごく食い意地が張っていて
同居猫のエサを横取りするのが日常でした。
それなのに匂いを嗅ごうともしない。
そのくせコンクリートは舐めに行く。
止めさせるとトイレの砂を食べるようになり泣けてきました。
ここままだと衰弱して死んでしまうのでは?
だけど今になって思うのは
猫は自分のことを誰よりもわかっていたのではないかと。
大嫌いな病院に毎日連れて行かれて、押さえつけられ点滴されて、
注射を何本も打たれるのは大きなストレスだし、その間鳴きどおしで体力は消耗する。
大きな病気が見つかってうろたえる私たちの動揺も感じとり、
自分は助からない、それなら早く楽になりたいと思ったのではないか。
どうしてもエサから顔をそむけた時の横顔が頭から離れない。
食べられないというより何か意思のようなものがあったのでは。
そんなことを考えてしまうのはバカげていますか?
亡くなる前日は何度も外へ出たがり、玄関を開けてやると
そのたびにいつもの椿の下へ行き、寒風吹きすさぶ中うずくまっていました。
それが影響したのかどうか、
当日は先生から体温が低い、もうあぶない、せめて温めてやってと言われました。
けれど暖かい毛布からたびたび抜け出す。
肉球を触ると冷たい。
暑いのが嫌なのか、それとも…
たぶん、猫は自分の終わり方を知っていて、その通りに行動したいと思っている。
もしかしたら私たちの行動はそれに逆らっていたのではないか。
などと今も考えてしまいます。
そしてたった2年半しか生きられなかった可哀想な猫に
してしまったのは私たちです。
病気にかからないためのワクチンを打っていなかった。
無知で認識不足で阿呆で猫の飼い主失格です。
もしワクチンを打っていたら。。
その後悔の念が日を追うごとに増している。
同居猫は来月もう一度血液検査をしないといけない。
それで白血病が陰性確定になれば
ワクチンを打ちます。
無事その日が迎えられますように。