本日ゲットしました。
吉井さんの名前もタイトルもなーんもないジャケットです。
それだけこの絵を大事にしてるということでしょうか。
でもこれじゃ知らない人には誰のCDかわからんやん。
老婆心で探したら厚さ3ミリほどの「背表紙」に載ってました。
メガネなしでは絶対無理(汗)
え~と。
いきなりシングルの話からそれますが、
こないだ美容院に行って、いつものスタッフN君と話をしていた中で
N君
「昔は○○(日本の超有名バンド)のファンで音源も全部持っていたけど
あるときバンドが再編されてしまい、メインのメンバーは同じにもかかわらず
それからは興味がなくなって音源も買わないでいる」と。
へえ~~~一体何がいけなかったのか?と興味津々で尋ねると
「曲調が変わってしまった。特にテンポが。あとギターの弾き方とか
演奏も変わったから。自分は前の早いテンポの激しいのが好きだったから」
音楽ファンとしてあまりにも当たり前すぎる理由が
今の私には逆に新鮮でした。←吉井ファンにはわかる
それで感じ入ってしまって。
以前、吉井さんの「僕が何をしたらファンやめますか?」って
質問がありましたね。
その時は考えても答えが思い浮かばなかったんですよね。
やっぱり実際直面しないことにはね。
で今思うのは、やっぱりN君が言うように単純に、
「吉井さんが作る音楽が私の好きなタイプの音楽じゃなくなったとき」が
答えなんでしょう。
じゃなきゃファンとしてオカシイ。
で、本題に戻って
先に聴いてあった「点描のしくみ」ははっきり言って
まったくタイプじゃなくて(汗)
以来、いよいよその日が近いのかと落ち込みながら
首の皮一枚状態で今日という日を迎えたわけですが
結果、「海へ行こう」「ロックンロールのメソッド」
どっちも私の好きな感じの音楽でした~~
ホッ~~~(笑)
「海に行こう」はしょっぱいカントリーフォークちょいブルース。
「しょっぱい」は、曲からイメージする潮とかけてみました(笑)
あの文章のような歌詞をどうやってメロディに乗せるのかと
気になっていたんですけど、余計な心配でした(笑)
「ロックンロールのメソッド」はサビが良かった。
ベタなんだけどかっこいいです。ずっと聴いていたい(笑)
大サビもダークっぽい雰囲気で好き。
曲がわりと短い中で、曲調がコロコロ変わり
戸惑う部分もありますが。
最後、終わり方も。アレは何?
収録時間制限があったのかと思うほど(笑)
そのうち慣れるんだろうけど(おいおい)
と、簡単な感想を書きましたが
ぶっちゃけ、どっちもあんまり吉井さんぽくないです。
吉井さんの歴史上、なかった感じ。
私にとっては懐かしいような遠い昔どこかで聴いたような曲調ですが…
でも新しい感覚もあってそこに吉井さんの味が出てると思う。
それは吉井さん独特のベースによるところが大きいのかな。
ベースラインしかりベースをわりと大きく出してくるところとか。
そこらが吉井さんぽい部分。
「点描のしくみ」もそう。
タイプじゃない点描だけど、あのベースは好きですから(笑)
そしてオルガン。
オルガンって独特の味が出るんだけど
今回はちょっと多用しすぎた感もなきにしもあらずの印象。
「海に~」はイントロからオルガンが入ってくるけど
ドラムとベースが入るまでなくてもよかったと思う。
その方が曲がだんだん盛り上がる気がする。
「ロックンロールの~」も
大サビの前に入るエレキギターがとてもいいのに
あっという間にオルガンに取って代わってしまうのが
もったいない。
この曲はギターの出番が少ないのがちょっと意外。
タイトルに適って、もうちょっとエレキギターを
鳴らしてもいいのにって思いました。
って。
結局最後はダメだしかーーい
でも次のアルバム、今まで以上に楽しみになりましたから。
ゆっくりじっくり作って欲しいです。
期待大で待ってます。
振り子のようなファンだけど
~~追記~~
書こうと思っていたのに忘れてたわ。
今までより吉井さんの声が張りがあるように思います。
加えて歌い方が自在になったような。
禁煙の効果ですかね?
ではでは~~