寅さん記念館へ
「私、生まれも育ちも葛飾柴又です
帝釈天で産湯を使いました。
根っからの江戸っ子
姓は車、名は寅治郎
人呼んでフーテンの寅と発します」
まだ最近の事のようですがこの「男はつらいよ」の映画は
1969年~1995年の26年間に48作上映されました。
渥美清さんが亡くなられたのが1996年、48作目はその1年前。
沢山見ていたと思うのですが考えてみると映画館では見た記憶が
余りありません。
ほとんどテレビで見ていたのだと思います。
記憶をたどるために帰ってからyou tubeで少し見てみたら
相変わらず傍若無人な寅さんがいました~
最後がもう23年も前だなんて・・・
月日の流れは速いです。
大船の松竹撮影所にあったセットをこちらに作り直し
永久保存にしたのだそうです。
入り口から賑わっています。
ホールの左側には歴代の懐かしい松竹映画のポスターがありましたが
まだ生まれていないか?記憶にない頃のものです。
でも愛染かつら・君の名は・東京物語などは題名は知っていますよ。
右側の草だんご「とらや」のれんをくぐって中に入ります。
よく見たお団子屋の店内や茶の間、寅さんが上り下りしていた階段などが・・・
お台所にあった電気釜も懐かしいですが
冷蔵庫にはビックリ! 「あれっ~!」
通り抜けて裏手には映画と同じように
その奥には映画に関係ある懐かしい物の展示があります。
若かりしお相手を務めたマドンナの皆様
ここから続いて、山田洋次監督のミュージアムがあります。
使用した山積みのフィルムが展示されています。
何故か写真が無い?
ひと回り周辺を回ってきました。
土手まで戻ると駐車場の車もだいぶ少なくなっていました。
河川敷ではペットや子供連れの家族が遊んでいます。
スポーツ少年もそろそろ帰り支度です。
矢切の渡しの舟はまだ営業中でした。
我家の方でよく見る利根川や荒川の河川敷と同じ光景が見られます。
東京でもここは長閑な雰囲気が漂っていました。
ゴールデンウィークに思いがけず楽しい散策となりました。