まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

水仙に 明日の予定を 聞いて見る

2013年12月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 丸亀市地方は気圧の谷の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は6度から12度、湿度は86%から72%。風は1mから5mの西北西の風が夕方から強くなってきた。明日の20日は、冬型の気圧配置が強まるため雲が広がり、昼過ぎまで雪や雨の降る所がある見込みらしい。

 

 9時に山の家を出て、10時半に丸亀着。11時10分に丸亀港発でしわく広島に帰る。

 

 そのわずかな時間に、丸亀魚市場構内にある、この「一打入魂:喰うかい」に寄った。セルフのお店だがプチセルフ。一般店となんら変わりはない。料金も後払いだし・・・。

 

 ここに来たらこれ。牛すじうどんの小で380円。あんまり固くもないし、アブラ濃くもない。牛肉がどっさりと入っていると思えばいい。

 

 で、一気に瀬戸内海クルージング。海上約15分で、しわく広島・江の浦港に着く。島は晴れて居て良い天気。江の浦港には11時半過ぎに着いた。

 

 おなかごなしに2時間ほど島を歩いてみた。相変わらず、人影はこの方一人・・・。

 

 人影の絶えた民家が目立つようになった。雨戸が閉じられたまま、門扉が閉じられたままの家。固く玄関を閉じた家もある。それでも庭木は元気に実をつけている。

 

 これは大根を細く切って煮たものを干してあるのだろうか。生のママを干してあるんだろうか、ともかく、大根を切って干してある。冬の風物詩である。

 

 江の浦集落にある「長尾山地福寺」という真言宗善通寺派のお寺。この日、住職さんは不在でいなかった。丸亀か善通寺かでご法務なのだろう・・・。

 

 島では早くも水仙がぽつぽつと咲き出している。高松で花水仙の開花が確認されたそうで、例年より7日早く、昨年より37日早い開花だとか・・・。

 

 明日が、明治元年12月20日、イギリス士官レイクさんの没後145周年という日になる。その日を記念しての研究会の例会なのだが、どういう趣向になることやら。今夜は、その前泊ということで帰って来たもの。

 

 夜になってから、西風が強くなってきて、ビュウービュウーという風のうなり声が聞こえるようになった。

 

 今日の掲示板はこれ。「一生を終えて後に残るのは、われわれが集めたものではなくて われわれが与えたものである」というもの。ジェラール・シャンドリ氏、たしか三浦綾子さんの『続・氷点』の中に、ジェラール・シャンドリの言葉として引用されていたが、さらに遡ると、フェデリコ・バルバロ著の『三分の黙想』(ドン・ボスコ社)1巻目「与えること」の最初に出てきている言葉なのである。

 

 「私がこの人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」というアウグストゥスの臨終の言葉があるが、自分と人生を一緒に過ごした人たちに、行動であったり、言葉であったり、その人達の励みになるような事とものを、なんらかの形として残せたらいいなと思う、今日この頃である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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