深*龍宮の使いのブログ

色々なことを書いていきたいと思います、よろしくお願いします。

普天間基地問題について、

2009-12-30 12:32:39 | 社会
    どうもこんにちは、



  今年も終わりますね、なんとなくですけどずっと日本が悪化しかしていないように見えるのは私だけでしょうか?、新しい年というものがあまりありがたくないものに感じてしまうのは、困ったものです、


  で、最近は何かありましたかね、、相変わらず普天間基地問題がなんだか騒ぎになっているようなので、ちょっと書いてみましょうか、


  この問題は下のほうでも書いてありますが、大きく見れば日米関係がどうであるかという話だと思うのですね、

  冷戦が終わったことによって、日米関係も変わらざるえないわけだから、その中でどのような変化が将来に対して価値があるかということの、判断なり値踏みのようなものを今の時代は要求している、


  普天間基地の問題の最大のものは、やはり日本人の体質というか、外交音痴なところがあって外交というものがなんであるかということが理解できていない、もしくは理解できない体質があることに問題があるのでしょう、


  少し前の宮内庁の馬鹿連中の騒ぎも、ようは日本人の外交への理解のなさというものが、根底にはあって、

  外交というものは互いの国の考えをぶつけ合うようなものだから、ある程度は相手の考えにあわせる必要があり、そして相手が何を考えているかを読まねばならないところがある、


  宮内庁の連中のやったことを例にとると、皇室の問題は日本の考え方であり中国の考え方ではないので、過度の合わせる必要はないがある程度はこちら側が妥協をして、相手に合わせる必要性がある、

  
  それが分からないわけですよね、日本にとってどうであるかということが100%外交でも通せると考えてしまうのが、日本人の欠点であって、戦前の大戦も多分はその性質が原因で起きたのだと思う、



  そして普天間の問題は、なぜアメリカ側が普天間の問題をこうもいっているのかということに対して、アメリカ側の判断を読めていないところに問題点がある、

  アメリカの事情で基地が変容しているのだから、なぜアメリカがそのようなことをしたのかと考えなければならない、  


  そしてその考えが読めない限りは、普天間基地問題は解決をしないでしょう、外交問題は互いの問題だからどちらかが正しいとはいえない、そのどちらも正しくないというところでどのように答えを出すか、

  多分この普天間問題が日本の始めての、外交判断になるでしょう、主体的判断を要求されているというところが今はあるようですから、



  次が、あまりたいした話はないですが、なんだかJALの話をマスコミが少し書いていたようなので、私も書いてみましょうか、


  マスコミによると、JALを破産処理するべきではないかという意見が出ているらしいですね、

  確かにそういう意見はこの話題が出た頃から良くあるのだけど、私がそれを問題視しているのは、いわゆる破産処理からの外資売りという流れが起きるのではないか、そういうところを問題視していて、


  私として破産処理もありうるとは思うのだが、破産処理というのはその後処理した後の経営再建に、他企業を当てにしたりするし、現状で見るとその候補は大体が外資である、


  だから今破産処理をすると、多分だが税金処理で外資売りになるだろうし、安く買い叩かれてその負担は国民に来るはず、

  そしてそのJALの利益は殆どが海外に出て行って、今の日本のように外資のために働くようになって、日本人の努力が日本人の利益にならない形を生んでしまうだろう、


  それにこれからはアジアの時代を言われ、アジア航路を持っているJALは将来的には大きな利益を生む可能性もあるのだし、これを単純に破産処理で外資売りにしてしまうのは、国益に反する行為になるだろう、


  それをとめるためにはやはり国内処理という形が必要で、それ以外の形を考えるならば、国民の不利益になる可能性が高いといえる、

  だから破産処理自体はいいのだけど、その後の過程がどうなるかだが、何でも外資に安く売り叩いて損をするだけというのは、何とか防いでほしいものですね、


    

  さて、それはいいとして今日は、普天間基地問題について、ということでも書いてみようかと、

  この話は前回も書いたのですけど、今日はちょっとだけ付け足そうと思ったのだけど長くなりそうだったので、分けてみたのですが、


  それで普天間基地問題についてということで、私はこの問題についてマスコミのいうことや一般論というものと、私の見方にずれがあるなあという感想があって、今回書こうと思ったのもそのずれのようなものを書いてみようと思ったからなのですが、


  何がずれているかというと、何もかもがずれていて、一般的にいわれている話は本当なのだろうか?、と思っているくらい私の考えていることと一般論はずれています、


  まずがどこがずれているかというと、この問題は一般的には沖縄で米兵が乱暴をして、それが問題になって普天間基地の移転問題になったといわれていますが、


  しかし私の見たところそれはないような感じがします、

  例えばそれが事実だとすると、普天間の兵力をグアムに移す理由が分からない、グアムに移すということはそれは米軍の撤退であるから、言ってはなんだがその程度のことで軍隊が帰るとは思えない、


  その程度で帰るのならばイラクやアフガニスタンの米軍もとっくに帰っているだろうし、米軍の撤退というものは別の理由からのことであると思う、


  私が思うのは普天間の兵力のグアム撤退は、冷戦構造が終わったことによって、日本に米軍をおいておく必要がなくなって、撤退が起きているのではないかと思える、


  アメリカが日本に軍隊をおいていたのは、あくまで自国の利益のためだけであって、日本のためにおいていたわけではない、
  
  であるから冷戦が終わって中露との対立がなくなれば、日本に米軍をおく必要もなくなり、当然撤退が起こるだろう、

  
  だからその普天間の兵力がグアムに行ったのは、兵士の暴行ではなくて、冷戦が終わったことが普天間の移転であり、グアムへの撤退であるのではないだろうか、

 
  まずここで話がずれますよね、私の考え方と一般論が、

  一般論だと沖縄のことを考えて基地をやめた、移転を考えたとなっているけど、

  私の見た感じだとアメリカの都合で軍事力を撤退させているだけ、私にはそう見える、


  そしてたぶんだけど私のほうがあってるんじゃないかな、アメリカは非情な国だからね、やっぱりアメリカの都合で引いているというのが正解ではないだろうか、



  そして普天間の問題になるけど、これも普天間が危険だからなくそうとするという意見があるが、たぶん関係ないのではないかと思う、


  普天間の兵力を一万から8千減らして二千残す、このあたりも一般論だと、危険だからなくしているのだというけど、危険だからというだけで兵力減らしますかね?、

  危険でも兵力は減らすことはないのだから、危険だからということはたぶん考えていないのではないだろうか、



  このあたりの事は聞いた話なのですけど、日本にいる在日米軍というものは、実は日本を守るという意味をもうすでに持っておらず、そういう計画はないらしい、


  そうじゃなくて在日米軍は、有事に日本国内や周辺国にいるアメリカ人を助けるためにいるだけで、別に日本を救ったり守るためにいるわけではないらしい、


  この話とその2千のこる兵力がかかわってきて、その二千の兵力は有事のときに日本を守るのではなく、アメリカ人を逃がすための兵力ではないか、どうもそんな気がする、


  これは私の見方であって、専門家じゃないので確証があるわけではないのだけど、アメリカの計画だと、普天間の意味を軍事的な防衛力というものから、在日のアメリカ人等を助けるものに切り替えているのではないだろうか、  


  こういう話があって移転だなんだというのがあるのならば、話が変わってきますよね、

  完全に話がすれ違っているわけだから、一般的な話で考えてもこの話は絶対に解決できないようになっている、


  一般論だと、沖縄に軍事基地があるのが問題だとなっているけど、なぜアメリカが沖縄に軍事基地をおいているのかは考えていない、


  そういうそごがあって交渉等ができなかったから問題が起きているのではないだろうか、

  最初も感情じゃないですか、暴行事件があったから減らすべきだと、それを強く感情的に言ったから、ややこしくなったのではないか、

  アメリカはそもそも冷戦が終わった時点で、米軍を引かせることは考えていただろうから、沖縄の人が反対を言わなくても、勝手に撤退をしていたはず、


  アメリカから見ると、在日米軍を減らして日本の防衛から手を引いて、アメリカ側の負担を減らそうということを考えていたのだろう、  

  
  それが沖縄から見ると、戦争の歴史とか基地の歴史とかがあって、感情的な悪だなんだという意見しかなく、

  それはアメリカ側が悪いのだけどそれによって、アメリカ側も交渉ができなくなっていたのではないか、


  アメリカとしては普天間基地を8千人も減らすのだから、当然用途や目的も変わってくる、

  アメリカの軍事戦略が変わったから減らしたのでしょう、  


  それが沖縄だと、基地の負担とか事件の感情しかないから、その減ったというところでは同じような意味をもてても、なぜ減ったのかというところではまったく違う見解を持ってしまう、


  だから一方で見ると、軍事戦略の変化なのに、もう一方から見ると軍事力を追い出したになる、

  そして一般論はその追い出したの方になるので、そのほうから考えるといったい何が起きているのかが分からない、


  この問題を見てみると、一般論で考える破綻しているんですよね、

  普天間の基地の問題は、そういう事件の危険性を考えて移転させるのだと考えても、それは問題を別に移しているだけで、問題自体はまったく解決していない、

  他でも、なぜ普天間の基地の兵力がこうも減ったのかということが理解ができない、
  

  つまりこれは沖縄のことを考えると話が合わない、そういうところがあると思う、

  だから一般論で考えると、この普天間基地問題はまず理解ができず、何が起きているのかが分からない、


  たぶん今の状態で一般論を信じていると、普天間基地問題とはなんであるかと問われても、正確に答えれる人はまずいないと思う、


  だから解決ができないんじゃないですか、一般論の基地の負担とか沖縄の歴史とか言い出すと、この問題は解決はできない、


  根本的には日米関係の変化なんですよね、在日米軍が日本を守る意味を失って、国内での勢力が大幅に減少していく過程て、米軍の基地や残存する勢力をどうするか、そういう米軍の撤退計画に対する、日本側の対処法というのが本質的な答えであるはず、


  しかしそこまでたどり着くことができない、手前に沖縄の感情論がある限りは、この問題は理解ができないし、まったく対処もできないでしょう、


  かといって別に沖縄の人たちの言うことが悪いわけでもないので、それを否定しづらいところもある、


  自民党のような妄想は論外であるが、この問題に対しては、沖縄の話と日米関係の話が別々に起きていると考えて、その二つを分離しつつ解決する方法を考えなければ、上手く行かないのではないだろうかと、私は思う、





    それでは、今は週一回ですので次回は来週の水曜日になります、では次回まで、