深*龍宮の使いのブログ

色々なことを書いていきたいと思います、よろしくお願いします。

資本主義の次に来るものは?、

2008-02-28 14:08:24 | 社会
     どうもこんにちは



  先週イージス艦と漁船がぶつかった事故は、なんだかずいぶんごちゃごちゃした話になっているようで、ちょっとわかりづらいのですけど、、、

  自衛隊がなにかを隠蔽しようとしているのはよくわかるのですが、情報が出てこないのでわかりづらいです。


  ただ調べた感じだと、多分乗っていた漁師の方はぶつかったときに亡くなっているように見えますね、   

  なぜかというと、ぶつかったあとの漁船の映像をみたことがある方ならわかると思うのですけど、ちょうど操舵をしているところが完全になくなっていて、 で、直前まで漁船に乗っていた方は回避運動をしていたわけで、となるとその操舵するところにいた可能性が高い、

  そうなると、ぶつかったときに即死した可能性が高い、操舵するところというのは屋根とかがありますから海に投げ出されることはあまりないでしょう、となればぶつかったときに漁船とイージス艦に挟まれた可能性が高いのではないでしょうか、


  さすがにそれでは生き残れないでしょう、それにちょうど操舵室のあたりがなくなっているのをみても、何かがおかしいですしね、


  これは私の想像なのだが、イージス艦は漁船とぶつかったときに、救助をしていたといっているが、実際は死体回収と証拠隠滅を行っていたのではないかな、そうでないと船の操舵室のあたりがきれいになくなっている意味が説明できない、このあたりには多量の血でもついていたのではないか?、

  そもそもどうぶつかったのかを見るためには、そのぶつかった辺りの操舵室のパーツがいるわけですよ、なのに、二つに割れた船の前部と後部を海上で保持をしていたのに、なかぜぶつかったあたりの操舵室のパーツは取っておかなかった、その気になればある程度は回収できたか、もしくは写真等の映像で保持することは可能だったろう、その部分をまったくなかった状態で公表しているのはどういうことなのか、隠蔽と思われてもしかたがあるまい、

  
  この話は全体的におかしくて、最近でも艦長が涙ながらに謝罪をしていたらしいが、これも明らかに変だろう、感情論であおればいいだろうという自衛隊の作戦が見え見えで、安っぽい手だなとしか思えない、そもそもどうして事件がおきたのか説明した上で、謝罪だろ?、何が起こったか何も言っていないのになぜ涙ながらに謝罪をする?、自分のやっていることの矛盾に気づいていないのかな、この人は。


  マスコミも変だね、石破という大臣が辞めるべきでないという、世論調査をしていたが、なぜそんな調査をしたのか?、今回のことは今の段階では何もわかっていない、つまり判断材料がないのだから判断もできない、そんな状態での世論調査ではプロパガンダにしかならないだろう、それをあえてするというのならば、マスコミはすでに真相を知っていて、共謀をしているようにしか見えない。


   まあ確かにまだ良くはわかりませんが、これは小さな問題のようですが大きな問題で、たとえば船の出入りが多いところで自衛隊の船が通っていいのか、ということもありますよね、自衛隊の船は危険で周りの迷惑になるのだから、自衛隊の船はあまり他の船の来ない港でしか出入りできないようにする必要があったり、他でも自衛隊はほとんど情報を出さない隠蔽体質があるから、情報開示をしなければ処罰し、原則首にすることを考える必要もある、


  あとは野党が協力するのならば証人喚問でもして、真相を出すしかないが、 ただし普通の事故ならここまで隠ぺい工作はしないから、これはただの事故ではなくて本当はもっと問題のある事故、まあ犯罪だったのだろう、だからこれもインド洋沖の補給と一緒で、ごまかそうとするし情報は出さないだろうな、

  こういうのを見ていると、よく軍事力が問題を解決するというひとがいるけど、実際は逆で軍事なんてのは問題だらけでメリットはほとんどないって事がよくわかりますね、何でこんなくだらないものにこだわる人が多いのか、わからないのですが。





  さて、それはいいとして今日は、資本主義の次に来るものは?、ということでも書いてみようかと、今の日本は資本主義ですが、しかし世の中を見てみると色々問題点が多い、ではそれは何が原因なのだろうか、と考えてみると実は資本主義が原因であることが多い、

  例えば今やっている新自由主義的な市場原理的経済政策も、資本主義的な政策であり、この政策の誤りはすなわち資本主義の誤りである。


  つまり資本主義というものも誤ったものであり、別に正しいものではないということ、となると、資本主義という形だけでは世の中は良くならず、問題も解決をしないということになるでしょう、

  ならばその次に来るものは何であるのか?、ということでも考えてみようかと思っているのですけど。


  それで資本主義の次に来るものは?ということで、私も別に専門家ではないのですけど、ずっと色々な経済の問題を調べていて、今の日本の問題点は何かと考えたときに見えてくるのが、資本主義の過剰化があるのではないか、と思うのです。

  今の日本の経済政策は、供給と生産性の向上による問題の解決ということを軸にしていますが、しかしそれがうまく行っているかというと、ほとんど問題にしかなっていない、

  資本主義的な観点では、供給側視点から見た経済政策を中心にして物事を動かすので、消費的な、まあ受け取る側から見た視点というものがなく、今の世の中のように消費的な問題に対しては、なんら手を打つことが出来ない、


  格差社会、金融を過剰化するための市場重視政策、それによって供給側の動きを良くしても、日本の経済は衰退しかしなかった、うまく行くところはなかった、


  そもそも資本主義的な供給側の人為的な効率性の上昇は、不自然な経済成長であり、自然なものではない、だから放っておけば自然に崩れてしまう、 その点日本の経済成長にも似た面があり、日本の持っていた経済というものは人為的な不自然なものだった可能性が高い、

  しかし日本人の考えとしては、経済というものは安定してあるものだという意識が強く、本質的に自らの持っていた経済が一種のうその様なものである事に気づいていただろうか、


  西洋の文明では人為的に世界を合成する考えが強い、だから西洋的な考えを持って何かをするのならば、それは本質的には存在しないものである場合が多く不自然なものである

  だから日本の経済成長も経済規模もそのままで存在するのではなく、何らかの作用を与え続けなければ存在できないものだったのではないか、


  私はその修正に対しては、社会主義というほどではないが、それに近い考えがいるのではないかという気がする、ヨーロッパの例を見ると、ヨーロッパは資本主義の国といわれているが、彼らの多くは社会主義的な政策をしていて、結果としてそれによって経済成長をしているらしい、

  日本人は東洋人だから、真ん中の中心点を目指すような考え方を持ちやすいが、しかし西洋はどっちかというと端っこのほうの偏った考えを中心にしやすいところがある、なんとなくこのあたりで日本人は勘違いをしているように見えるんですけど。


  日本では戦後の政治的な問題点として、冷戦時に中国ソ連アメリカと接していて、アメリカに属していたので左翼的社会主義に対するアレルギーがありますが、しかしどうもそれがこの国の根本的な問題点として、現れてきているように思います。

  例えば日本には莫大な借金がありますが、その問題もよくよく考えて見れば、資本主義が悪い、公共事業はある程度までは、社会的必要性からきていたが、ある以上は消費の喚起という目的に変わってきていた、それだったら消費の喚起になるようなことをそのまますればよかったわけだが、それが供給側に立つ資本主義では出来なかったから、莫大なロスを生みそれによって巨大な借金が出来てしまった、


  ほかでも、供給理論しか考えることの出来ない不完全な資本主義だから、資金供給による低金利と、過剰な市場原理主義に走った、その結果国民の多くの生存が危ういところまできてしまったのは、全て資本主義が悪いといえよう、


  もちろん、資本主義も使い方次第だとは思うのですが、資本主義ならば正しいという考えがこの国をだめにしたのは間違いがないでしょう、

  私が思うに、多分、資本主義と社会主義は対になるものであって、どっちか一方だけでは失敗してしまうものなのではないでしょうか、 共産圏の失敗を見てみると、確かに資本主義を取り入れなかったことが原因にありますが、しかし今の日本を見てみると、明らかに社会主義を取り入れなかった失敗が現れている、

  つまり、社会主義と資本主義は相関関係があるものであり、互いの補正のためにある分離した一つの考えなのではないでしょうか、私にはそんな気がします。


  まあとにかく、今の日本の問題はその多くが資本主義に原因がある問題が多く、そしてその問題に対する修正案というものがほとんど存在していない、

  これはなぜかというと西洋的な考えである資本主義では、単一的な考えではなく、複合的に別の考えを混ぜ合わせつつ考えねばならず、そういう要素が日本に足らないからではないかと思います。

  
  そしてそうなるとその補完として社会主義的な考えを取り入れる必要はあり、資本主義的な経済の成長は良くても、その補正としては社会主義的な視点に立つ必要もあるでしょう、たぶん社会主義がない限り資本主義は成り立たないのではないか。

  ただし社会主義といっても、イデオロギー的な左翼社会主義ではなく、そういう政治色をすべて取り払った上での社会主義的発想、そういうものが今の日本に対して求められているのではないでしょうか、
  
  少なくとも資本主義がこの国を救うことはない、ここまで徹底的に資本主義的手を打ってうまく行かないのならば、その逆を行くべきであろう、まあ押してだめなら引いてみな、みたいな感じで、発想を変えてみるべき時期に来ているのではないでしょうか。






    それでは今は週二回ですので、次回は来週の火曜になります、では次回まで。