深*龍宮の使いのブログ

色々なことを書いていきたいと思います、よろしくお願いします。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

メディアリテラシー、-世界の現場からー、菅谷明子著、岩波新書、(定価660円+税)

2006-12-20 11:41:02 | マスコミ
    どうもこんにちは


  そういえば最近新しい次世代ゲーム機というのが出ているようで、私はもうそんなに時間もないし、ちょっと手を出しづらいものではあるのですが、ただ見ていて思うのはゲームのハードウェアが進化すればするほど、ゲームというものが衰退するのはなぜだろうなあとは感じます、たとえばハードウェア性能の低いニンテンドーDSは上手くいっていますから、やはりゲームというものは難解といえば、難解なものなのだなと思います。 さて、それはいいとして今日は、メディアリテラシー、ー世界の現場からー、という本のことでも書いてみようかと。


  この本はメディアリテラシーということを書いてある本で、メディアリテラシーとは、平たく言えばメディアとは何かということを考える事を指して、内容としては、メディアはどのようにして作られ、どのように人を動かそうとしているか、そしてそういうことを学ぶことによって、メディアの実態を把握し、メディアとの付き合い方を学ぶというのが、メディアリテラシーというもののようです。


  この考え方は私自身昔から必要性を感じていて、私の世代はマスコミのプロパガンダに翻弄されていた世代ですから、マスコミの行動に対する方法さえあればなあと常々思っていました。 それでこの本のなかに書いてあるのは、メディアリテラシーというものが世界の現場ではどのように教えられ、どのように扱われているかというのが主な内容になっています、その現場として書かれているのは、カナダ、アメリカ、イギリスの三カ国で、それぞれの国でどのように教えられていて、そしてどのように扱われているのかというのが書かれています。


  それでメディアリテラシーの一番進んでいるのがイギリスで、イギリスでは色々な教材を使って、子供ころから教えているようです、たとえばメディアはどう作られてどういうビジネスとして成り立っているのか、というメディアの構造を子供のころから教えて、メディアを鵜呑みにするのではなくて、メディアに対して批判的に見る目を養うということを教えているようです。 カナダでは一般の教師の人が力をあわせ、政治を動かしてメディアリテラシーのカリキュラムを導入できるようにして、色々な教材を作ってやっているようです。 アメリカでは、メディアリテラシーはあまり進んでいませんが、メディアに対する批評をするような個人メディアの発達によって、それなりに運動がおきているようです。

  日本のことについては何も書いていないのですが、まあ日本でもそれなりには動いているようです、ネットで検索をするとメディアリテラシーという単語はかなりヒットしますから、最近は変わってきているのかもしれません。



  全体としてこの本は、発行が古いので(2000年発行)今の世の中のことを書いているというわけではないと思うのですが、この最初のほうで著者の方が書いている、マスコミというものは現実を伝えるのではなく、現実の一部を伝えるに過ぎないものであり、情報の操作がかなりできてしまうという立場にあるということを知るうえでは、なかなかいい情報といいますか、ヒントを与えてくれる本だと思います、ただ発行が古くもう売ってないかもしれないので、この本を読みたければ、図書館あたりで借りたほうがいいかもしれません。





    それでは今は週一回ですので、次回は来週の水曜になります、では次回まで。