深*龍宮の使いのブログ

色々なことを書いていきたいと思います、よろしくお願いします。

利を追わぬも、利である

2006-01-02 09:55:53 | 社会
    どうもこんにちは


  あけましておめでとうございます、今年は良い年になるといいですね、去年は馬鹿な首相のせいであれでしたから、いやいや今年こそですね、何とかしたいものです。 さて、正月なのにまた堅苦しいことを書いてしまう私ですが、今日は、利を追わぬも、利である、ということでも書いてみよかと、わざわざ正月に書くことではないような気もしますが、どうもそういう性分ですので。


  それで、利を追わぬも、利である、何故そんな事を考えたのかというと、何となく最近は利を追うというか、そういう何といいますか、お金が手に入れば後はどうでもいいとか、そういう考えが強くなっているように思います、しかし、それは目先の利益ですから、長い目で見ればかえって良くないと思うのですね、利を追わないってことがかえって利益になるような、そいうことがあるように思います。


  例えばいまは景気がいいとは言われていますが、そう感じている方はかえって少ないのではないでしょうか?、それはやはり今の利の追いかたは、短期的に目先の利を追うような形が多いので、それは結果として全体の利益にはならないように感じます、そしてそういう利の追い方がわれわれ国民にとって意味があるのか、今のような高齢者の多い状況で、やるべき方法なのかという事に対して、私は疑問を感じます。


  ですから、利を追わぬ利というものを今は考えるべきではないかと思います、そもそも日本という国は利を追わぬ利を追って成功した国ではないでしょうか、全体の利を追ってダイナミックに動く事によって、成功したのではないかと思います。 それが今では、小さな細々とした事で金をもうけようという話が多いように思います、株分割とか、そいう細々した方法で利益を上げようとしている、株とかでなくても、技術的なものでも、細々したちょっとした事で差をつけようとか、そういうのが多いように思います、例えばこうすれば売れるだろうという事だけを考えて、技術的にはたいしたものではないようなものばかりになってくる、そういうことを繰り返していては、いずれ、ある以上は望もうとしても望めないような、低い状態に全体が落ちてしまうのではないかと思います。


  日本人は日本人ですから、個人というよりは、どことなく全体的な感覚が強いといいますか、みんながこうだということが言い易いような、考え易いような、そういうところがあると思います。 そしてその全体的な感覚の強さが、日本人の強みでもあると思うのですね、まあ、あまりみんなこうだと言うとおかしくもなりますが、日本人の強みである、全体的に動くダイナミズムとか、目先の利を追わない事によってもっと大きな利を追うという、今までやってきた事を、形を変える必要があるにしろ、やっていかないと、このまま行くとマスコミとかでは特定の所を取り上げるので、いい国のように見えて、実際暮らしている国民には暮らしづらい、悪い国になるように感じます。