昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

2013 GW前の「鹿島槍ガーデン」釣行 -午前編-

2013-04-25 07:15:35 | フライフィッシング
春先の「鹿島槍ガーデン」は初めて!

私は、大物を求めて脇目もふれず一番上の1号池へと入りましたが、平日で空いていたこともあって、ポイントを移動しながら、ゆったりと釣りをすることが出来ました。


が…昨年秋に訪れた時とは明らかにパターンが異なります。
絶好調だった「マラブー」でキャストを開始するも、追いかけて来るのは30センチまでの小型ばかり。
しかも、追いかけてくるだけで中々口を使ってくれません。

大物は底に張りついていて目の前を移動していくフライには見向きもしません。
※午前中は“ベタ凪”で、きっと魚から人間が丸見えの状態です。

そこで、このように1号池の水草の中に点在しているホールの底でじっとしている大型トラウトを狙って、「トラウトガム」を落としてみると“パクッ”!
何度も通用する手ではありませんが、時間を置いて攻める分には、コンスタントに魚を獲れそうです。

一本目は鹿島槍名物の「ブラウントラウト」。


アゴがシャクれた40cmクラスのオスで「鹿島槍」では中型クラス。


これも「ブラウントラウト」ですが、タイプの違う銀化した固体。


しばらく「トラウトガム」の釣りを楽しんでいると、ゆっくりとフォールしていく「トラウトガム」の方向に、回遊してきた超大型の「レインボートラウト」が向かってきます。 心臓がバクバクしてきました!
すると次の瞬間、フライを吸い込む様に口の中へ…

「ヤバイ! 来ちゃった!」

ガリガリに痩せていますが、70センチを優に越えるオスの鼻曲がりレインボー。


魚がデカ過ぎて何度も獲り込みに失敗し、途中開き直って、こんな写真まで撮ってしまいました。


痩せてはいても尾ビレもピンピンの70cmを超える「レインボートラウト」だけに、右に左にラインを引き出し、藻の中にもぐり込もうと頭を突っ込んだりと、もの凄いファイト。


やっとの思いで獲り込みましたが、60cmのネットに収まりきらず、体の3分の1程がはみ出しています。


上アゴが異様に突き出たサケの様な顔をした「レインボートラウト」。

2人で来ていれば抱えて記念撮影物のビッグワンですが、左手でランディングネットを持ち、右手で一眼レフのシャッターを押すのには限界が…。
魚全体を撮影しようと距離を調整している隙に、伸ばされたバーブレスフックを外して泳いでいってしまいました。


この時点で、既に腕は“パンパン”
「トラウトガム」も、それはそれで楽しいのですが、私はやっぱり“引っ張り”が好き!

何とかして、爆釣とまでは行かなくとも、そこそこの釣りにならないものか…と色んなフライを試して見ました。

最近「芦ノ湖」用に巻いたオリジナルマラブーに来た55cmクラスの「レインボートラウト」。

ヒレもボディも完璧な奴で、そりゃメチャメチャ引きました!

ベージュ系の「アオミドロ」に出た50cmクラスの見事な「アルビノ・レインボー」。


アルビノはフライを追いかける姿も、フライを咥える瞬間も丸見えで結構ドキドキしますね!


ここ「鹿島槍」のアルビノはオレンジ色が美しい独特の体色をしています。


こいつは、「オリーブ・マラブー」に来た「ブラウントラウト」と「レインボートラウト」との交雑種。
50cmクラスでしたが、体色はレインボーで柄がブラウンという妙な魚でした。

私も初めて釣り上げましたが、ここ長野では「信州サーモン」という名で食用に養殖されている魚で、他の管理釣り場では「ブラボー」なんて呼ばれたりしています。

「鹿島槍」にも放流魚として入っていたとは知りませんでした。

そして「鹿島槍」といえば何といっても「ブラウントラウト」。

痩せていますが、55cmクラスのオスのナイスワン! この悪そうな顔がたまりません!


そして、段々と渋くなってくる12時前後の時間帯に活躍してくれたフライが… <続く>


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