日日是好日

退職後の日々を写真で記録

R5ツバメ日記 (16) 育児放棄?

2023-05-31 08:38:15 | ツバメ
一昨日、全てのヒナが誕生したことから、近隣のツバメたちと祝いの舞いを舞ったことを書いた。
しかし、その後は両親ツバメの姿は時折見かけるだけで、ヒナにエサを与えることは無く、育児放棄したかのように見える。
我が家にツバメが来るようになってから19年になるが、このような事は一度もなかった。
今年の父ツバメの動きは例年と異なり、母ツバメが抱卵中に天敵の見張りをほとんどしていなかったが、これと育児放棄は関係するだろうか。

今日も早朝に母ツバメがやって来たが、父ツバメの姿はなかった。


母ツバメだけでヒナを育てることは、到底無理である。
両親で休むことなく餌を運ばなければならない。一羽だけでは無理である。
ネットで調べてみたところ下記のような場合、親ツバメはヒナに餌を与えないと書かれていた。

・天敵が現れ、親鳥が巣に戻れなくたったとき
・ツバメの両親が餌を探しているうちに、事故等にあい片親になったとき
・ヒナの健康状態が不良なとき

ここまで書いて外を見ると、二羽のツバメが飛ぶのを見かけた。
このツバメが両親だとすれば、育児放棄の原因はヒナの健康状態が不良となる。

ツバメは一年に二度産卵することができる。
もう一度、我が家の巣に産卵するのを期待しよう。


「何想う子を失いし母ツバメ」

 5/30の歩数:5,699歩


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R5ツバメ日記 (15) 祝いの舞

2023-05-28 15:08:43 | ツバメ
早朝、父ツバメが盛んに巣に止り何かしていたが、まもなく巣から飛び立った。


それから間もなくして多くのツバメが巣の周りを飛び回り始めた。
普段は我が家に卵を産んだ2羽のツバメしか見かけることしかないのに、何処からか3羽のツバメが加わった。


これは毎年の現象で、全ての卵が孵化しヒナが誕生したときに、何処からか他のツバメが集まって来て大きな声で鳴きながら舞う祝いの舞いなのである。
この祝いの舞いはヒナたちが巣立ちしたときにも行われる。
この祝いの舞いに加わったツバメたちは、何処からやって来るのか又どのようにしてヒナの誕生や巣立ちを知るのか、いつも不思議に思う。


「喜びを舞い祝う人もツバメも」

 5/28の歩数:12,354歩(新潟大学前駅から大学まで歩く)


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R5ツバメ日記(14)ヒナ誕生

2023-05-25 08:34:54 | ツバメ
今朝4時過ぎの巣の状態である。


二階の窓から巣までの距離は1mほどであるが、中は見ることはできない。
もうヒナが誕生しても良いのだが、母ツバメは巣の中である。

少し気温が上がった7時頃、巣の真下の地面に卵の殻の欠片を見つけた。普通、殻は巣の遠くに捨てるのだが、誤って落としてしまったのであろう。


殻の写真を撮ってまもなく、両親のツバメは交互にヒナのエサを運び始めた。
滅多に姿を見せなかった父ツバメもヒナにエサを与えている。


今年の父ツバメは少々変わり者で、ヒナが誕生してもエサを運ばないのではないかと心配したが、どうやら大丈夫のようである。
まだ誕生したばかりで多くのエサは必要ないのか、母ツバメは再び残りの卵を温めるため巣の中に体を沈めた。



何羽のヒナが誕生したか分からないが、明日には全てのヒナが誕生するであろう。


「感動す新しい命誕生」


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R5ツバメ日記(13)

2023-05-22 09:17:04 | ツバメ
相変わらず夫ツバメは滅多に顔を見せない。
天敵が現れたらどうするのだと心配していたところ、一昨日の午後に突然、多くのムクドリが巣の前の電線に止まった。10羽以上はいただろう。


ムクドリもツバメと同様に、今が繁殖期で子育て中なのであろう、餌を咥えて飛んでいるものも見かける。

まもなく夫ツバメが何処からか現れて、巣とムクドリの止る電線との間の電線に割って入り、にらみ合いが続いたが、夫ツバメは動き出した。



ムクドリはバラバラと飛び立ったが、特に夫ツバメを気にする風もなく、巣を襲おうとする気配もなかった。
昨日もムクドリは群れでやって来ていたが、今朝はまだ見かけていない。

それにしても一昨日、ムクドリの群れが来たときに、滅多に姿を見せない夫ツバメがすかさず現れることができたのか不思議だった。
その理由と思われることが分かった。
夫ツバメが我が家の西側の電線に止まって待機しているのを二階の私の部屋の窓から見かけた。
巣は我が家の東側にあるが、そこからは南側の電線は見ることができて、ムクドリの群れが来たのに気がついたのであろう。
南側の電線で待機すると天敵に巣の位置を知られるために、巣と反対側の西側で見張ることにしたのかも知れない。


「鳥たちも電線上でG7」


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R5ツバメ日記(12)父帰る

2023-05-18 08:44:53 | ツバメ
母ツバメは静に卵を温めている。もう一週間ほどでヒナ誕生であろう。
問題は父ツバメである。じっとしていない。一昨日は一度も見かけなかった。
何か事故にでも遭ったのではないかと心配した。
もし戻らないと母ツバメだけで子育てをしなければならない。これはほぼ無理であろう。
5羽のヒナのために父母して休むことなく餌を運ばなければならない。それを母ツバメだけでは、おそらく無理であろう。
昨日の朝にも父ツバメは姿を見せなかった。ようやく姿を見せたのは午後の4時頃だった。
母ツバメは、不安いっぱいだったに違いない。
よほど嬉しかったのであろう、父ツバメの姿を見て、母ツバメは今まで聞いたことがないような大きな歓喜の声を上げて巣から飛びだし父ツバメと一緒に空を飛び回った。

今朝も父ツバメはやって来た。(朝はどうしても逆光になる)



一体、父ツバメに何が起こっているのだろう。
母ツバメが抱卵している時は、父ツバメは天敵を見張るのが仕事である。
また、母ツバメが食事のため巣を出ると、父ツバメは代わりに卵を温めるのも仕事である。
この父ツバメは、このどちらも放棄しているように見える。
もう一週間でヒナ誕生である。ヒナの食事運びは絶対放棄しないように。


「寅さんのよう居つかない父ツバメ」

 5/17の歩数:4,160歩


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