同じ枚方市にお住まいの友人であるKご夫妻が、さきおとといわざわざネジバナの鉢を届けてくださった。ネジバナは野草ではあるがれっきとした蘭で、こうして鉢植えで楽しむことが出来るのをWAKIははじめて知った次第、なかなか小さいが可憐なピンクの花が螺旋状に伸びている。このままにしておいても種子が鉢に落ちて来年も花が咲くそうで、粗末にしないように気を付けて育てようと思う。そこで、一計を案じスケッチで残そうと考えて短冊に水性色鉛筆で書いてみた。出来はともかくこれなら後々残り楽しめそうに思った、ついでに気持ちも添えて。・・・
きのうの大阪は一日中梅雨空が重々しく垂れ込めて気温が33℃と蒸し暑い一日であった、ショッピングセンターには、勘ぐっては悪いけれども物を買うあてもない人がマッサージ器に座り込んで気持ち良さそうにしているし、休憩の椅子に腰掛けて時を過ごしている人もいた。そして吹き抜けのロビーを背にマネキンが浴衣のファッションを披露していた、なかなかカラフルで美しい、WAKIは世界に冠たる堂々たる民俗衣装だと思うが、自分は着たことがない。もうそろそろ梅雨も空けてからっとした夏が来て欲しいものだ。
おとうさんこれ見て、アカトンボが叫んだ。きのうは朝刊と一緒に折込みチラシが入った、全紙の大きさで両面、ところ狭しといろんな商品がならんでいる、このところ景気も少しは持ち直したのかチラシも増えてきた感じがする。このチラシは最近淀川を越えたところの高槻市にできたホームセンターのチラシ、そこは同じ敷地にMandaiがあって国道の向かいがニトリとヤマダデンキで至って便利、とにかく売場が広くて買物がし易い。そこのチラシがこれ、8円、80円、800円、とよくも揃えたものだ。むかし購買者の心理を分析したら双方が満足する数字は8の値付けしかないと聞いたことがあるがそれにしてもこのこだわりぶりはたいしたものだ、8の多用される訳をご存じのかたはどうぞコメントを、果たしていただけるかな。・・・
今年の梅雨は典型的な梅雨のようだ、外へ出るにも傘が手放せない、といって傘を持ってでても結局降りそうで降らないからそれならいっそ手ぶらで来たほうが良かったと後悔したりする、でもきのうの雨は南の方から雲の下から斜めの筋が地上に達したかと思うとぐんぐん近づいてきてあたりも雨になった。直前に目の前の電線にムクドリの群れがおよそ100羽ほど留まっていたが、どこかに飛んでいってしまった。この森にはカラスが子育てをしており雨がやむとカーカーと喧しい。きのうは早くも蝉の初鳴きがあった。
WAKIたちの楽しみは、毎週2回ある新聞投稿での川柳の発表の日、きのう月曜は産経新聞大阪版夕刊、もう一つは土曜日の朝日新聞朝刊大阪版、WAKIは始めてもうかれこれ7年にもなる。毎週月曜日には4枚の葉書を投函に行く。産経新聞社には申し訳ないが購読していないので駅まで買いに行く。きのうは久しぶりにWAKIの句が掲載された。WAKIの同輩で常連のUさん、Mさんも掲載されていた。産経新聞でのWAKIとアカトンボの成果は今年になって5対5でタイである。皆さんなかなか上手なので思ったようにはいかないがこればかりは楽しいのでやめられない。
句題は 「駅」 「健さんが立てば絵になる過疎の駅」 (選者 礒野いさむさん)
句題は 「駅」 「健さんが立てば絵になる過疎の駅」 (選者 礒野いさむさん)
大阪から千葉県までマラソンで走り、今年の元旦に千葉県鴨川をヨットで出港した間寛平さんは無事ロスアンジェルスに到着、そしてニューヨークに向けてひた走りようやくあと100km、数日でニューヨークに到着という地点まで走りぬいた。WAKIはインターネットで送られてくるアースマラソンの様子を一喜一憂し毎日応援しながら見た、いちばん興味があったのはこのとてつもなくでっかいアメリカ大陸が寛平さんのマラソンと一緒に見れるのだからこれ程楽しいことはない、それにしても寛平さんは毎日フルマラソンに匹敵する距離を走るのだから並大抵のことではない、つい一週間ほど前にはロスを出てから、フルマラソンを100回分走り抜いたというからすごい。このあと、ニューヨークから大西洋を再びヨットに乗ってポルトガルのリスボンまで航海し、こんどはユーラシア大陸をまたマラソンで駆け抜ける。コースはシルクロードを経て三度び海路で鹿児島へそして陸路大阪に向かうそうだ。山あり谷あり砂漠あり寛平さんのまだまだ過酷なチャレンジが続く。
アースマラソンのURLは http://www.earth-marathon.com/ です。
アースマラソンのURLは http://www.earth-marathon.com/ です。
天の川を中心に古代から七夕伝説があるとされる枚方・交野地域。京阪電車は7月7日には特別の電車を編成私市まで運行する。一方京阪百貨店は店頭に大きな笹を飾ってお客さんに願いを短冊に書いて貰って七夕セールを行なっている。今年の短冊はスポンサー付きでなかなか立派、願い事が書かれた笹は奈良の神社に奉納されるそうだ。そして同じような飾り付けが街のあちこちで見受けられる。
ここは国道1号線にある全国展開の大きな本屋、ここの敷地にBookOffもあるそしてマクドもアイスクリームショップもゲームセンターもある。だから休日ともなると若者たちですごく賑わう。ここの下の駐車場に車をおいて階段を上がってゆくと 突如踊り場のど真ん中に大きな木が生えている。いきなり出くわすから吃驚する。おそらく建設当初から残されたものだろう。
7月2日は半夏生(はんげっしょう)の日でタコを食べる日だそうだ。タコの売場にはレシピも添えていろいろと並べてあった、説明によると「稲の苗が大地にタコのようにしっかりと根をはり豊作になるように願って関西ではタコを食べる習慣」があるそうだ。初めて知った、WAKIはついこのまえ大きな生きた蛸を買ってきて湯がいた、気持ちは悪いが塩を沢山振って揉んで言われるように大根で叩いたら、やわらかくなっった、それを小分けにして冷凍庫に入れてある、きのうはきゅうりとわかめで酢の物にして食べた、やはり言われるように一番美味しい時期でもある。続いてうなぎを食べる土用の丑の日が来るがこちらは7月19日(日)だ。
新田次郎の小説「剣岳・点の記」が木村大作監督によって映画化されたのでアカトンボと一緒に観に行ってきた、鑑賞にさきだって原作を読んで見た。今でこそ世界中の地図は科学の力を利用して難なく作ることができるが明治39年の頃と言えば、それはもう命懸けの大仕事であったことが頷ける。映画はその大事業を剣岳というとてつもなくでっかい山塊を余すところなくリアルに捉えながら展開する。WAKIは若い頃、北アルプスの夏山に何回か登ったが剣岳は怖ろしい山と聞いていたので敬遠した。映画はかなり演出があって原作とは違うところがあるが自然の厳しさ登山の厳しさの表現においては映画はたいへん優れていた。ぜひ皆さまにも観賞をお勧めする。