W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
コメントはタイトルをクリックしてどうぞ。

先人の偉業 「蓄音機百年前が甦る」

2011年02月16日 | TOWN
 これは荒川泰蔵さんから頂戴した写真。荒川さん愛蔵の蓄音機については、2月14日の「WAKIのトンボの目」で紹介しましたが正式には「円筒式蓄音機エジソンスタンダードC型」と呼び、エジソンフォノグラフ社(アメリカ)製で時期は1908年頃の製品だそうだ。ざっと100年前の代物で荒川泰蔵さんはこの「くらしの道具」展で当時の音声を再現実演しこの機械にまつわるお話をされた、直径7センチほどの円筒の表面に刻まれた溝の振動がホーンに伝わって音が出るしくみである。演奏を聞かれた方の話によるときわめて明瞭でとても百年前とは思えないとのことであった。いまの保存や再生のメディアは光を応用したCDやDVDだが技術は格段に進歩したもののこれから百年はたして後世に残るとは思うものの周辺の機器は全く変わっているかも知れないし、再現出来るとは言い切れない。百年も前。写真機にしても蓄音機にしてもこれらを発明した先人はほんとうに偉いとしみじみ思う。ここでは2月27日(日)3月13日(日)にも午後2時から3時まで、蓄音機の実演が予定されている。

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夢・希望・未来  「売る人... | トップ | 通りかかった現場  「火事... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
珍しいものばかり (Mont)
2011-02-16 10:05:44
円筒式蓄音機の音はTVでしか聞いたことがありません。考えると円筒を円盤に変形したものがレコードなんですね。しかし、こういう着想がなかなか出来ないということでしょう。

そうすると録音機の歴史は円筒から始まって、円盤、ワイヤー、テープ、ディスク、さらに USBに進化したのですかね。

戦後、私の義理の兄がサウンドボックス(手回し式の蓄音機のピックアップで、鉄針を用いる)を製作していましたので、このような古い蓄音機に興味があります。
返信する
60数年前を思い出す!!! (KUSA)
2011-02-16 13:49:41
 引き続きエジソンの発明品、蓄音機の写真を拝見して懐かしい記憶が蘇ってきた。

 トランペットやホルン、チューバの様なラッパを蓄音機の上に付けてここから音を出す仕組みの構造、小生の満州からの引き揚げ先のお袋の実家にこれと同じものが有った。

 ハンドルでネジを巻き竹の針を付けて78回転のレコードを回し渡辺はま子の「蘇州夜曲」や岡晴夫の「憧れのハワイ航路」「東京の花売娘」などを叔父と一緒に聞いたのを思い出した。

 当時、蓄音機という機械から音が出るなんて不思議な思いで理解が出来なく叔父にしつこくなんで、なんでと聞きただしていたものだが、その叔父も今、82歳の老境になってだいぶ弱ってきた。懐かしい思い出である。WAKIさん思いでを蘇らせて頂き有難うございました。


    
返信する
悩んでいます (Ken)
2011-02-17 00:25:31
子供が大きくなってきて困っているのがビデオの整理。上の子の頃は液晶ビューカム、下の時はデジタルで形式が違う。今やSDカードなどのIC媒体。今何かに統一しても、10年先は何が残っているかわからない。この蓄音機を見ると、そんな小さいことは気にせんと、時代の流れに任せなはれ、と教えてくれてるように思えます。
返信する
技術は進歩するが (Waki)
2011-02-18 08:41:59
Montさん。私が入社の頃はまだ電蓄というのがあってそのピックアップが時々生産があってつくっていました。LPはまだでSP35回転でした。フルトベングラーの第9はたしか5~6枚だったと思います。

Kusaさん。不思議でしたねなぜあんな紙のコーン紙からいろんな音がでるのか。

Kenさん。そうそう我が家にも同じようなものがあるよ8ミリで撮った映像やビューカムで撮ったものとか結構楽しんだが当時はどれも高嶺の花だった。見てくれてありがとう。裕ちゃん治りましたか。
返信する
MIZUDORI (木村文二)
2011-02-25 20:39:38
私もエジソン蓄音機の愛好者で、蓄音機と蝋管数本持っています。2/27or3/13に自宅(宝塚市)から近くでの集まりがあれば参加させてください。
会場を教えて下さい。
返信する

コメントを投稿

TOWN」カテゴリの最新記事