これは荒川泰蔵さんから頂戴した写真。荒川さん愛蔵の蓄音機については、2月14日の「WAKIのトンボの目」で紹介しましたが正式には「円筒式蓄音機エジソンスタンダードC型」と呼び、エジソンフォノグラフ社(アメリカ)製で時期は1908年頃の製品だそうだ。ざっと100年前の代物で荒川泰蔵さんはこの「くらしの道具」展で当時の音声を再現実演しこの機械にまつわるお話をされた、直径7センチほどの円筒の表面に刻まれた溝の振動がホーンに伝わって音が出るしくみである。演奏を聞かれた方の話によるときわめて明瞭でとても百年前とは思えないとのことであった。いまの保存や再生のメディアは光を応用したCDやDVDだが技術は格段に進歩したもののこれから百年はたして後世に残るとは思うものの周辺の機器は全く変わっているかも知れないし、再現出来るとは言い切れない。百年も前。写真機にしても蓄音機にしてもこれらを発明した先人はほんとうに偉いとしみじみ思う。ここでは2月27日(日)3月13日(日)にも午後2時から3時まで、蓄音機の実演が予定されている。
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そうすると録音機の歴史は円筒から始まって、円盤、ワイヤー、テープ、ディスク、さらに USBに進化したのですかね。
戦後、私の義理の兄がサウンドボックス(手回し式の蓄音機のピックアップで、鉄針を用いる)を製作していましたので、このような古い蓄音機に興味があります。
トランペットやホルン、チューバの様なラッパを蓄音機の上に付けてここから音を出す仕組みの構造、小生の満州からの引き揚げ先のお袋の実家にこれと同じものが有った。
ハンドルでネジを巻き竹の針を付けて78回転のレコードを回し渡辺はま子の「蘇州夜曲」や岡晴夫の「憧れのハワイ航路」「東京の花売娘」などを叔父と一緒に聞いたのを思い出した。
当時、蓄音機という機械から音が出るなんて不思議な思いで理解が出来なく叔父にしつこくなんで、なんでと聞きただしていたものだが、その叔父も今、82歳の老境になってだいぶ弱ってきた。懐かしい思い出である。WAKIさん思いでを蘇らせて頂き有難うございました。
Kusaさん。不思議でしたねなぜあんな紙のコーン紙からいろんな音がでるのか。
Kenさん。そうそう我が家にも同じようなものがあるよ8ミリで撮った映像やビューカムで撮ったものとか結構楽しんだが当時はどれも高嶺の花だった。見てくれてありがとう。裕ちゃん治りましたか。
会場を教えて下さい。