縁起をかつぐのが好きな日本人は節分はこぞって豆まきをしたり、いわしを食べたり恵方を向いて巻き寿司をかじったりする。寿司をかじるのは海苔の組合が海苔の消費を促すために始めたと言う説があるくらいだが定かではない。巻寿司の海苔は日本独特のものでこれほど実用的でユニークな食品は世界に類を見ないとWAKIは常々思っている産地は本州の各地にあって穏やかな内海で人工栽培されていて大阪湾などは一大産地である。太陽と海洋の恵みを受けて育った海苔は掻き採られて加工されるがそれは紙透きの工程に似ていて規格は全国共通統一されている、何でも10等級ぐらいに分かれていいものほど値段がはる。海苔に限って言えば食中毒など聞いたことはない、いずれにしろ滋養があってお米を包み丸ごと食べられるという、素晴らしい食品に違いない。
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節分といえば恵方巻きという太めの巻き寿司を食べる習慣が今や日本全国に拡がっていますが、調べてみたら大阪が発祥の地らしい、なんでも豊臣秀吉の家来がはじったとかあm節分の日に巻き寿司を食べるようにしたとか、大阪の花街で始まったとか、そしてはたまた、此花区で太巻きの海苔巻きずしをこの節分の時に細かく切って食べるのは面倒くさいから丸かじりするようになったとか、ルーツは諸説があってどれが本当かわからない。
ただ、「恵方巻き」との名前は歴史が浅く、コンビニのセブンエレブンが全国展開する為に付けたとのことで、平成10年とのこと、なんでもいいから市場へ行って来て求めてこよう!!
米国へ行った時、カリフォルニア巻きという巻き寿司を食べました。日本のと違って海苔が中に巻き込んでいます。なんでこんなことをするのだろうと思って人に訊くと、米国人は食べ物に黒い色を使うのが嫌いならしいと聞きました。
凡そ30年前、東京で巻き寿司を注文したら、細い巻き寿司が出てきてびっくり。大阪で言う巻き寿司なら太巻きと言わねばならないと教えられました。