今使っている扇風機が22年も使っていたので新しいものを買った、前のものと同じメーカーをと思ったが今はもう販売していない、空気清浄機やエアコンにシフトして止む無く某家電メーカーのものにした、リモコン付きのフルスペックだが、思ったより安かったがMede in China だ。そして一番目立つところに「設計上の標準使用期間10年 設計上の標準使用期間を超えて使用されますと、経年劣化による発火・けが等の事故に至る恐れがあります。」といった恐ろしいことが明記してある。製造者や設計者の責任逃れの苦悩は伺えるがWAKIはこの表記ははなはだ疑問に思う。そもそも成熟商品である扇風機の故障モードは解明され尽くしている、そして信頼性設計に必要なFMEA(故障モード・影響解析手法)やFTA(故障の木解析手法)といった技法で検証されている筈である、商品品質の劣化は使用環境の温度、湿度、通電時間、自己発熱等の要素によって変わり、一方使用条件はユーザーによって千差万別で一概に言えない。食堂のような所で年中使うお客さんと、われわれのように夏場だけ使う人とは全然違うし、一筋縄ではいかない。劣化する所は解明されているのだから「このようにつかっていただくと20年は大丈夫です」といってもいい。この表記は10年経てば捨てて下さいといっているようなものだ。もったいない古いものを大切にという考えが通用しなくなる。
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メーカーもFMEAでしっかり検証しているのであれば、それにそった注意を喚起する説明をして置くべき配慮が必要と考える。
しかし、大手のメーカー以外にFMEAで検証しながら製品造りをしている所は意外に少ない事も事実で
ただなんとはなしに表示をしているのが実態のような気がする。
最終的には使用しているユーザーが如何にメンテをするかに係っているか(長期期間しようするとするなら)自覚して置くことが必要と感じるのだが、もっともメンテのプロである我々と同じ様に捉えるのは無理があるのかも知れない。難しい問題だ。
いずれにしても、メーカーは故障のないよう細心の注意をするのは勿論ですが、使用者も使用条件(環境、期間など)に気をつけねばならないでしょう。
今以て扇風機と聞けば、モーターコアのダイイングや巻き線機、ダイカストマシン、インジェクションモールド、バランシングマシン、旋盤や研磨機など当時のことが矢継ぎ早に思い起こされる。
専門はエアコン、冷蔵庫、精密加工の担当だったが、海外に出ると当時は、オールラウンドプレイヤーが要求された。
そして先日の社友会展で数十年ぶりに、当時大変お世話になった技術部長と会場でお会いして感激し、お互い固い握手を交わし合った。
「幾歳も、固い握手で、蘇り」・・・Hide
Montさん。メーカーは行政指導で補修用性能部品の保有を一定期間義務付けしていますが。守られていないようです。最近あなたのパソコンの保障が今月末で切れます、継続なら00円払い込んで下さいと、中国人なまりの女性から電話でいってきました。
Hiideさん。現役時もそのあとも苦労されたのですね。お会いになられたのはMさんではなかったですかわたしもお世話になった方です。