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タビトリプ

旅行大好き、ブログで旅日記を作りたい

USA北西部ドライブ 3

2010年12月31日 | 海外旅行

USAドライブ 2 から続く

④デビルタワー、マウント・ラシュモア、クレージーホース観光

 昔、映画「未知との遭遇」を見て、このタワーが実際に在ると知ってから、是非行ってみたいと思っていた場所
このデビルタワーはワイオミング州の北東部にある
 I-90eastからすぐと書いてあったが、アメリカの「すぐ」は遠くて、かなり走ってやっと平原の彼方に見えてきた

  
途中雨が降っていたけど、着いたら晴れて壮大で不思議間自然のタワーを見ることが出来た

次の目的地は「マウント・ラシュモア」、大統領の顔が岩山に彫られている
夕方で逆光の光で見たのが残念、朝日で見たら印象が違ったと思う

  

 

すぐ近くに白人の支配に抵抗したインデアンのリーダー「クレージーホース」の像が、
民間の寄付金で岩山に作られつつあった
麓にネイティブ達の歴史博物館があって、支配と戦いの歴史を紹介していた

   
馬に乗った姿が彫られる予定 出来たら世界一の像になるそうだ

 

⑤ラビットシティからシアトルへ

ラビットシティはサウスダコタ州の西にある町、ここからシアトルまでI-90westを走る
ワイオミング州、モンタナ州、アイダホ州を越えてシアトルのワシントン州になる
約1,800km 盛岡~下関の距離を2日で走る予定の強行軍

 

 

 

 アメリカの道路はほとんど無料で、日本のように料金所やサービスエリアは無い
しかし、主要道の交差点付近に、ガソリンスタンド、モーテル、レストランやその他の店舗が集まっている
各出口の手前にこれらの施設の表示が出るので、これを見て下りるかどうかを決める

私達はトイレと給油を兼ねてガソリンスタンドを利用した
給油はセルフサービス、しかし、販売機は日本のVISAカードを読んでくれなかったから、
店に行ってロックを外してもらい、給油後に支払いをする
 カードを預けての給油もあったので、不安な気もしたが、帰国後のVISA請求明細で不正請求は無かった

  
ガソリンの値段はレギュラーで1ガロン=$3未満、1ℓ=70円程度

 

ナビは使い方を始め戸惑ったが、慣れたら頼りになる道案内をした
マップは以前アメリカ土産に買っていたミシュラン道路マップを利用、道路標示は日本より判りやすい
   

 

私達が2日かけて走ったこのエリアはアメリカの田舎といわれる所で農業地帯、単調な風景が続く

   

巨大な散水設備があちこちにあった 飛行機からみると円形に見える農業だ
でもこれほど大仕掛けで地下水を使ったら枯れるのも当然と思う

    
                         

USAドライブ 4へ続く 


USA北西部ドライブ 2

2010年12月29日 | 海外旅行

USAドライブ 1 から続く

②サクラメントから、ソルトレイク、ジャクソンシティへ

I-80eastを走る。カリフォルニア平野を離れ、シエラネバタ山脈を山越えする
カーブの多い道は冬場のトラックのチェーン使用の跡で荒れてガタガタだった
山越えしたら、ネバタ州に入る

       

ネバタの入り口の街、リノで泊る 乾燥した暑さはリゾートのけだるさ・・
夕食はステーキを注文したがそのボリュームはすごかった!! おかげでこの残りが翌日の車内昼食となった

   

 次の日はネバタ州を突きってユタ州のソルトレイクが目的地のロングドライブ
平原の乾燥した大地で道路は一直線で続く、その広大さに初めは大いに感激し、次第に慣れて
制限速度70mile(110km)を、80mile出してもスピードを感じない様になるから怖い 

    

ユタ州に入ってしばらくすると道路横の湿地に白いものが? それが次第に白い平原となって・・
ソルトレイク・「Solt lake」は本当に「塩の湖

道路の両側がまるで雪野原のように白く、塩の平原を30km以上も直線道路!感激のドライブだった

    

レストエリアの展望台から、塩で覆われた湖を見た後で、湖面に降りて結晶した塩をつまんで記念に持ち帰る

  

ソルトレイクシティに入り、ビジターセンターでパンフなどを探し、モーテルの紹介を受けてそこに泊まる
翌日、観光なしでI-15northでジャクソンシティに向かう

ジャクソンシティはグランドティトン、イエローストーン 観光の南側の起点の町
私達もビジターセンターへ行きパンフを探して、観光作戦を考えた
野生のはく製や彫像、骨のゲートがあった

      

 

③グランドティトン&イエローストーン観光 

ガイドブックを読んでこの二つの国立公園は近いと思ったけど広くて雄大だった
だから予定よりずっと時間がかかり焦ることになる

グランドティトンは氷河で削られた岩肌のティトン山4313mを眺める国立公園、
周囲を車で走るのに3時間以上かかるが、自然のままで人工物が何もないのが美しい

  

  

イエローストーンの観光は園内に宿泊して、3~4日かけてするのがベストだそうだ
私達はこれを1日で駆け抜けたので、観光したのはメインの間欠泉の吹き上げるOld Faithful だけだった


Old Faithful は簡単に言ってしまえば、日本の温泉地の地獄めぐりの拡大版
しかし広くて大きく、温水が流れ、湯気が吹き上げて、生きている大地を感じる場所だ

    

   
みんなが待っていたカイザーはほぼ時間通りに吹きあげた     虹のように美しい温泉池

 

次のポイントに行く途中に渋滞に合うが、原因は野生のバイソンが道路を歩いたり横切ったりすることだった
保護されているから、車など気にせずに悠々と歩く・・

  

 

USAドライブ 3 に続く 


USA北西部ドライブ 1

2010年12月27日 | 海外旅行

USAドライブ旅行記はここからスタートです

夏の終わりに、再び、アメリカドライブ旅行をしました

旅程

     ① 関空からシアトル入国 空港でレンタカーを借りて、I-5southを南下 途中1泊してサクラメントへ、
       サクラメントを観光    走行=892mile

     ② I-80eastを東行し、ソルトレイク泊 ロッキー山脈を山越えしてジャクソンシティーへ
       グランドティトン観光  走行=1053mile

     ③ グランドティトンを通り抜けて、イエローストーンへ イエローストーン観光  走行=236mile

      ④ I-90eastを東行 デビルタワー、マウントラシュモア、クレージーホースを観光 ラピットシティ泊 走行=500mile 

     ⑤ I-90westをシアトルへ向う 途中1泊してひたすら走る  走行=1184mile

     ⑥ シアトル観光 走行=64mile

     ⑦ カナダバンクーバーへ  日帰り  走行=300mile

     ⑧ レンタカーを返却  シアトルより関空へ  走行=30mile    合計走行=4232.6mile×1.6km=6772.1km

 

① シアトルから サクラメントへ

関空からデルタ航空でシアトルへ 機内は間もなく夜になり、すぐに明けて同じ日にシアトル着。
シアトルは雨模様、気温12℃、関空を出るときは35℃の気温だったから、あわてて重ね着をする

空港で予約したカローラ仕様の車を受けとる、前回のオーストラリアでナビの扱いに困ったので、
ここではしっかり習おうとしたけど、「It’s simple」とさっさとボタンを押しての説明だけだった。
だからしばらくはナビの操作に苦労することになる 

I-5southを南下、途中のスーパーで水や食料品を購入する。
ポートランドでモーテルを見つけて、早めの宿泊をする

       
左がスーパー                右がモーテル「Days Inn」

翌日天気は良くなって、サクラメントまで交代運転で ロングドライブする
オレゴン州は山は緑カーブも多くて、道路の感じは中国道のようだった。 しかし日本のような竹林は無い

トラックも沢山走っていて、いろんな物を積んで走っていた

     

 

カリフォルニア州に入ると平原となって、ブドウ、アーモンド、コーン、などの広大な畑が続く
カリフォルニア米の田んぼもあったが、直播のようで日本の田んぼの整然さは無かった

     
 

6時過ぎにサクラメント着、モーテルに入った後、近くのメキシカンレストランでタコスを食べる
       

 

サクラメント オールドタウンを観光する
昔ここまで運河で荷物を運び、ここから鉄道で運んだ物流の中継地だった所
西部劇に出てくる様な街の雰囲気だった

     
                     運河の木の柱が見える

  
                 当時の機関車が展示されていた

 

 歴史博物館は立派な建物と手入れされた庭園、この街の歴史を見たかったが
この日の開館時間が午後からだったので諦める

    

フォード自動車博物館へナビの誘導で行く
外観が倉庫のようで間違えたのかと思ったが、中は車のコレクションでいっぱいだった

  

   

 

USAドライブ旅行 2 へ続く


ロシア旅行 ②

2010年11月25日 | 海外旅行

ロシア旅行①から続く

サンクトペテルブルグ 

モスクワから寝台列車でサンクトペテルブルグへ行きました
設備が整ったTVまでついている車内でした

   

サントペテルブルグはヨーロッパの感じの町でした
現地ガイドが変わりましたがこの人もプライドは高く、早口で分かりずらい日本語
29人のJTBのパックでそれなりの費用でしたのに、今回の旅行のガイドは「はずれ」でした

 

   

「血の上の教会」は見事でした(皇帝が暗殺された場所に建てたから)
内部全面に聖人の姿が描かれていました
再建前のこれらの絵はモザイクタイルで描かれていたとか、
今はそのタイルがないのでペイントで描かれていますが、それでもすごい迫力でした

 

   

郊外にあるエカテリーナ宮殿に行きました
開門前から団体客であふれ、門が開いたら一斉に駆け込むほどの人気の観光場所
再建された木製モザイクが傷まないように靴にカバーを着けました

 

  

内部は新しく作られていましたが、備品はロシア革命で略奪、分散してしまったそうで少なかったです
有名な琥珀の間も写真を元に復元され美しかったです(ここはカメラ禁止が残念)

 

  

 

エルミタージュ美術館
このパック旅行の目玉で私が期待した通りに素晴らしい美術館でした
見たかった絵が沢山あって嬉しかったです

  

私が見たかったマチスのダンスはとても大きな絵でした

  

ところが旅行のパンフに出ていて、ぜひ見たかった例の大階段が修理中・・
これは本当にがっかりでした

  

 

旅行の最後は運河クルーズでした 
橋をくぐって次々に広がるサンクトペテルブルグの風景を船から楽しみました

  

  

 ロシア旅行 終わり


ロシア旅行 ①

2010年11月22日 | 海外旅行

ロシア旅行はここがtopです

パック旅行でロシアに行きました
ヨーロッパ側のモスクワとサンクトペテルブルグとその他で東側の観光コースだけです

モスクワから入国、スズダリ、ウラジミールを観光のあと列車でサンクトペテルブルグへ いきました

モスクワ

あの玉ねぎ坊主ワシリー寺院のある赤の広場は広かったです
朝の逆光だったのが残念、向かい側の国立歴史博物館の建物が朝日に映えています

  

横にあるグム百貨店は宮殿のように立派な建物でした
中はブランドショップで資生堂、ケンゾウの店がありました

 

展望台の雀ヵ丘は高くなくて本当に「丘」でした
でもモスクワの街が見下ろせました

 


雀が丘の上にモスクワ大学があり、これと同じ建物がソ連時代に建てられたと展望台で聞きました
同じビルが、官庁、大学、病院、アパート・・などに使われているのは面白いです

  

車は多かったです 日本車もたくさん走っていました
でも、トロリーバス、路面電車が健在で通勤客を運んでいました

   

マクドナルドがありました このマークはどこの国でも進出しているようですごいです

 

 ウラジミール

  バスで「黄金の環」と言われる一つの町 昔のウラジミール公国に行きました
漆喰の白い建物が青い空に映えて美しかったです
ウスペンスキー寺院、ドミトリエフスキー聖堂

   

ガイドさんはモスクワ大学卒業のエリート?女性
でも、ロシア人の先生から日本語習ったとかで、アクセントが違うことが多く頭の中が戸惑いました

 

 

スズダリ

 世界遺産トロイツェ・セルギエフ大修道院 初めてロシア正教の中を見ました
教会の中はカソリックのようなキリスト像はなく、イコンが飾られ、椅子やパイプオルガンはありません

   

教会が白くて金ピカで美しいのは、ソ連時代は宗教は禁止で教会は穀物倉庫などに使われ荒れていたそうです
ロシアになって民衆の寄付で復興させたからです

ここには木造の教会や橋があり、昔栄えたこと面影です
シベリアまで続く線路もありました

   

  

ロシア旅行②に続く


ペルシャ旅行 

2010年11月10日 | 海外旅行

 
イスファハーンを見たくてイラン(ペルシャ)に行きました
関空からドバイ経由でテヘランへ入国

イランは黒海とペルシャ湾に挟まれた中東に位置する国です

首都:テヘラン
人口:6000万
時差:日本より5時間半遅れ

イスラムシーア派の宗教国家で宗教が生活を規制している
禁酒、禁ポルノ、西洋音楽禁止
男性のネクタイ不可、女性は肌を見せない等など・・

 

宗教とテヘラン市内の様子

 

街を歩く女性たちの中年以上は黒ずくめの服装、若い人も必ずスカーフをしています
私たち観光客もおしりまで隠れる服(ボディラインを見せない)と髪を隠すスカーフが必要で

テヘラン空港に入る前に機内で着替えました(画面右)

 

ホテルで朝、TVを付けたら、「お祈りの時間」で、宗教音楽とお坊さんの言葉を流していた
テレビ体操もかわいい女性でなくて、男性モデルが筋肉体操をやってました

テヘランの町は街路樹が大きく立派でした
砂漠の町なのに不思議に思ったら、これらの樹木は人工的に水が与えられていました
時間を決めて水が流れる、根元に水を与えるなどのシステムがありました
放って置いたら草だらけになる日本とは違う世界でした

 

 

世界遺産 ペルセポリス

 

ペルセポリスはシリアのパルミナ、ヨルダンのペトラと合わせて、中東の3Pと言われる古代遺跡

アケメネス朝のダリウス大王が建立した祭殿で、
ローマのアレキサンダーの東方遠征によって破壊されたものが今に残っています

壮大な規模とレリーフで有名です

 

   
私たちはこの大きな遺跡を説明を聞きながら3時間かけて歩き回りました
これが2000年以上も前の遺跡であることに驚きながら・・

 

ヤズド (ゾロアスター教の町) 

ササン朝ペルシャの宗教はゾロアスター教(拝火教)でした
ヤズドはこの時に栄えた町です

ヤズドにあるゾロアスター寺院は異教徒でも入ることが出来る
外壁上部には善の神「アフロ・マズダ」の像があり、奥のガラスの向こうには1500年続く火が燃えていました

 

 

この宗教は「火」を崇め、「土」を穢すことを嫌ったので土葬でなく「鳥葬」が行われた由
その鳥葬の場所「沈黙の塔」を見ました

   

土だけで草も木もない荒涼とした静寂に包まれている塔の上から見下ろすと
ヤズドの町と現在のお墓が見えました 

 

世界遺産 イマーム広場

この広場は 中国の天安門広場に次ぐ大きさだそうで、
王のモスクと庶民用の金曜もモスクをつないでスーク(商店街)が囲んでいます

私は広場とモスクを見たくてこの旅に参加しました
私がかぶっているチャドルは現地で買ったものです、旅行中使いましたが暑くて脱ぎたかったです

 

 モスクの中はペルシャンブルーの青いタイルでおおわれていました
天井のドームはクジャクが羽を広げている様子と以前TVでやっていましたが
ドームの中心が頭、光が胴体、周囲が羽と見ると華やかな姿が見えてきます

  

       

 

 絨毯博物館

 ペルシャ絨毯は有名です そのコレクションの博物館へ行きました
手の込んだ見事な絨毯がたくさん展示されていました
工場を見せて売りつけるのとは違って見ごたえありました

  

       

 宝石博物館

 パーレビ王朝が所有していた宝物が、国立銀行の地下金庫に展示保存されていました
カメラ持ち込み禁止、ケースに触れるのも禁止、ガードマンが見守る中で、宝の山を見ました

カメラ禁止だったので、絵葉書をスキャナーしたものです
黄金のベットと椅子はまばゆいばかり、184カラットの方形のダイヤモンドもすごかったです

   

ペルシャ旅行終わり

 


オーストラリア ドライブ&観光 ④

2009年12月13日 | 海外旅行

 

オーストラリア・ドライブ③より続く

エアーズロック


サンセット待ちのエアーズロック


サンライズ待ちのエアーズロック

 

シドニーから2泊3日でエアーズロック観光(日本語パック)に参加しました。 私達は大きな荷物をホテルにおいて、軽装でいきましたが、エアーズロック空港で集まった日本人は、ゴールドコーストやケアンズから来た新婚さんが多かったです。 総勢38人が1台のバスで行動を共にしました。

 到着した日の夕方から、オルガの谷の散策の後、エアーズロックのサンセットを見ました。 翌朝は4時起きで20ドルのおにぎりとお茶を持って、サンライズを待ち、そのあと登山の予定が禁止で登れず、周辺散策をしました。 昼過ぎにホテルに帰った後はすることなし、気温は36度です 新婚さんたちは午後の便で他の観光地にいきました。

 
オルガ散策 両側の岩が迫った来るようでした

  
エアーズロック散策、触ると岩でした 右はハートの形の穴です

 「1泊2日にすべきだったね」と言いながら、翌日のフライトまで余った時間でリゾート内のホテルやお土産屋をみてまわりました。 外を歩いて困るのは暑さよりの「ハエ」でした。水分と塩分を舐めに来るとかで、目元や口元にくっついて離れないのです。 頭からかぶるネットを10ドルで売っていましたが、それも視界が遮られて鬱陶しそうでした。 どこから発生してくるのか知りませんが、観光地にしては惜しいことです。

 
赤い土と枯れそうな細い木・・36℃のエアーズロックリゾート風景です

オーストラリアで世界遺産のエアーズロック、360度の平原に一つの岩は見落とせない観光ポイントですが、今ここはややこしいです。 アボリジニの聖地をオーストラリア政府が使用料を払って借りている形です。
正式名もエアーズロックはウルル、オルガはカタジュホとなりましたが、空港名はエアーズロックで、ホテルのある場所は聖地の外でエアーズロックリゾートです。ホテルも3か所のみの独占企業で料金が高いです。 
期待していた登山も高温、風を理由に禁止、周辺も聖地を理由に制限がありました。聖地にするのか、観光地にするのか、政府とアボリジニが綱引き?で、両者が観光客の反応を見ながらのようでした。 


登山禁止の標識

 オーストラリア旅行記 終わり
読んでいただきありがとうございました

 


オーストラリア ドライブ&観光 ③

2009年12月12日 | 海外旅行

 

オーストラリアドライブ②より続く

 ブルーマウンテン

パック旅行ではシドニーからの日帰りで行くようになっていますが、私達は南からナビを頼りに起点のカトゥーンバ(Katoonba)を目指しました。 パンフの写真で見る「スリーシスターズ」の展望台近くには駐車場がなくて、時間単位の路上駐車で、これもコインが必要でした。 展望台からのユウカリの原生林は見事で、断崖の雰囲気はグランドキャニオンがユーカリで覆われた感じです。 私達はロープウェーで滝と密林を見下ろしましたが、ロープウェーの床は透明ガラス、窓は吹き抜けでスリリングな体験でした。

  

シドニー

レンタカーを空港で返して、列車や足で市内を観光しました。 車は駐車場捜しが大変。町の観光は歩きが一番と私達は良く歩きました。 エアーズロック観光を挟んでシドニーには5泊したので、あちこち行きました。パック旅行ほど効率良くは見てないですが、自由に動けることが個人旅行の良さと思います。
シドニーは東京のような大都会で、近代ビルが林立し、アジアの若者が大勢歩いていました。その中にイギリス時代の石造りの重厚な教会や博物館があり、季節も春になったところで新緑と花が咲き活気あるきれいな都市でした。

 オペラハウス

オーストラリア発祥の地といわれる「ロック」地域にオペラハウスが海に突き出して建っていました。写真で見るとおりの姿です。 でも近ずくとタイル1枚づつがきれいな模様になっていました。 内部の見学は予約してなかったので出来なかったですが、湾のクルージングをしてそのユニークな姿を海からも見物しました。 

   

ハーバーブリッジ

オペラハウスからブリッジをみたら、橋のアーチを歩いている人が見えました。ガイドブックに書いてあった「ブリッジクライム」です。「折角だからやってみようか」と橋の麓の事務所に行きました。 予約なしでも空席はあったのですが、服を着替えて、レクチャーを受けて、帰ってまでの所要時間が3時間半と料金が199ドルに躊躇、雨が降り出したこともあって断念しました。
受付ロビーには橋の建設様子の写真、ブリッジクライムに参加した映画スター達の写真がありました

 
望遠で登っている人が見えました

  
ブリッジクライムの事務所 と 登った俳優の写真

 私達は、エアーズロックから戻って、今度は晴れの日に普通に歩道を歩いて対岸へ行きました。 歩道はオペラハウスが見える方が歩行者用、反対側は自転車用、中心部分に2車線づつの車道と列車も通っていました。
ここから見渡す景色は快晴で素晴らしかったです。


ブリッジからの景色は最高

 
遠足の子供たちも歩いていました

 

シドニータワー

シドニーに着いた日の夕方に行って、タワーに上がる切符を買おうとしたら、中国人のグループでいっぱいで、次の日の朝に出直しました。 360度の展望でシドニーの町を眺めました。この展望台の上に登る「スカイウォーク」もあるようで、スリルの好きな方はどうぞです。

  
ビクトリアビルを見下ろしました

 

ジャカランタ

今回の旅行で私が一度見てみたいと思っていた、ジャカランタの花をあちこちで見ました。ノウゼンカズラの仲間だそうです。葉はねむの木状、花は小さなベル形でが集まって房になり、色は紫色です。公園、家の庭、街路樹と植えてありました。ちょうど花盛りの時を見れてうれしかったです

 

横断歩道

シドニーの町で日本と違うと思ったことですが、道路を渡るときは歩行者がボタンを押さないと「人マーク」が青にならないのです。 しかも、まだ半分しか渡り切っていないのに赤の点滅に変わって急かします。 大阪人はセカセカしていると言われますが、シドニー人には負けると思いました。

 

ステーキとワイン

ビーフステーキと赤ワインの食事を何回も楽しみました(おかげで体重増加です)
オージービーフは脂肪が少ない赤身なので、ステーキを焼きすぎると硬くなります。私はこの焼き過ぎをアメリカで体験しているので、注文は「ミディアムレア」でしますがそれでも硬い時が多いので「レアに近い方」と念を押したら、「Medium Rare」旗の立ったステーキが出てきました。 ジューシーで美味しかったです。
赤ワインがよかったです。アデレード周辺を走った時は、果てしなく続くブドウ畑があり、ワイナリーの看板があちこちにでていました。スーパーで買った1本10ドルでも、お店の30ドルも当たり外れなくおいしかったです。
オーストラリアの酒類の販売は許可制です。許可を取ってないレストランはお酒が売れないそうです。その為「BYO」(Bring Your Own bottle)があり、この表示があるレストランはワイン持ち込みが出来ます。

 

  

オーストラリアドライブ④へ続く


オーストラリア ドライブ&観光 ②

2009年12月12日 | 海外旅行

オーストラリアドライブ①より続く

キャンベラ

 首都のキャンベラは計画都市です。国会議事堂のあるキャピタルヒルに向かって道路が一直線に続いていました。 手入れされた並木に芝生、人造湖に囲まれた都市に私達はワシントンDCやブラジリアに似た雰囲気を感じました。

 
丘の上の国会議事堂 と 屋上から見下ろした所

ここで観光したのは、国会議事堂とモダンな外観の国立博物館です。
国会議事堂には、セキュリティーチェックをされてから入場、学生たちがたくさん見学に来ていました。屋上からの見晴らしが素晴らしかったです。

 
モダンな外観の博物館 と 見学の中学生?達

 

メルボルン

ナビが教えてくれた道は幹線を外れて、市内を走ることになって市電が走り、路上駐車の多い道で、彼は運転に苦労しました。 やっと着いた博物館へ車を止めて、雨中を市内観光をしました

 
路面電車の架線の空 と 車のそばを通る電車

飛び乗ったトラム(路面電車)には車掌は居ず、切符は車内の自動販売機で買うシステム、しかもコインしか使えない・・・「どうしょう」と困っていたら、若者が寄ってきて使い方を教えてくれた上に乗換電車まで教えてくれました。おかげでメルボルンの中心地のフリンダース駅に行けました。うれしかったです。 だけど、降りる時に切符のチェックは無し? 不思議でした。
メルボルンは、キャンベラの前に、首都だった都市です。イギリス風の立派な石造りの重厚な建物とモダンな近代ビルが混在していました。

 
重厚な駅の建物 と 向かいにある現代的な建物

グレート・オーシャン・ロード

メルボルンから南下、観光地のグレートオーシャンロードを走りました。海を左に見ての快適なドライブの筈でしたが、生憎の小雨でした。 サーフ・コーストでは、道路沿いにサーファー用の店が並び、海岸では雨の中でもサーフィンを楽しむ姿が見えました。 ユーカリ林が続くところでは、野生のコアラを見ることが出来ました。道路に車を止めて見上げている人の姿に「なんだろう?」と私達も車を止めて見上げたらコアラが木の上に座っていました。

 

オーシャンロードの景勝地、「12人の使徒」の奇岩地に着いたときは、運よく晴れて海と岩の光景を見ることが出来ました。 有名な場所らしく駐車場には観光バスや車でいっぱいでした。 中国人の観光グループが騒ぎながら写真を取り合っていました。この後、あちこちでこんなグループに逢って、中国の元気さとマナーの未熟さを思いました。

 

 

 アデレード

 アデレードに近づくと雨が上がり、気温も上がって気候が変わった感じでした。 市内のホテルに車と荷物を入れて、町を歩きました。 碁盤の目に計画されて都市は道路表示が良く判り、歩きやすかったです ここもイギリスの雰囲気でした。 夕食のレストランをチャイナタウンで探しましたが、ガイドブックに書かれているように、各国料理のレストランがならんでいました。 でも私達はオージービーフに拘って、ステーキを食べました。

   
都市を計画したライト大佐が展望台から町を指してます

 

オーストラリアドライブ③へ続く

 


オーストラリア ドライブ&観光 ①

2009年12月07日 | 海外旅行

オーストラリア ドライブ&観光は
ここが最初です

オーストラリアを夫婦で個人旅行をしました

出発前に準備したのは 関空・シドニーの往復の航空切符、エアーズロックの航空券と2泊3日の観光パック、レンタカーの予約のみで、以前のアメリカのドライブ旅行の体験から、ホテルの予約はせずに出かけました。車は右ハンドルの左側通行、スピ-ド表示はKmで日本と同じなので感覚的にとても楽でした。
8日間で3500Km余り走ったのに(東京・大阪間が500km)、地図で見ると大きなオーストラリアの東南部をちょっと見てきただけでした。 

旅程

 1日目・・・・関空発、夜行便

 2日目・・・・朝ゴールドコーストで入国 国内便でシドニー午後着 
        レンタカーを借て、キャンベラへ向かう              走行距離  185km

 3日目・・・・午前、キャンベラ観光   午後からメルボルンへ向かう   走行距離  716km

 4日目・・・・メルボルン観光                            走行距離   150Km                    

 5日目・・・・グレートオーシャンロードをドライブ                走行距離   419Km                                      

 6日目・・・・グレートオーシャンロードから、アデレードへ向かう       走行距離   552km

 7日目・・・・アデレード朝出発  内陸部を走り シドニーへ向かう     走行距離   934Km

 8日目・・・・シドニーへむかう途中に、ブルーマウンテンを観光       走行距離   597km 

 9日目・・・・空港へ車を返却 シドニー観光 シドニー滞在ホテルを予約

 10日目・・・シドニー観光 オペラハウス クルージング

 11日目・・・エアーズロックへ 着後  オルガ観光とエアーズロックのサンセットを観光

 12日目・・・エアーズロックの日の出と周辺観光  夜、星空観光

 13日目・・・午前ホテル滞在 午後便でシドニーへ

 14日目・・・終日シドニー市内を観光  お土産買い物

 15日目・・・早朝シドニー発  夜、関空帰着

 ドライブ

レンタカーはハーツでトヨタ車を借りました。オプションでナビを付けたのですが、日本で使っている感覚と違って慣れるまでが大変でした。 また地図は大きなものを日本で買って、それと照合しながらインターネットで分岐点を印刷して持って行きました。 ところがナビは私達が予定していない道を案内することが多く、現地で買った州の地図と道路表示を確認しながらのドライブになりました。

 

道路はシドニー、キャンベラ、メルボルン間は幹線道路なので、中央分離帯が広く、片道2車線でアメリカのインターステート並みでしたが、幹線を外れると、日本の国道と同じに対面車線です。 料金はほとんど無料、有料でも500円程度でした。 制限速度は高速が110km、住宅地が近づくと80km、60km、40kmと下がって行き、前の車が速度を落としたと思ったら表示があったりして、ほとんどの車が表示速度を守っていました。 また車線変更も譲ってくれることが多く、気持良いドライブができました。

  

ガソリンの値段はほぼ日本と同じ、セルフで入れます。支払いは併設のコンビニでカード又は現金で払いました。 ガソリンスタンドにはトイレが必ずあり、飲料や食料品も買えます。930kmを走った日は交代運転で、食事も車内でサンドを食べ、立ち寄ったのはガソリンスタンドのみでした

道路沿いの風景は、広大でした。 シド―ニーからメルボルンまでは緑が多く、牧場に牛や、羊がたくさん見えました。アデレードから内陸部に入るとブドウ畑や麦畑、植林地が続き、乾燥したブッシュばかりのところもありました。 広大な畑を見て、「どんな機械でどんな作業でこの畑を作っているのだろう・・この広さの収穫ではコストが安のが当然ね」が私達の感想でした

 
手前が麦畑、後ろが牧場  羊は群れで集まっている

 
ブドウ畑と植林地


内陸部の両側ブッシュで直線の道路

 

モーテル

モーテルは暗くなる前の夕方5時過ぎからを捜し始めました。道路沿いにベットのマークが出ていると宿泊施設がある表示です。 大きな都市の手前の町で100ドル以下を目安にしました(1オーストラリアドル=85円)。 郊外に泊れば安いし、次の日の観光開始時間に目的地に着ける計算です。
モーテルは、部屋の前に車が着けれるので、荷物の積み下ろしがとても便利です。 設備はさまざまですが、基本的に湯沸かし、トースター、冷蔵庫があり、湯船はなくシャワーです。ベットは大きなダブルベットにシングルベットがあって、子ども連れや3人でも泊まれるのがほとんどでした(料金は1部屋の値段) 


絵表示なので判りやすいです

 
キャンベラ近くの130ドルのモーテル

 
85ドルのモーテル シリアル朝食付き

 飛び込みなので、1回でOKのときもあり、捜しまわったこともあります。 メルボルンの手前の町で、3軒のモーテルに声をかけても、空き室なし、次の町で見つけようを走るうちに暗くなってしまいました。見つけた表示に従って行った所は道は狭く、明かりも暗く、 他に泊っている車があるのか無いのか判らない・・迷ったけど、「聞いてみよう」と彼が交渉してOKとなりました。
入口近くの食堂で2人の男性が酒を飲みながら話しています。感じのよい奥さんにほっとしながら、夕食がまだと言ったら作ってくれることになりました。 部屋に荷物を入れて、食堂に行ったら、先ほどの2人の男性が「ここで食べろ」と示します。私達はワインを注文して飲みながら、片言の会話がはじまりました。 today(ツダイ)、eight(アイト)、make(マイク)のオーストラリア会話で理解できた事は、男性の一人はオーナーでもう一人は常連客、オーナーは工事現場働いていた、コマツの機械を使ってたので、研修で日本にいったことがある。この辺りには野生のカンガルーが出る。若い常連は赤ん坊の写真を見せてくれたりもしました。
翌日の朝食のリッチなのにびっくり! 大きなトレイにホットコーヒー、オレンジジュース、焼きたてのトースト、シリアル部屋まで運んでくれました。 帰りに周囲を見て昨夜、明るかったらきっと車を止めなかった所だったと思うと、不思議な出会いと暖かい歓待を感謝しました。 お礼にとチップを出したけど受け取らなかったです。 写真を取り合って別れました。

 

オーストラリア ドライブ旅行②に続く