タビトリプ

旅行大好き、ブログで旅日記を作りたい

山陽道を歩く・・鯉が窪湿原と井倉洞(岡山県)

2017年08月24日 | 山陽道を歩く

鯉が窪湿原と井倉洞(岡山県)  2017・8

鯉が窪湿原は岡山の秘境「西の尾瀬」と紹介されていたので期待した

中国道を新見ICで降りて国道182を西へ行くと道の駅「鯉が窪」がある
ここでトイレ休憩の後湿原に向かう

鯉が窪池は江戸時代に灌漑用とため池として築造 その周辺に湿原が広がっている

    

大阪は35度の暑さだが池周辺は涼しかった

   

池一面に広がる水草は「ジュンサイ」。 TVで収穫の様子を見たことあるが本物を見たのは初めてだ
水がきれいな所に生息するそうだ この池も青空を写して澄んでいた

   

湿原はを見ながら池周辺を歩くが、あまり整備されてなくて耕作放置地の様だった

   

 大陸と陸続きだった頃の太古の残留植物があるそうだ
私は野草には詳しくないから判らないが、可愛い花が咲いていた

    

   

 

井倉洞はパンフで見て秋芳洞と同じだと想像したが違っていた

高梁川の対岸は大岩がそそり立つ 橋を渡りその横の小さな穴が入口

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中は狭く細い道を登っていく、足元は水があり、岩が出っ張り頭を打ちそうになる
あちこち気を遣いながら周囲の奇石の形をみた

  

「地軸の滝」は見上げる遥か上から水が落ちていた
この上にの鍾乳洞があり鉄骨の階段が作られていて、息を切らしながら登る

垂直な鍾乳石が多い

    

登り切った所で見えない滝の音を聞いて終り
ここからは作られた坑道を300m下って行く 横冷たい水が流れている

  

地上に戻ってきたら外は暑かった

おわり


京都を歩く・・錦小路・若冲の絵

2017年08月07日 | 京都を歩く

京都を歩く・・錦小路・伊藤若冲の絵 (2017.8)

錦市場のシャッターに若冲の絵が描がれているそうだ
日中は見れないので早朝に行ってみた

地下鉄四条で降りて「錦小路」へ入る 若冲生家跡の看板がある

  

早朝の
商店街は静かだった

私はシャッター絵は殆どの店に描かれているのだと思っていた 
昼間の賑わい、大繁盛から、そう思っていたから、数が少ないのは期待外れだった
以下が描かれていた絵である

樹下鳥獣図・・・20年前にこの升目画を見て、日本画でない描き方に驚いた

群鶏図・・・若冲得意の鶏の画

鳥獣花木図・・・ブライスコレクション

雪中雄鳥図

菜蟲譜・・・枇杷、蓮根、仏手柑、トウモロコシ

葡萄図・・・金閣寺書院

果蔬涅槃図・・・このユーモアがたまらない

数は少なかったが本物をそのままに写し取っているのが良かった

私は若冲のファンであり、追っかけである
私の好きな絵は
最初に魅かれた升目画「鳥獣図2種」(プライス・コレクション&静岡県立美術館)
鳳凰図3種「動植綵絵の老松白鵬図」「旭日鳳凰図」「孔雀鳳凰図」
かわいい「百犬図」、ユーモアの「果蔬涅槃図」、点描の「石灯籠図」
金毘羅山の「花丸図」、金閣寺の「芭蕉図」等々・・

こんな絵をシャッターに描いたらここは最高の若冲美術館になり
宿泊客の早朝観光地になるのにと思う

錦小路を通り抜けて四条通に出る
いつもは大混雑の通りが人もまばら、早朝の京都も良いものである

おわり


北陸ドライブ・・敦賀、鯖江、福井、富山、カミオカンデ

2017年08月03日 | 国内ドライブ

北陸ドライブ・・敦賀、鯖江、福井、富山、カミオカンデ(2017.7)

訪問地図

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行程  (全走行距離 1,076km)

1日目・・・名神道→北陸道→敦賀→鯖江→福井泊

2日目・・・福井観光・・芦原温泉泊

3日目・・・北陸道→富山・・富山観光 富山泊

4日目・・・高岡→魚津泊

5日目・・・北陸道→国道41→神岡町 カミヲカンデ見学→高岡泊

6日目・・・北陸道→名神道→帰宅

 

1日目

敦賀

敦賀は飛行機が無かった頃、ヨーロッパに行く最短距離だった
東京新橋から敦賀まで列車が走り、ウラジオストックへ定期航路が開かれ、シベリア鉄道に乗ることが出来た

人道の道「敦賀ムゼウム」を見学
この航路で杉原千畝からパスポートを貰えたユダヤ人が日本に上陸した記念館である
当時の様子や子孫たちの再訪問の記念などを読んで感銘した

  

氣比神社は北陸道の総鎮守社 赤い大鳥居を期待して見に行くが修理中だった
日本三大木造鳥居の一つで重要文化財 (広島厳島神社 奈良春日大社 敦賀氣神宮)

    

氣比の松原も有名 ドライブしてみる 海岸線に松林が続いていた

   

 鯖江

眼鏡で有名な鯖江なので眼鏡ミュージアムに行く
大きなビルだったが展示は一階の博物館だけだった

ロビーには眼鏡のシャンデリアがあり 創業者の増永五左衛門の銅像が立つ

    

博物館の中で眼鏡の歴史や造り方を見る
大村崑が集めた有名人の眼鏡が面白かった

  

 

2日目 

 福井

福井郷土歴史博物館 と 養浩館庭園 

観光案内所で進められて行くがよかった
幕末に活躍した松平春嶽の像が入り口にある

  

隣にある「養浩館庭園」が立派、水に浮かんで見える屋敷だった

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 恐竜博物館 

恐竜博物館は勝山町にある この地から古代の化石が出た所で「勝山ジオパーク」でもある
ドーム型の博物館はB2Fまでおりると、動く恐竜が迎えてくれる

  

恐竜の骨は圧倒される程大きくすごい迫力だった 
歩いて進むと全体が見下ろせたり、地球の歴史や生命発生、進化の過程が展示されてあり
人間とは?を考えてしまう博物館である

  

越前大野大仏

多田清と言う個人が約30年前に作ったお寺で今は廃墟
しかし木材や大理石は本物が使われていて立派だった

    

   

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平泉寺

1300年の歴史ある寺院 越前一向一揆で信長に焼かれたなど
4回の火災で今の大きさになった  杉が高く伸びて苔の美しい所だった

  

 

越前大野市

小京都と言われる区画のある町で、白山からの湧水で潤うところ
その水場をみるが飲んでおいしかった

 


一乗谷朝倉遺跡

朝倉家は応仁の乱頃から栄え、5代約100年続いたが信長に焼かれて廃墟になった
昭和になって発掘されて、戦国大名の当時の城下町の様子が判るので「特別史跡、重要文化財」に指定されている

  

  

 

3日目

富山

北陸道で富山へ 約2時間半かかる

廣貫堂
富山は置き薬売りで有名 先ずはその資料館へ行く
ビデオで歴史を展示で当時の資料をみる 今でも置き薬は続いているそうだ

 

 

富山市ガラス美術館

 webより拝借

建物がユニークでぜひ見たいと思っていくが、目的は市民交流館のようだった
富山銀行、図書館、ガラス展示、ショールームが一緒になっていた
写真は不可だったが、ガラスのアート作品は素晴らしかった

   

富岩運河環水公園

神通川の船溜まりだったのを公園した 広々とした市民公園だったが
歩くには7月は暑すぎた

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越中八尾

風の盆で有名な両側が谷に囲まれた小さな町 街並みは整備されている
5月に曳山、9月に風の盆 祭りのときは多数の観光客が来るそうだ

   

  
 

4日目 

 富山 水墨美術館

特別展「尾張徳川の秘宝」をやっていて、常設で鉄舟や大観の絵を見る

   

 高岡 瑞龍寺 

加賀藩前田利長の菩提寺で江戸初期の建築
仏殿、法堂、山門が国宝指定
特に法堂の内部の木組みが素晴らしかった 

    

   

門前から利長公の墓所に続く立派な歩道があり、武将では最大と言われるお墓があった

  

高岡大仏

鎌倉大仏と同じに戸外に座る大仏 座内は回廊になっている

  

YKKセンターパーク

世界一のファスナー工場の展示場は見ごたえあって時間かけてみたが写真は禁止

  

 

5日目

神岡町・カミオカンデ

今回のドライブはカミオカンデの見学申し込に当選したから計画したもの
小柴氏、梶田氏がノーベル賞を受賞したニュートリノの実験研究所である

私達の見学時間は13:00~17:00
昼前に到着して道の駅「宙ドーム」で展示をみて学習?する

  

地下1,000mの坑道へ直径40mの巨大水槽を作り、
10,000個の光センサーで宇宙から来るニュートリノの姿を捕えようとする施設
模型が展示されていた

 

40名が1グループ ヘルメットをかぶり防寒具を着て懐中電灯を持って2台のバスに分乗

  

1,000m地下と聞いてエレベータかと思ったが山を下って横穴トンネルから入るのだった

昔の神岡鉱山の様子を聞いた後、水槽の60cm上にある東京大学実験室へ入る
水槽内は誰も入ることはできない
純水を作る装置が並び、ここを訪問した著名人のサインボードが並んでいた

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終了後高岡のホテルに向かう 神岡町では宿泊は予約できなかった

6日目

北陸道→名神道で帰宅

全走行 1,076㎞