タビトリプ

旅行大好き、ブログで旅日記を作りたい

関東を歩く・・美保の松原&青木ヶ原

2014年08月22日 | 関東を歩く

富士山の世界文化遺産の「美保の松原と青木ヶ原を歩く」 ハイキングバスツアーに参加した

美保の松原
美保神社からスタートして半島を4.5km歩くコース
先ずは美保神社に参拝して、海岸へ向かう
  クリック

ここから海岸への道は「神の道」 両側の松のトンネルが500mも続く
    

天女が掛けたという「羽衣の松」老齢で幹だけだったが、近くの松の枝ぶりは立派だった
   

海岸は黒い砂 太平洋が広がる

松並木を半島先に向かって歩くと視界が開けて、ここから富士が見えるはずだったが雲の中
  

松の苗木を植えている近くに、サボテンが自生していた ここは暖かいのだろう
     

清水灯台 日本最古のコンクリートで作られた灯台
てっぺんの風見鶏は天女だった
   

海岸に飛行場があった 太平洋戦争の時に海兵隊の飛行訓練場があったという像が建つ
  

飛行場を過ぎると「真崎海水浴場」があり、家族連れが泳いでいた
日に焼けた監視員がしっかり見守っている
  

半島の先に東海大学の水族館があったので入ってみる
歩いて暑かったから冷房が心地よかった
   

「竜宮の使い」と言う大きな標本をみる 深海魚で4mもあるのに幼魚だ
駿河湾の沖は深海になっているから、不思議な姿の深海魚が時に捕獲されるそうだ

この水族館では熱帯魚の「クマノミ」の孵化に成功、育てている 
クマノミのコーナーがあって円筒の水槽に沢山泳いでいた
     

沼津のホテルに泊まる。 富士山ビューの部屋だったのに、窓からの写真は雲の中だった
翌日、富士吉田側の鳴沢氷穴に向かうバスの中から、夏富士を見ることが出来た
  


氷穴&青木ヶ原

鳴沢氷穴に到着後、二つのグループ別れてガイドの案内で、鳴沢氷穴、青木ヶ原樹海、富岳風穴を歩く4kmのハイキング

先ずガイドの説明を聞く
  

氷穴とは富士山が噴火の時にガスが抜ける事で出来た穴
この鳴沢氷穴は縦型で階段で下まで降りる  
   

穴の中は途中屈んで通る狭いところもあったが、下まで降りたら広く氷があり寒かった
昔はこの氷を江戸まで運んで殿様に献上したと説明してあった
  

青木ヶ原の樹海を歩く。昭和34年に整備された大阪の箕面から続く東海道自然歩道だそうだ。
  

この樹海は栄養のない溶岩の上に苔が生えて、草が生えて、樹の種子が運ばれた出来た
表面の少しの土に木の根が絡み合って支え合って育っている 木の幹は細い
  

苔があるのに水たまりは無い すべて下の溶岩に吸い込まれている 
林の中はどこも同じように見えて、歩道を離れて迷い込んだら帰れないのも本当と思う
また、溶岩の穴だらけなので小動物が住んでいて、夜は徘徊しているという

      

夏なのに木陰で涼しく 平坦な4kmを歩き終わり 「富岳風穴」に着く
    

樹海の下にある風穴は横長で坑道のように歩けた
氷もあり、天然冷蔵庫として使われていた棚が残っていた 種子や繭を保存していたという

    

樹海ハイキングは不思議な体験だった。熊野古道の山と違って全くの自然林。
樹木達が絡み合って支え合って生きていた。

おわり