イスファハーンを見たくてイラン(ペルシャ)に行きました
関空からドバイ経由でテヘランへ入国
イランは黒海とペルシャ湾に挟まれた中東に位置する国です
首都:テヘラン
人口:6000万
時差:日本より5時間半遅れ
イスラムシーア派の宗教国家で宗教が生活を規制している
禁酒、禁ポルノ、西洋音楽禁止
男性のネクタイ不可、女性は肌を見せない等など・・
宗教とテヘラン市内の様子
街を歩く女性たちの中年以上は黒ずくめの服装、若い人も必ずスカーフをしています
私たち観光客もおしりまで隠れる服(ボディラインを見せない)と髪を隠すスカーフが必要で、
テヘラン空港に入る前に機内で着替えました(画面右)
ホテルで朝、TVを付けたら、「お祈りの時間」で、宗教音楽とお坊さんの言葉を流していた
テレビ体操もかわいい女性でなくて、男性モデルが筋肉体操をやってました
テヘランの町は街路樹が大きく立派でした
砂漠の町なのに不思議に思ったら、これらの樹木は人工的に水が与えられていました
時間を決めて水が流れる、根元に水を与えるなどのシステムがありました
放って置いたら草だらけになる日本とは違う世界でした
世界遺産 ペルセポリス
ペルセポリスはシリアのパルミナ、ヨルダンのペトラと合わせて、中東の3Pと言われる古代遺跡
アケメネス朝のダリウス大王が建立した祭殿で、
ローマのアレキサンダーの東方遠征によって破壊されたものが今に残っています
壮大な規模とレリーフで有名です
私たちはこの大きな遺跡を説明を聞きながら3時間かけて歩き回りました
これが2000年以上も前の遺跡であることに驚きながら・・
ヤズド (ゾロアスター教の町)
ササン朝ペルシャの宗教はゾロアスター教(拝火教)でした
ヤズドはこの時に栄えた町です
ヤズドにあるゾロアスター寺院は異教徒でも入ることが出来る
外壁上部には善の神「アフロ・マズダ」の像があり、奥のガラスの向こうには1500年続く火が燃えていました
この宗教は「火」を崇め、「土」を穢すことを嫌ったので土葬でなく「鳥葬」が行われた由
その鳥葬の場所「沈黙の塔」を見ました
土だけで草も木もない荒涼とした静寂に包まれている塔の上から見下ろすと
ヤズドの町と現在のお墓が見えました
世界遺産 イマーム広場
この広場は 中国の天安門広場に次ぐ大きさだそうで、
王のモスクと庶民用の金曜もモスクをつないでスーク(商店街)が囲んでいます
私は広場とモスクを見たくてこの旅に参加しました
私がかぶっているチャドルは現地で買ったものです、旅行中使いましたが暑くて脱ぎたかったです
モスクの中はペルシャンブルーの青いタイルでおおわれていました
天井のドームはクジャクが羽を広げている様子と以前TVでやっていましたが
ドームの中心が頭、光が胴体、周囲が羽と見ると華やかな姿が見えてきます
絨毯博物館
ペルシャ絨毯は有名です そのコレクションの博物館へ行きました
手の込んだ見事な絨毯がたくさん展示されていました
工場を見せて売りつけるのとは違って見ごたえありました
宝石博物館
パーレビ王朝が所有していた宝物が、国立銀行の地下金庫に展示保存されていました
カメラ持ち込み禁止、ケースに触れるのも禁止、ガードマンが見守る中で、宝の山を見ました
カメラ禁止だったので、絵葉書をスキャナーしたものです
黄金のベットと椅子はまばゆいばかり、184カラットの方形のダイヤモンドもすごかったです
ペルシャ旅行終わり