タビトリプ

旅行大好き、ブログで旅日記を作りたい

山口県を歩く・・萩往還⑥明木~萩城(最終)

2020年01月16日 | 山口県を歩く

萩往還⑥・・明木~萩城(最終) (2020.1)

明木の萩往還の施設「乳母の茶屋」からスタートする

   

バス通りから外れ明木橋を渡り、旧道を歩く
萩往還の表示がある

 

吉田松陰が明木川で読んだ詩が書かれる石碑

川沿いの道が垰に向かう(垰タオとは尾根の低い部分)
萩まではもう一つ峠を越えねばならない

  

萩往還の石畳の道が始まる
落ち葉に埋まるが石がきちんと並べられ、
道端には排水溝が石組みで作られている

  

峠を越えるつもりが明治に出来たトンネルの道だった

鹿背阪(かせざか)隧道は真っ暗で、足元をスマホの明かりを頼りに歩く
この隧道は石作りで登録有形文化財

  

道の駅「萩往還」に出る
勤王の志士達の像や松陰記念館がある

 

  

ここで一休みして、自動車道路をわたり再び往還道に入るが
そこは昔の処刑場、女囚人を解剖したとあり 女性の地蔵が立てられていた

 

倅(かせが)坂一里塚

 

梅林では花がほころんでいた

 

涙松跡 松陰が萩の町と別れを告げた処
私はもっと高い位置かと想像していたが、村はずれだった

 

市内に入りJR萩駅と駅構内の展示
  

駅前からまっすぐに伸びる道路が昔の本通り
現在は東萩の方が栄えてこの通りは昭和の家が残る

 

唐樋札場跡

ここから萩城に向かうがこれが遠かった 途中で見た不思議な空

武家屋敷のエリアに入る 萩焼の土産物が並ぶ

 

高杉晋作の生家と公園の銅像

  

世界遺産の区域に入ると昔のままの武家屋敷が直線に並ぶ

公開している大きな屋敷の門の中は夏ミカン畑だった
このミカンの収入で明治後の武家は暮らしを建てたから屋敷を売らずに済んだそうだ
お陰で整然と来た武家屋敷が残った

 

海へ続く外堀を渡り 萩城に到着した
萩城は明治維新の廃藩置県で率先して城を壊したので石垣のみ残る

 

町中に戻りバスセンターからバスで帰る

萩往還は防府市三田尻のお船場から萩城まで約53km
これを6回に分けて歩いた 無事終了したことに感謝

本日の歩行距離 25,000歩


山口県を歩く・・湯田温泉・松田家に泊まる

2020年01月11日 | 山口県を歩く

湯田温泉・松田家に泊まる (2019.12)

松田家は湯田温泉では老舗旅館、明治維新の長州の志士たちが利用したという
温泉街に面しているが木が茂り外から様子がわからない

一度泊まってみたいと思っていた

 

通された部屋は純和風 

 

ロビーに続く部屋に維新の資料が展示されている

 

官軍が使用した「錦の御旗」 薩長同盟の記念グラス 透明が長州、紺色が薩摩

   

ケースには萩焼、赤間硯の展示

「維新の湯」
この湯には勤王の志士たち、高杉晋作、木戸孝允、西郷隆盛、大久保利光、大村益次郎、
伊藤博文、山形有朋、井上肇、坂本龍馬、七郷落ちの三条実朝などが入浴したそうだ

今は家族風呂として泊り客が利用している
私はここに入ってみたかった

 

懐石料理の中に、山口名物 瓦そば、フグのから揚げ いとこ煮が出た

 
いとこ煮とは小豆のぜんざいに南瓜、牛蒡、人参、椎茸、蒲鉾、白玉団子を入れて
醤油味にした甘い汁物 

外からは木の林に見えた、お庭も立派だった

 
西郷、大久保、木戸が会見した東屋

 

七卿落ちの手植えの松もあった

  

松田家の屋外には足湯の設備がある
 

道路を隔てた向かいに詩人「中原中也」の生家があった、今は記念館
 

おわり