タビトリプ

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国内旅行・・東九州ドライブ旅行

2012年10月23日 | 国内旅行

高速道路や新幹線が通らない九州の東側をドライブする
この辺りは神話の世界 高千穂の峰の「天の逆鉾」を見るのが今回の目的

 宇佐神宮

宇佐八幡宮は全国4万社の総本山だそうだ。
(三大八幡宮はこの宇佐八幡、京都の石清水八幡、鎌倉の鶴岡八幡)

本殿は三つの拝殿があって、
一之御殿に「八幡大神」 二之御殿に「比売大神(ヒメオオカミ)」三之御殿「神功皇后」
が祭られている 参拝の仕方は「二礼・四拍手・一礼」と普通の神社と違う

本殿は国宝でこの拝殿の奥にあって見えなかったのが残念
ここは皇室との関係が深い神社だが、神武皇后は「古事記」に出てくる神話の世界

        

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別府温泉 地獄めぐり

 宇佐から国10号線を南下して別府に着いたら、あちこちに湯けむりが見えた
温泉地の熱湯、熱泥、熱噴を「地獄」と名付けている

 
血の池地獄 
赤い粘土の色 泉温78度 
皮膚病に効く「血の池軟膏が売られている 昔は兵士が戦場に持参したそうだ


竜巻地獄
30分~40分間隔で吹き上げる間欠泉 泉温105度
墳頂を石で抑えられているのが残念だが、吹き上げ時間は思ったより長かった


白池地獄
噴出時は無色透明だが温度の低下で白濁する 泉温95度 ホウ酸食塩泉


海地獄
コバルトブルーの熱湯 泉温98度 ゆでた卵を売っている


山地獄
岩のあちこちから噴気と熱湯が噴き出ていた 泉温90度


坊主地獄
灰色粘土の熱泥が吹き出す
昔見たのはもっと粘りがあって、本当に坊主に見えたが今は薄められたようだ 

鬼地獄はワニ、かまど地獄は総花的だった

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美々津港 

 

宮崎県は高速道路が完成していないので、国道10号線を南下して美々津に行く

この美々津も神話の世界で、古事記、日本書紀に出ている
神武天皇がここから大和に向かったと伝承の地
神武天皇が出航の時に地元の人が作った餅が「お船出団子」として美々津の名物なっている由

          

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霧島神社

美々津港近くの「高鍋IC」から東九州自動車道に乗り快適に走る
宮崎道の「高原IC」で高速を降りて国道  の山道を走り霧島温泉郷に向かう

途中の霧島神社に寄る
ここも神話の世界、天孫降臨の神社である

 

この神社は元々は高千穂の峰の下に祭られていたが、度々の噴火で焼失 
離れたふもとに移されたそうだ。森が深く荘厳な神社だった

写真左が現在霧島温泉近くにある霧島神社
右が高千穂河原にある元霧島神社 高千穂の峰に向かい拝礼が行われる

   

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高千穂の峰 天の逆鉾

この高千穂の峰の上にある天孫ニニギノミコトが立てたという逆鉾を見たいと
以前から計画していたが、霧島連山の新燃岳の噴火で断念。

噴火の様子は下記
http://www.youtube.com/watch?v=XLUJu0ruM6M
この火山灰の流れは高千穂の峰の方向

数年過ぎて、やっと落ち着いたので行くことにしたが、噴火で積もった火山灰で大変だった
 
元拝殿からお鉢の山が見える 頂上ではない

  
細かな火山灰がつもり 霧島つつじの株も無残に転がる


やっとお鉢まで登って高千穂の峰の頂上が見えた


期待の天の逆鉾は思ったより小さかった これなら竜馬でなくとも抜けそうだ
今はしかっり固めてあるそうだが・・

この山は霧島連山から離れた独立山なので360度見渡せるから
神様がここに降りた伝説を納得する


ところが、暗雲立ち込めて来て、雨が降りそうになり急いで降りることになり残念
でもこんな様子で私の念願が叶った

終わり