タビトリプ

旅行大好き、ブログで旅日記を作りたい

北京旅行

2011年11月16日 | 海外旅行

20年前に北京へ行ったので、オリンピック後の北京を見に行きたいと思っていたのがやっと実現する
JTB個人パック  北京3泊4日フリータイム
現地集合、空港で13名が集まり、バスでホテルに案内されるが、あとは帰りまで自由行動のパック
私たちは地下鉄を利用して北京市内を歩き回ったから、パック観光で見れない北京の様子を見ることが出来た。

街の様子
20年前と同じホテルに泊まり、周囲の変化を体験した。
当時は自転車が群団になって走り、車は日本からの中古車が社名が入りのまま走っていたのに
今は、道路は整備されホテルの横の道は立体交差になっていた、走る車は今の日本と同じセダン車。
日本に多い小型車やファミリーワゴン車はほとんどなかった。
また、アジアの都市に多い大型バイクに3~4人の家族が乗る風景もなかった

  

地下鉄
地下鉄は使いやすかったが、入口で必ず安全検査があり、飛行場のようにX線に荷物を通さねばならない
料金は全区間2元(30円)自動販売機で買う。 旧線は大阪の地下鉄と同じホームだったが、
後から作られた新線は京都の地下鉄のように線路とホームが区切られて、車両が来ると開く安全システムになっていた。
車内の案内は液晶画面表示、音声アナウンスもある 窓の外にも液晶広告が見えたのには驚いた
車内のほとんど人達が携帯を持っている、大声で話している人もいた。

    

天安門広場・故宮博物院
ホテルから近い位置にあったので、何回か行くが警備の厳重なのに驚く
到着した日に、まずは天安門へと思って行くが、広場は厳重に囲われていて、
広場に入る位置で、地下鉄と同じX線検査をされた 広場には公安、兵士、Policeが各所に立ち、
照明塔には監視カメラが7個もついて各方向を向いていた。中国国家の警戒はこんなに厳しいのかと思った
  

ガイドブックによると広場で行われる国旗掲揚 朝の掲揚と夕方の降下を見に集まるという
日没時に人が集まり衛兵の見守る中での国旗降下が行われた

故宮博物院へは早朝混まない内にと出かけたが、思いは同じでいっぱいの人だった
国内旅行が盛んのようで各地からきた観光団体が帽子やバッチの目印を付けてあふれていた。
私たちはあまりの多さに圧倒されて出直そうと引き返す 
  

昼過ぎ出直す、日本語の音声ガイド(使用料40元・デポジット100元)を借りて聞きながら歩く。
ポイントに来ると自動的に説明されるのだが、思うように作動せずイライラした
周囲は大人ばかりで、子供の姿がない あっても一人っ子を数人の大人が連れている、子供同士が騒ぐ姿がないのは異様だ
広い園内を本を片手に歩くが赤い壁に囲まれた道は同じに見えて迷ってしまう。気づいたら出口だった。
  

天壇公園
次の日の早朝、天壇公園へ行く そして驚いた!! 公園内はシニアでいっぱいだった
時間は朝の7時半、私たちは公園入場料15元を払ったが地元の人は無料なのだろう
広場で太極拳、輪踊り、バトミントン、社交ダンス、いろんなグループがいた
回廊に集まる人たちはトランプや駒ゲームでいっぱい
筆に水を付けて石の道路に達筆な文字を書いている人もいた。
天壇の建物よりも、この人たちのエネルギーの印象が私には強かった 

 

クリックで拡大してみてください
     

     

オリンピック公園・鳥の巣
地下鉄でオリンピック公園へ行く、広い敷地で水泳センター、体育館があった
陸上競技が行われた「鳥の巣」はあのユニークは形で立っていた 入場はシニアで無料で入れた(荷物のX線検査あり)
競技場に入ると中は広く、ここでオリンピックが行われたと感慨を持って観客席に座る
  

見るとトラックに何かが走っている? 
私が憧れている例の不思議な乗り物だった(小泉首相がDCで乗った二輪車)
一人200元(¥3000)でこれに乗って選手が走ったトラックを数周することが出来た
体の重心移動で動く乗り物を初体験、競技場のトラックは土ではなくプラスチックであることも知った
  

 その他
中国のデジタル化は進んでいた
北京ダックを食べようと入ったレストランのメニュー表は「ipat」で給仕は携帯で厨房と連絡取っていた
私たちはipatの使い方をウロウロしながら注文した
 

ホテルのTVはPC兼用だったので、試しにGoogleを検索したら噂通りに「百度」で
北京市内の地図も同じような表示だった
   

これで北京旅行 終わり

私はこの10月に中国・北京とフィリピン・マニラの二つの都市を見てきたが
どちらもセキュリティ・チェックが厳しいのに驚いた。乗り物入口、建物の入り口で必ず荷物を検査された
日本へ帰り、荷物検査の面倒は無くなったが、日本はそれだけ安全なのか、甘いのか、大丈夫かとも思う


マニラ旅行

2011年11月15日 | 海外旅行

フィリピン国・マニラへ3泊4日の短期旅行をする、飛行機とホテル予約の滞在型の個人旅行。
関空から3時間半 時差は1時間遅れの国 雨期が終わり乾季に入る快適な時期を、
を選んだつもりだったのに、ハローウィンを挟むHolidayweekで美術館・博物館の公的機関は休みだった。

高山右近
マニラといえば高山右近の像を見たいと到着した夕方見に行くが、下町の寂れた公園に立っていた。
ガイドブックにも小さくしか出ていなかったので観光地ではない

 

サンチャゴ要塞
スぺイン時代にパッシグ川の河口に作られた城壁都市、今もしっかり城壁が残っている
日本軍占領時代に要塞としても使われた所。スペイン王フェリペ2世の像があった。
川の対岸はチャイナタウン

  

 

街の様子
個人旅行なので、高架鉄道やメータータクシーを使って街をよく歩いた
道路に物売りの店が並び、くるま、ジプニー、三輪車雑多に走っていた、また子供が多いのも目に付く

 

 

高架鉄道は階段上で荷物検査をされる、そのあと切符を買ってホームへ出る
切符は距離で値段が違うので行き先を決めて買う

車内は混雑していてバックをしっかり押さえて立っていたら席を譲られた
階段の多い高架電車には高齢者は少ないから目立った?(エスカレーター無し)
FEMAL AREA(女性専用車)もあった。
  

歩いていたら市場が見えたので入ってみた。
いっぱいの人と沢山の品物、この豊富なアジアの食料品だった

  

ホテルとマニラ湾
ホテルはSランクを選んだので立派だった 
ここもガードが厳重で車で着くと、車体下を鏡で検査される。手荷物も開いて検査してやっとロビーに入る。
麻薬監視犬も毎回クンクンしてくれた
    

望みどおりに窓からマニラ湾が見える
ベットにクッション4個も置いてある、高級ホテルはこのように枕が沢山でどのように使うかといつも思う
  

毎晩、マニラ湾の夕日を楽しんだ

マニラ旅行記 終わり 


琵琶湖を歩く・・⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯終了

2011年11月09日 | 琵琶湖を歩く

12日目(木之本~水鳥ステーション 11・11)

11日目の続きで、木之本駅から出発する。
まず有名な木之本地蔵を参拝する、古いお寺で境内は護摩木の煤で黒光りしていた。

  

賤ヶ岳のふもとまで行き、大音の交差点からR44の歩道を歩くがトラックが沢山通る。
そのナンバーは富山、金沢、石川、敦賀・・高速を使わずに走っていた。

周囲の田んぼが枯れたようにみえるのは大豆だった、ひとつ剥いてみたら黄色に光っていた。
国産の大豆、美味しい味噌やトーフになってほしいと思う。
     

歩道にある桜に花が咲いていた、先日の暖かさに狂い咲き?
  

琵琶湖を歩いているはずなのに山しか見えない。
だから、 片山隧道のトンネルを抜けて琵琶湖が見えた時は感激した。
だけど湖面を渡る北風は冷たい、気温は15℃ 水鳥が沢山浮かんでいた。
   

本日の目的の水鳥公園に着く。ここからバスで帰る予定、バスは1日2本しかない。
調べておいた時間に間に合って待つが、「道の駅」でもあるので、車ばかりで誰も待っていなくて不安になる。
やっとかわいいバスが来て乗ることが出来た。乗客は私一人で運転手と話しながら「河毛駅」へ行く。
料金200円は申し訳ないと思う。
  

今回はこれで終了
12日目歩行距離  15000歩 9.7km 合計184.4km

早めに終わったのはバスの都合もあったけど、京都の「細川家の至宝」展を見たかったから。
ウィークデーだったけど場内は人で混雑していた。

沢山のお宝を見る。 
大河ドラマの信長、家康、秀吉、細川幽斎、忠興、ガラシャの筆跡は印象深かった。
茶道具、能面、能衣装、陶器、絵画・・ 当時の大名家豊かさと保存の大変さを思う。
    


13日目(水鳥ステーション~長浜 11・11)

 

12日目の続きを歩くために北陸線・河毛駅(かわけ)でお降りて9:30発のコミュニティバスに乗る
駅前に浅井長政とお市の方の座像がある 駅前に大きな駐車場があって無料の由。パーク&ライド方式だ

  

 バスを降りて歩き始める。 湖岸に沿ってコノデヒバの並木が続き、竹生島が近くに見える
直線道路が続いて少し単調
  

 琵琶湖スポーツの森が見えたの寄って見るが、閑散として誰もスポーツをしていなかった。
大きな枯れた蓮池あったので、花の季節に来たら見事だろうと思う
  

 姉川を渡る かなり広い川だった
しばらく行くと葡萄畑が続く 「南浜観光ブドウ園」と書かれていた
   

 「産直びわみずべの里」で一休みして昼食する、地元の野菜や食品を売っていた
ここを過ぎて歩き始めると伊吹山を背景にして光るものが見える 屋根のようだ
近くまで行って「ヤンマー」の工場だとわかる 入口に地球儀があった
   

長浜城に寄る。 秀吉の城が再建されたもの、TV大河ドラマのおかげで賑わっていた
わたしも天守閣まで登り、眼下に広がる琵琶湖を眺めた
  

 長浜駅からJRに乗る 米原駅を過ぎるとフジテックのエレベーター塔が高くそびえて見えた
    

13日目歩行距離  20,000歩  13km  合計197,4km 


 14日目(マキノ~近江今津 11・11)

 

 琵琶湖歩きも終わりが見えてきて、今回は湖西側の残したところを歩く
湖西線マキノ駅を降りて、去年の4月にここから北へ向かい、海津大崎の満開の桜のトンネルを歩いた事を想う
今度は南に下って近江今津を目的地とする短距離

 駅の正面に立派なゲートが立っている「湖のテラス」、湖西線開業時に整備された水泳場
シャワー設備も整っていて夏は賑わう場所だと思う
 

 湖岸に沿って立派な松並木が続く、「日本の白砂青松百選」に選ばれた松並木だ
11月も下旬だが風がなく穏やかな日で歩くのには快適だが、湖面はかすんで曇って、
ここからきれいに見えるという竹生島はぼんやりとしか見えない
  

今津浜もまたきれいな湖岸線と夏並木の水泳場だった
誰もいない湖岸は水鳥が群れていて、私が近づくとあわてて逃げて行った

 
  

 近江今津駅で本日は終了

 14日目歩行距離 13,000歩 8.45km  合計205.85km

 

JRでは9月15日~11月30日まで「関西1デイパス」を売り出していて¥2,900で乗り降り自由
秋の歩きはこれを利用して割得に歩くことが出来た
このパスに京阪琵琶湖チケットとミシガン乗船チケットが付いていたので乗ってみることにした
初めてのミシガンなのに、あいにくの風のない曇り日で湖岸の風景を楽しむことは出来ず 残念!
  


 15日目(近江舞子~近江高島 11・12)

湖西線沿いに最後に残したに部分を歩く、これで湖西側は完歩となる
湖西側はJR線と平行に歩くところが多い
 

近江舞子の水泳場 
冬は寒そうだが夏は賑わいあふれるだろうと思いながら誰もいないところを歩く
   

道路沿いに「おいでやす高島市」の表示を見る
 

 JR線沿いの道路を歩いていると、カメラを構えて列車を待lっている人の姿があった
どんな列車が通るのかと気にしながら歩いていたら、ブルートレインが通り過ぎて行った
歩く私も物好きだけど、こんな物好きもたくさん居るのだと楽しくなる
            

白鬚神社に到着 延命の神様である 健康にこうして歩けることに感謝して参拝する
日の出の名所だそうだ、太陽が湖面に映えてまぶしかった
  

 鵜川48体石仏群を見る
白鬚神社を過ぎた後、山側の道を上ってしばらく行くとお墓の前に石仏が並んでいた
資料によると安土の観音寺の対岸にあたるこの地に室町後期に建立されたものだという
 

高島駅近くでガリバーの広告を見る 小人がよじ登っている姿は可愛かった
高島駅前にも大きなガリバーの像があるが、この市との関係がよくわからない
  

 

 高島駅からJR新快速で帰宅する 

15日目歩行距離 14,000歩 9.1km  合計214.85km 


 16日目(彦根市立病院~長浜 12・03)最終回

8日目の続き、彦根市立病院から出発して、さざなみ街道を歩く
春分の日が過ぎたのに、気温は4℃の表示、対岸の比良山の山並みや伊吹山は白かった

 

彦根港からは、竹生島行き、多景島行きの船が出ているようだ
ここから松並木が続く
  

 矢倉川を渡ってしばらく行くと「ミシガン州立大学」があった 滋賀県とミシガン州は姉妹提携都市だそうだ
http://www.jcmu.net/jcmu1.html
その近くにおしゃれなパン屋さんがあったので入ってみて、カスクルートを昼食用に買う
  

 米原市の湖岸沿いは、比良からの風がまともに当たって寒かった
湖岸の岸に水鳥が羽を膨らませて休んでいる
私が普通に歩いていると鳥たちは静かにしているが、立ち止まってカメラを構えるとすぐに飛び立つか湖面に逃げていく
見ていないようでも、しっかり警戒しているのだとカモたちと遊びながら歩く
  

 道の駅 「近江母の郷」に着く 彦根から約3時間 
ここで昼食、先ほど買ったパンを食べる
販売店で白大豆と青大豆を買う、去年歩いた時、大豆畑があったから地場産の生産者名入りの大豆だ
  

 長浜市に入り、長浜ドームと雪をかぶった伊吹山が見える
列車から見えていた「びわこ大仏」に寄って、琵琶湖完歩の感謝を祈る
     

 最終目標の鉄道スクエアは名勝庭園「慶運館」の向かい側にある昔の駅舎の建物だ
ここでスタンプを押して琵琶湖歩きを満願にした
   

 今回、私が使ったガイドブックは、滋賀県観光振興課発行の「ビワイチマップ」である
湖岸の詳しい地図があり、歩行距離の目安やバスの連絡先もあって、事前の計画が楽にできて便利に使えた

 

おかげで、この地図を頼りに、各ポイントに置いてあるスタンプを励みにして、
2年かけて楽しみながら歩くことが出来た
    

 

 16日目歩行距離  23,500歩 15.275㎞   合計約230㎞

 歩数計でカウントして、歩幅を0.65mで計算したので湖岸延長235㎞とは差が出る

 応援ありがとうございました  

おわり