20年前に北京へ行ったので、オリンピック後の北京を見に行きたいと思っていたのがやっと実現する
JTB個人パック 北京3泊4日フリータイム
現地集合、空港で13名が集まり、バスでホテルに案内されるが、あとは帰りまで自由行動のパック
私たちは地下鉄を利用して北京市内を歩き回ったから、パック観光で見れない北京の様子を見ることが出来た。
街の様子
20年前と同じホテルに泊まり、周囲の変化を体験した。
当時は自転車が群団になって走り、車は日本からの中古車が社名が入りのまま走っていたのに
今は、道路は整備されホテルの横の道は立体交差になっていた、走る車は今の日本と同じセダン車。
日本に多い小型車やファミリーワゴン車はほとんどなかった。
また、アジアの都市に多い大型バイクに3~4人の家族が乗る風景もなかった
地下鉄
地下鉄は使いやすかったが、入口で必ず安全検査があり、飛行場のようにX線に荷物を通さねばならない
料金は全区間2元(30円)自動販売機で買う。 旧線は大阪の地下鉄と同じホームだったが、
後から作られた新線は京都の地下鉄のように線路とホームが区切られて、車両が来ると開く安全システムになっていた。
車内の案内は液晶画面表示、音声アナウンスもある 窓の外にも液晶広告が見えたのには驚いた
車内のほとんど人達が携帯を持っている、大声で話している人もいた。
天安門広場・故宮博物院
ホテルから近い位置にあったので、何回か行くが警備の厳重なのに驚く
到着した日に、まずは天安門へと思って行くが、広場は厳重に囲われていて、
広場に入る位置で、地下鉄と同じX線検査をされた 広場には公安、兵士、Policeが各所に立ち、
照明塔には監視カメラが7個もついて各方向を向いていた。中国国家の警戒はこんなに厳しいのかと思った
ガイドブックによると広場で行われる国旗掲揚 朝の掲揚と夕方の降下を見に集まるという
日没時に人が集まり衛兵の見守る中での国旗降下が行われた
故宮博物院へは早朝混まない内にと出かけたが、思いは同じでいっぱいの人だった
国内旅行が盛んのようで各地からきた観光団体が帽子やバッチの目印を付けてあふれていた。
私たちはあまりの多さに圧倒されて出直そうと引き返す
昼過ぎ出直す、日本語の音声ガイド(使用料40元・デポジット100元)を借りて聞きながら歩く。
ポイントに来ると自動的に説明されるのだが、思うように作動せずイライラした
周囲は大人ばかりで、子供の姿がない あっても一人っ子を数人の大人が連れている、子供同士が騒ぐ姿がないのは異様だ
広い園内を本を片手に歩くが赤い壁に囲まれた道は同じに見えて迷ってしまう。気づいたら出口だった。
天壇公園
次の日の早朝、天壇公園へ行く そして驚いた!! 公園内はシニアでいっぱいだった
時間は朝の7時半、私たちは公園入場料15元を払ったが地元の人は無料なのだろう
広場で太極拳、輪踊り、バトミントン、社交ダンス、いろんなグループがいた
回廊に集まる人たちはトランプや駒ゲームでいっぱい
筆に水を付けて石の道路に達筆な文字を書いている人もいた。
天壇の建物よりも、この人たちのエネルギーの印象が私には強かった
オリンピック公園・鳥の巣
地下鉄でオリンピック公園へ行く、広い敷地で水泳センター、体育館があった
陸上競技が行われた「鳥の巣」はあのユニークは形で立っていた 入場はシニアで無料で入れた(荷物のX線検査あり)
競技場に入ると中は広く、ここでオリンピックが行われたと感慨を持って観客席に座る
見るとトラックに何かが走っている?
私が憧れている例の不思議な乗り物だった(小泉首相がDCで乗った二輪車)
一人200元(¥3000)でこれに乗って選手が走ったトラックを数周することが出来た
体の重心移動で動く乗り物を初体験、競技場のトラックは土ではなくプラスチックであることも知った
その他
中国のデジタル化は進んでいた
北京ダックを食べようと入ったレストランのメニュー表は「ipat」で給仕は携帯で厨房と連絡取っていた
私たちはipatの使い方をウロウロしながら注文した
ホテルのTVはPC兼用だったので、試しにGoogleを検索したら噂通りに「百度」で
北京市内の地図も同じような表示だった
これで北京旅行 終わり
私はこの10月に中国・北京とフィリピン・マニラの二つの都市を見てきたが
どちらもセキュリティ・チェックが厳しいのに驚いた。乗り物入口、建物の入り口で必ず荷物を検査された
日本へ帰り、荷物検査の面倒は無くなったが、日本はそれだけ安全なのか、甘いのか、大丈夫かとも思う