東京ステーションギャラリーで開催中の「無言館 遺された絵画展」へ行ってきました。朝、なんとなくニュースを見ていたら、本日から開催のお知らせ。ああ、今日からだったんだと、早速、足を運んでみました。信濃デッサン館が好きで、上田まで通うように見に出かけていた頃に、「無言館」をオープンするということを知り、微力ながらこの美術館の建設のお手伝いをしました。会場は満員、若い人よりも年配の方の姿が目立ちます。戦没画学生の兄弟、お子さんと同じぐらいの年齢の方たちなんだろう、自分の兄弟や父親は画家ではなかったけど、同じように戦争へ駆り出されて、そして生きて帰ってきたり、病気になって帰ってきたり、そして亡くなってしまった方もいたでしょう。自分たちの人生と、画学生たちの短い一生を重ね合わせているんでしょう。彼らの生きてきた証を少しでも遺して行くことに、強い意義を感じます。未完成だったり、絵の具の剥がれた絵画だったり、でも、それらは十分に立派な大作に違いありません。
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