升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

正しいのは 小泉か石破か

2013年10月03日 00時01分56秒 | 日記

広島ブログ

 

毎日の新聞にフクシマの汚染水トラブルが載らない日がないくらいで、次第に読む人の感覚がマヒしてきます。「ああ又載ってるな、また漏れたのか」 それがどんなに大変なことか感覚的に理解できなくなっています。 「2020年オリンピックの開催される東京は、フクシマから250Kmも離れているから大丈夫です」 と言った人がいるくらいですから。

 

原発再稼働を目指す自民党に、元自民党(現在どの位置にいるか分かりませんので)の、この方が苦言を呈したそうです。

                              

 小泉純一郎元首相は1日、名古屋市で講演し、政府の原発政策に関し、「放射性廃棄物の最終処分場もないのに原発を進めるのは無責任だ」と述べ、脱原発への政策転換を訴えた。

 衆院議員時代を通じて「原発はクリーンでコストも一番安いという専門家の意見を信じてきた」と述べた上で、東日本大震災を機に、「本当に安全でコストが安いのかと疑問を感じ始めた」と強調。再生可能エネルギー普及を進めるドイツ視察などをへて循環型社会を目指す考えに変わったと紹介した。

 同時に、「日本は原発ゼロでも十分やっていける。政府・自民党がいま原発ゼロの方針を出せば、全野党が認める。一挙に雰囲気が盛り上がる」と指摘した。

 

それに対して現職自民党のこの人が反撥しました。

                              


 自民党の石破茂幹事長は2日、小泉純一郎元首相が脱原発を訴えたことに関し「小泉氏の発言で政策が変わることはない。自民党が再稼働を掲げるのには理由がある」と述べ、安全性が確認された原発を再稼働する党方針に影響はないと強調した。

 発言について「長く党総裁、首相を務められた小泉氏の発言は、それなりに重い。党功労者の一人として意見を承る機会があるかもしれない」と配慮を見せたうえで、「党は原発依存度を下げるとも言っており、小泉氏の主張と全く交わらないとは思わない」と指摘した。党本部で記者団の質問に答えた。

 

という他愛もない話ですが、よくよく考えてみればすぐに分かります。つまり選挙の「票」を数えなくても良くなった人は、まともな人間に戻ります。

対して、選挙のことばかり考える現職は、原発が危険だろうとどうだろうと「票」が取れればそれでよいのです。

 

 

過去データ 「なんでも辛口」 を残しました 

広島ブログ 読み疲れ有り難うございました。


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2 コメント

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Unknown (もみじ日記)
2013-10-03 16:27:08
>「党は原発依存度を下げるとも言っており、小泉氏の主張と全く交わらないとは思わない」

相変わらず政治家の言葉遣いは難しいですね。
分かりやすく言えばかなり違うってことですよね。
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Unknown (ちょっと辛口)
2013-10-04 06:37:50
石破幹事長は、「過去に自民党を率いた人の発言でも政策は変えられない」と突き放しています。
原発依存度を下げると言うのであれば、何時までにどのようにするのか明らかにする必要があると思います。
それが出来ないと言うことは、先ず原発再稼働ありきで、脱原発の議論が出来ていないからだと思えます。
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