あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

見るべきものが無かった洞爺湖サミット

2008-07-10 00:29:18 | Weblog
 7月7日の七夕様から始まった洞爺湖サミットは9日に全日程を終了した。
結果は天候のようにあまりぱっとしなかったようだ。今年は環境サミットと銘打って排出ガス規制問題が主要テーマであったが、報道のように曖昧な結果となった。
2050年までに50%削減をするとのことであるが各国首脳の真剣さは足りなかった。ただ、漠然と数字を出してもダメだろう。また、あまり先に目標を設定すること自体結論はでなかったに等しい。そのほかの問題も議論されたようだが表に出てこない。日本がもうひとつの大きな問題である拉致問題など討議されたのだろうか。拉致被害者の会は素早く「愕然とした」とのコメントを発表している。福田首相から拉致問題が全然説明されなかったと言うことは討議されていないと思われる。ブッシュは口では北朝鮮に対してかなり厳しいことを行っているが、その場限りのことで、頭の中には入っていないのではないだろうか。彼もあと半年の命である。もう整理の段階であり、あまり乗り気ではないと思う。もう整理の段階に入っている。
福田首相も拉致問題の議論を交わさなかった以上、退陣の日が近づいた。これが致命傷になるかも知れない。拉致被害者の会ではすぐに声明を発表し落胆の色を隠せなかった。今後、政府との共催はしないとのことだ。これから国内ではこのサミットの結果についていろいろ批判が出てくるであろう。国民の批判は大きくなるのではないだろうか。社保庁の問題や値上げラッシュなどの問題も含め、現政府の行動に不信感が吹き出てくるだろう。
おちおちしておれない福田政権の夏である。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生命保険業界はもう一度一から勉強し直せ(つづき)

2008-07-07 00:28:23 | Weblog
 「お客さん。その場合、文書回答の申請書提出してください。」「何だと、文書回答するのが常識ではないのか。」担当者「・・・・・・・」「他の保険会社にも既に行っているがこんなん云われたのはじめてや。」「他社は他社です。」「こんなこと言うから、昨年行政指導をされたんと違うのか。その文書回答の書式見せて欲しい。」「書式は別にありません。」「なんですか、委任状の書式はあるのに文書回答の書式ないなんてこの保険会社どうなってんのん。リーディングカンパニーが泣くで。」「リーディングカンパニーだからこそですねん。」さっぱり判らず引きさがった。その後、再び相続人のところに行き、当所で作成した文書回答依頼書に署名捺印をもらいまたまた3回目のお出ましとなった。担当者を呼び文書回答依頼書を提出した。「判りました。文書回答の依頼書の提出があったことを相続人に確認いたします。」まだ、こんなこといっている。「結構ですよ。兎に角早く回答欲しい。」といってその場を辞した。明くる朝、相続人から確認の電話があったとの通知が入った。その後、文書がきたようだが結果は既に契約はないとのことらしい。他の金融機関の残高証明書が揃った時点で相続人のところに取りに行くことになっているのでこの文書回答の現物はまだ見ていない。
 述べたように残高証明書の発行依頼だけでもこんなに手間がかかる。金融機関は二言目には個人情報保護法を表に出してくる。この言葉さえ覚えておれば客を簡単にあしらえることしか頭に無い。人に会えば泥棒と思え。の精神であろう。
特に生命保険会社はこんなケースはたびたびあると思う。契約を取る時にはあの手この手で契約をとる。中には審査のゆるい医者と結託して?証明書を書いてもらうということも聞いた。これほどまでして契約を締結し、いざ保険金の請求と言う時になってあの細かい約款を盾に支払いを拒絶する。そこに相互扶助の精神など微塵も無い。ましてや死亡保険の契約が現存するかしないかの問い合わせだけでこんな状態である。契約者が亡くなって保険証券が見当たらないケースってよくあるのと違いますか。
がん保険専門の外資系保険会社など連絡先はフリーダイヤルしか載せておらず、そのフリーダイヤルに電話するとただいま電話が混んでおります。少々お待ち下さいのコールが何分も続く。やっとでたと思えば各部署につなぐメッセージがあり、ここにも中々繋がらない。やっと繋がって要件を話すと、ご本人から電話下さいとのこと。やっとの思いで代理店を聞きだしそこへ出向いたらすでに契約はございませんでした。人を馬鹿にしたような態度である。
他の同業者や司法書士等にも聞くと皆さん特に最近このことが厳しくなってきたとのこと。民法の代理権の条項など無いに等しい。このことで裁判に訴えることも時間と労力がかかり出来ない。
 所轄行政庁は今一度保険業界、金融機関に対しこの種の指導を行って欲しい。
 こんなことをしているといよいよギクシャクとした世の中になっていくこと間違いなしだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生命保険業界はもう一度一から勉強し直せ

2008-07-06 19:02:46 | Weblog
 いよいよ夏本番。あちこちで真夏日となっている。近所のお宮の夏祭りの準備も始まった。6日は朝から蔵出しといって神輿を蔵から出す作業に参加した。午前11時ごろ終了。よく冷えたビールで乾杯し、婦人部が作ってくれたおにぎりと煮炊きものをいただき解散となった。7月22日、23日の巡行まで行事が続くが小生はあと22日に参加する予定。帰ってきてシャワーをあび、昼寝と相成った。やはり歳であることをつくづく考えさせられた。夕方には家内と淀川の堤防をウォーキング。6800歩歩いた。
 話は変わるが、数日前、生命保険会社10社に業務改善命令が出された。例の保険金不払いによる行政処分である。昨年もこの問題が議論されておりマスコミ各社は大きく報道していた。今回はあまりマスコミも騒がない。慣れっこになってしまったのか、それとも釘を刺されているのか。
小生もいま、相続の依頼を受け奮闘中である。被相続人が3名おり、その上、資産の種類が多い。相続人は2名である。
銀行をはじめ生面保険会社のこの種の対応は非常に悪い。もう一度民法をよく勉強して欲しい。まだ、法務局や税務署の対応の方が弾力的である。
生面保険業界のリーディングカンパニーである某社の例。当方は相続人の依頼を受け、遺産分割協議書の作成に資するため残高の確認方法を聞きに行く。相続人の一人から委任状をとり、自署捺印を受け相続人の印鑑証明書を預かり、保険証券が見当たらないので平成13年に某社が発行の現存保険加入状況通知書そして、相続関係を証明する戸籍謄本などの書類、小生の身分を証明する書類をもって本店に行く。窓口担当者に全部提示した。窓口担当者曰く、「契約者本人に来てもらえませんか。」「本人、亡くなってますねん。」「相続人2名に来てもらえませんか。」「相続人2名とも日中忙しく、私に財産調査も含め相続の件一切を依頼されているんです。ほら、この委任状に書いてあるでしょう。」「チョットお待ち下さい。」5分ぐらいして席に戻り「この委任状ではいけません。当社所定の委任状をご使用下さい。」と某社の委任状を見せる。小生の委任状の方が詳しく記載されている。
「こんなことに5分もかかるのですか。」と委任状を受け取りながら言う。そして戸籍謄本などの書類はコピーをとらせてくださいと又10分ほどかかった。仕方なく相続人のところへ行き、某社の委任状に署名捺印を貰い。後日再び某社へ。
前にあった担当者を呼び出し、委任状を提示。前回コピーをとった書類の再提出を求められ提示する。「チョット待ってください。」と又5分。「ここでは答えられません。いまこの契約ないみたいです。相続人本人にご連絡したいのですが。」との返事。当方頭にきました。「誰か上席呼んでもらえませんか。」「みんな出払っています。」「そんなことないだろう。一人ぐらいいるだろう。ここ本店の保険金請求の相談、支払いコーナーだろう。」興奮して大きな声を出したせいか「お客さん。他の方がいらっしゃいますのでお静かに・・・。」「そんなこと関係ない。兎に角上席を出しなさい。」「チョット待ってください。」と担当者奥へ。またまた5分ほどして上席らしい女性が現れた。「担当者の言うとおり、相続人に来てもらえませんか。お電話してもよろしいですか。」「結構ですよ。しかし、相続人帰宅されるの毎晩8時頃だよ。」「勤め先に連絡してもよろしいでしょうか。」「勤め先の電話番号聞いていないし、勤め先に個人的な電話をかけるのよくないだろう。兎に角証拠も残しておきたいので文書にて回答し相続人のところに送付していただきたい。」                次回に続く

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民に毒を食わしていいのか。

2008-07-05 02:41:50 | Weblog
 本当に何を信じて生きていかねばならないのか。また、また、また食の偽装事件発覚。食を扱う事業者、ええかげんにせいよと言いたい。夏ばてを防ぐうなぎの蒲焼。生産地は静岡県の山奥だ?という。行政もこんないいかげんなことわからなかったのか。その上、発がん性の物質まで検出されている。中国はじわじわと判らないように日本人を抹殺しようとしているのではないかと錯覚するような事件である。まず、しかるべきところで徹底的に原因を究明し、国民に明らかにしてもらいたい。この際、農水省は外国産輸入食品について早急に徹底調査してほしい。それも事前通告することなく行うべきである。それが一段落すれば国内産食品についても調査すべきである。農水省だけでなく他の省庁の応援を得て徹底的に行うべきである。事は人の生命に関係することだからである。憲法に保障されているとおり健康で文化的な最低の生きる権利が保障されている。公務員は国民が安心して暮らしていける僕である。食の問題が世間を騒がせているとき徹底して調査し安心して暮らせるような公費の使い方を健闘してほしい。
 食の事業者も事業哲学が欠如している。利益第一主義が生んだ弊害がどっと噴出した。今回のうなぎ事件の経営者は食を扱う業界から去ってもらいたい。否、去っていただくような方策を行政はとって欲しい。牛肉、船場吉兆などの偽装事件が相次いだが今回のうなぎの偽装事件は人の生命に係ることだけに一番悪質である。
何を信じて生きていけばよいのか全く判らない。
地に堕ちた日本国を露呈している。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪府議会を傍聴して

2008-07-04 06:22:34 | Weblog
 7月3日。大阪府議会の傍聴にいく。午後から大阪府への許可申請が一件あり、時間的に早く終わったので途中からの傍聴となった。傍聴席は満員である。時々傍聴に来ていたがこんなに満員なのははじめてである。太田知事の時代では考えられないことであった。マスコミも多い。議場では自民党の議員の代表質問が行われていた。太田知事の時は女性であったのでいつも明るい衣装を着ていたので華やかさがあった。それに比べると橋下知事の席を見るとどこにでもいる普通の青年のようである。本年度は1100億を削らねばならない。この7月議会で本格予算が成立するのだ。6月にPT試案を元に橋下知事が議会に提出する予算案を発表している。
苦労のあとが伺える。特に、国の事業である淀川水系の3つのダム工事については大阪府も負担しなければならない。予算編成の過程で判ったのだろうか。法律として規定されているので絶対服従であるとのこと。これには知事も参ったらしい。大阪府の負担分は200億強とのことである。肝心の人件費削減のところでは睡魔が襲いこっくり船をこいでしまった。午後3時から20分休憩があった。傍聴席にいるとテレビ局が取材に来た。「あの、テレビ大阪ですがチョットお聞きしたいのですが。」と女性のアナウンサー。カメラがまわり始める。「チョット、難しい質問せんといてなあ。」と小生。「難しい質問ではありません。」と彼女。数分間の取材を受けた。3時20分から後半の質疑が始まった。答弁は知事ばかりである。他の理事者は手持ち無沙汰である。教育長、府警本部長など本日は及びで無いらしい。最後の財政危機や財政再建のところでは今まで考えられなかったことが起こった。知事が「地方分権の確立には財源を地方に委譲するシステムを確立せねばいつまで経っても地方の自立ができない。議員の皆さんと共に大阪府が先頭に立って国に働きかけていかねばなりません。」と答弁したところ、共産党を含む全議員が拍手。革新系の知事かなあと思う答弁である。一番積極的なのが共産党である。「そうだ、知事やろう。知事、がんばろう。」などの支持言葉が飛び交う。
こうして一日目の代表質問は4時に終わった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする