あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

龍馬伝、最終回をみて

2010-11-30 22:42:30 | Weblog
 11月30日(火)
 11月も今日でTHE ENDである。歳をとると1日の早いこと。若いころと同じ時間であるのに、歳をとるとなんでこう早いのだろう。と考えてみた。一つの答えは何事をするにも時間がかかりすぎることである。若い時の3倍の時間を要していると思われる。
さて、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の最終回をみた。胸にぐっときた。近江屋で襲われる前、中岡晋太郎との会話である。
大政奉還を成し遂げ、追っ手から逃れるべく近江屋を隠れ家にしていた。政府の役人人事の構想を練っていたとき、中岡晋太郎が訪れる。和紙に書いてある役人候補者のなまえがをみて、中岡晋太郎は龍馬が載っていないことを知る。中岡は何故坂本が入っていないのかを尋ねると、竜馬は「わしは、役人が嫌いなのじゃ。」という。中岡は「おぬしこれからどうするつもりなのじゃ。」と聞く。龍馬曰く「わいは、蝦夷へわたって大地を開墾するんじゃ。」と答える。
日本のために大政奉還をし、自分を犠牲にまでして人々のために尽くしきったら、立身出世など関係ない。これこそ男の本懐である。くっとくる。
今の日本の政治家、官僚を見るとき相手の探り合では無かろうか。立身出世のためなら嘘はつく、ゴマはする、上司のご機嫌取りをする。こんなことばかり繰り返している。
もう、ガタガタの日本である。一日も早く、日本を引っ張る力を持った人物の出現を期待する。

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大学生の就職活動は4年の後半から

2010-11-20 23:52:23 | Weblog
 11月21日(日)
 昨日朝、テレビをみていると、来年大卒予定者の就職内定率が57%であるそうだ。中には40社の就職試験を受けたがまだ内定がとれない。最近の企業は即戦力になる中途採用を行うところが増えてきているそうである。
新卒者の場合採用しても即戦力にならない。その会社に溶け込むまで3年はかかるとのこと。大学進学率が上昇し、猫も杓子も大学へ、大学へである。我々が学生の頃は中学・高卒者が大半で大学進学率は10%を切っていた。今は逆転である。
大学も増えに増えた。企業はそんなに多くの大卒者を必要としない。需要と供給のバランスが崩れている。
また、今の大学生は相対的に勉強をしない。電車に乗ってよく見る光景であるが、大学生は漫画にふけり、サラリーマンは新聞や単行本を読んでいる。大学生は勉強しないと書いたが、勉強できる環境でないと書いたほうがベターである。
3年から就職活動に参入しなければならないのも原因である。大学に入って一年はほとんど教養と語学である。2年は教養、語学が半分で専門が半分である。3年になった。本腰を入れて専門の勉強が出来るぞとおもいきや、端のものが就職活動を始めたので自分もその方向動いてします。就職活動に負けまいと必死である。専門の勉強どころではない。従って、専門知識など全くない。
10月に母校の大学校友会の総会があった。来賓で来ていた確か理事長は挨拶の中でこの問題について由々しき問題であるといっていた。本当にそうである。就職活動は4年の夏が過ぎてからで良いのではないか。3年半は教養・語学・専門職をみっちり勉強する。そして、学生では出来ない挑戦を行うべきである。そして自我を確立することである。そのことの方が将来に対する考えが確立され自分の進みたい方向が見えてくるのではないだろうか。
しかし、就職活動解禁を4年夏以降については一校だけが行ってもダメである。今こそ、経済界と大学側そして文科省が真剣に考えなければ優秀な人材は生れてこないであろう。
折角、受験勉強をし、難しい試験を受け入学した大学である。もっと、充実した学生生活が送れるようにするべきではなかろうか。
朝のテレビをみていてそのように思った次第である。

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明るい社会実現の施策を

2010-11-18 23:07:00 | Weblog
 11月19日(金)
 相変わらず円高であるが、久しぶりに株価は1万円台を超えた。本当に久しぶりである。株価が上昇することが報道されると矢張り明るい気分になる。株を保有していなくてもである。
しかし、世の中くらいですね。市バスに乗っても小生を含め高齢者ばかりである。運転手など気の毒にが成り立てている。「おばあちゃん。座ってや。」「はよ、座わりいなあ。出発でけへんがな。」とがなりたてる。当のお年寄り聞こえてるのか、聞こえていないのかマイペースである。行動も遅くじかんのかかることこのうえない。バスの時間が遅れだす。降りるときも無料乗車券を機会にあてる。「ピー。」となる。これがまたスムーズに行かない。機械の前で無料乗車券を探し出す。自分の持ち物の袋の中をかけまわす。乗車券でてこない。そのうちに降りる乗客が列を作り出す。運転手さん、怒り出す。終点大阪駅には10分遅れで到着。こんな光景の毎日である。
高齢者天国になりつつある日本国。矢張りもっと若者があふれる日本にしなければ、暗い前途多難な日本になるのではないかと危惧する次第である。
国会で与野党ともお互いに重箱の隅をつついたようね議論ばかりだ。もっと、日本国家を明るくするような国会審議をしてほしいと願うのは小生ばかりなのであろうか。
今日も、法定後見人のサポートで申立人と家庭裁判所にいってきた。事務官の人曰く、後見人の申立が多くて大変であるらしい。
いよいよ高齢者天国到来である。しかし、こんなことをしていていいのか。
もっとやることはやまほどあるのである。

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金融行政改革を急ぐべし

2010-11-08 23:32:43 | Weblog
 11月9日(火)
 先週は6日に行われた高校卒業50年記念同期会準備のために、業務をせいぶした。その同期会も終わりホッと息つく間もなく早朝から事務所の電話や携帯のベルが鳴る。
8時過ぎに手が空いたのでテレビを見る。関心のある改正貸金業についての特集を行っていた。過去何回か金融制度について苦言を呈してきたが、状態は悪くなっているように思える。
改正貸金業法が6月から施行され貸金業者による個人の最高限度額が年収の3分の1になった。世の中の不況は回復の兆しさえ程遠く、企業は青息と息で賃金は上がらず、サラ金からの借入で生活費を賄わねばならない家庭が増えている。サラ金が借りれるところはまだしも、そのサラ金さえ借りることは出来ない人を相手にクレジットを利用した借金の方法がブームとのことである。それさえも利用できず、闇金に走り、その闇金の返済のために主婦の風俗営業界参入が増えているとのことだ。
こんな状態になっても行政や政治家は何の動きも見せない。尖閣問題ばかりに目が行き、与党、野党の責任のなすり合いばかりが目立つ。尖閣も大事だろうがその前に悲壮感さえ漂う国内情勢に目を向けてほしい。
日本国憲法には「国民は健康で文化的な生活を営む権利を有する。」と規程されている。行政や政治は国民の権利の実現のために働かねばならない。
銀行は少しぐらいのリスクを背負ってでも、低金利の生活費の貸付を行って欲しい。サラ金に融資するのではなく銀行自身で低利の融資を行うべきである。金融庁、財務省なども本腰を入れて日本の金融制度の抜本的な対策を行って欲しい。
橋下知事の提唱した貸金業特区をつくるのではなく、その前に銀行改革を行うべきである。
外圧に屈することなく、まず日本の金融行政を改革すべきではなかろうか。

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保釈申請却下に思う

2010-11-01 14:57:21 | Weblog
 11月1日(月)
 今日から11月。もう、11月である。
 検察庁の問題も下火になった。
特捜部主任のFD改竄の張本人の前田容疑者をはじめ、当時の上司であった大坪特捜部長、佐賀副部長達は起訴され、裁判が始まる。
大坪、佐賀両氏のそれぞれの弁護人は保釈請求を行っているが、裁判所は今のところ認めていない。裁判所が早急に認めると、官にたいして弱腰であると見られる。また、そう感じる。
村木さんの件を例にとると、彼女は昨年6月14日突然逮捕され、20日間大阪拘置所に拘束され、その後何度となく保釈申請をしたが、否認を続けていたため保釈は認められず150日もの長きに渡って身柄を拘束され続けた。証拠隠滅の恐れもあるとのことであったらしい。
逮捕されてすぐ家宅捜索が行われ、証拠品は全部押収され、接見も禁止され証拠隠滅の恐れなどないのである。また、出来ない。
今回の大坪、佐賀両容疑者も同じような状態である。大坪、佐賀氏には気の毒であるが、少し我慢していただいてあなた方がかって行ってきたことを充分体験され、そのことを基に裁判制度の改革を進めていただきたい。官の方たちが実地に体験されてはじめて弱き民の苦しみが判るのではないでしょうか。
ご苦労であるが苦しみを体験して欲しい。そして、娑婆に出てきたときには積極的に裁判制度(
検察制度、弁護士制度を含む)の改革に情熱を傾けて欲しい。

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