1月28日(木)
昨日、厚生労働省女性元局長の裁判の初回公判が大阪地方裁判所であった。
小生は久しぶりに大阪地方裁判所に傍聴に出かけた。この裁判は知名度抜群で、傍聴希望書が多く抽選で傍聴者を決めることであった。予めパソコンで内容を調べ抽選券配布の直前にその場所に行った。すでに多くの傍聴希望者が集合していた。テレビ局、新聞記者などの報道関係者も取材していた。午後1時に抽選発表があり、小生も運よく当たった。
法廷は201号大法廷。刑事事件で一番大きな法廷である。ちなみに民事事件は202号が一番大きい。法廷に入ると、既に公判検察官2名、弁護人5名が着席していた。場内撮影用のテレビカメラが設置されている。小生は前から2列目の右側に着席した。記者や傍聴者も入り傍聴席は満員となったところで、裁判所の職員からの注意事項と2分間の場内撮影があるとの説明があった。場内がシーンと静まり返ったところに3名の裁判官が入廷した。そして、写真撮影。写真撮影が終わると被告人である元局長が入廷した。いよいよ戦闘開始である。裁判長から促されて被告人が答弁台に立つ。人定尋問である。名前、職業の確認の後、黙秘権の説明が裁判長からあった。
検察の冒頭陳述が始まった。事件に経過や起訴事由が述べられる。被告人は配られている冒頭陳述書を食い入るように読んでいる。表情ひとつ変えない。凛々しさが感じられる。流石キャリアだなあと思った。次は、被告人の陳述である。元局長は私は無罪ですときっぱりと述べる。そして用意してきたペーパーを読み上げる。逮捕から保釈まで一貫して無罪を主張してきた元局長。無罪の自信が漲っているようである。そして、弁護側の反対陳述である。主任弁護人が検察の冒頭陳述のことごとくひっくり返す。この事件は検察のつくった間違ったストーリーであり、判断であり被告人は無罪である。一日も早く無罪判決を出して欲しいとのべ反対尋問は終わった。
その後、証拠採用の経過などについて検察側、弁護側が説明し、今日の審理は終わった。
6月21日の結審までに23回の公判と11人の証人が出廷する。
ここで注目したいのは、元係長の供述が180度変わるという予想が出ている。
何故供述を180度覆すのか、今後の裁判の推移を見て行かねばならない。
被告人がきっぱり言うように無罪になるのか、それとも検察の説明のようになるのか今は神のみぞ知るである。しかし、元係長の証言でかなり影響がでてきそうである。
昨日、厚生労働省女性元局長の裁判の初回公判が大阪地方裁判所であった。
小生は久しぶりに大阪地方裁判所に傍聴に出かけた。この裁判は知名度抜群で、傍聴希望書が多く抽選で傍聴者を決めることであった。予めパソコンで内容を調べ抽選券配布の直前にその場所に行った。すでに多くの傍聴希望者が集合していた。テレビ局、新聞記者などの報道関係者も取材していた。午後1時に抽選発表があり、小生も運よく当たった。
法廷は201号大法廷。刑事事件で一番大きな法廷である。ちなみに民事事件は202号が一番大きい。法廷に入ると、既に公判検察官2名、弁護人5名が着席していた。場内撮影用のテレビカメラが設置されている。小生は前から2列目の右側に着席した。記者や傍聴者も入り傍聴席は満員となったところで、裁判所の職員からの注意事項と2分間の場内撮影があるとの説明があった。場内がシーンと静まり返ったところに3名の裁判官が入廷した。そして、写真撮影。写真撮影が終わると被告人である元局長が入廷した。いよいよ戦闘開始である。裁判長から促されて被告人が答弁台に立つ。人定尋問である。名前、職業の確認の後、黙秘権の説明が裁判長からあった。
検察の冒頭陳述が始まった。事件に経過や起訴事由が述べられる。被告人は配られている冒頭陳述書を食い入るように読んでいる。表情ひとつ変えない。凛々しさが感じられる。流石キャリアだなあと思った。次は、被告人の陳述である。元局長は私は無罪ですときっぱりと述べる。そして用意してきたペーパーを読み上げる。逮捕から保釈まで一貫して無罪を主張してきた元局長。無罪の自信が漲っているようである。そして、弁護側の反対陳述である。主任弁護人が検察の冒頭陳述のことごとくひっくり返す。この事件は検察のつくった間違ったストーリーであり、判断であり被告人は無罪である。一日も早く無罪判決を出して欲しいとのべ反対尋問は終わった。
その後、証拠採用の経過などについて検察側、弁護側が説明し、今日の審理は終わった。
6月21日の結審までに23回の公判と11人の証人が出廷する。
ここで注目したいのは、元係長の供述が180度変わるという予想が出ている。
何故供述を180度覆すのか、今後の裁判の推移を見て行かねばならない。
被告人がきっぱり言うように無罪になるのか、それとも検察の説明のようになるのか今は神のみぞ知るである。しかし、元係長の証言でかなり影響がでてきそうである。