あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

大手銀行に渇!!

2008-07-31 20:14:01 | Weblog
 またまた金融機関とひと悶着が合った。
小生、行政書士で、今、相続事件の被相続人の資産調査、遺産分割のアドバイス及び遺産分割協議書の作成業務一切を依頼され奮闘中である。
数日前、某信託銀行大阪支店へ残高証明書の発行を依頼しに出向いた。
番号札を取って待つこと20分、小生の番が来たので窓口へ。1ヶ月前にも来店し、発行してもらっていた。実は本日提出の書類を前週に取りに来て相続人代表の署名捺印と実印を押印してもらった。それを本日委任状と印鑑証明書を持参し、相続を確認する書類の原本も持参していた。
担当の女性は書類を見て、権利を確認する書類と小生の確認書類を要求し、当方も快く応じた。「判りました。先生この書類群コピーさせてください。」と行員。「結構です。この書類群渡しますので必要なところコピー願います。」と小生。「ありがとうございます。先生少し時間頂戴したいんですが。」小生「何分ぐらいかかる。」「そうですね。30分ぐらいかかると思いますが。」「へー、これコピーするの30分もかかるの。」と小生。「すみません。特急でしますんで。」「ほんなら食事してくるわ。」と小生。「どうぞどうぞ。ごゆっくりしてきてください。」と行員。「3時になったら玄関閉まりますので、あそこからお入り下さい。」と行員。とのことで遅い昼食を取った。銀行を出たのが2時15分。食事を済ませ銀行についたのが2時45分。窓口にいき行員に「もう出来てますか。」というと、「すみませんまだですねん。」ときた。こちらも少し頭に血が上りかけた。2時55分頃、行員が呼ぶ。出来たかなと思って窓口に行くと、男性行員が横にいる。「先生、この相続人の方の氏名の隆の字、生れるの上に─があります。印鑑証明よそうなってますが。これ書き直してもらいたいですね。」小生頭にきた。「一ヶ月前に証明してもらったときには同じような書類を出し、証明してもらっているではないか。」と小生一ヶ月前にその銀行の発行した残高証明書を提示した。その行員は「このときは発見できなかったのであり、今回は発見したので、再度書類出してください。お願いします。」「そしたら前回はあんたとこが責任とってくれるか。」「それは出来ません。チョット待ってください。」と行員奥へ入る。数分後「先生、お預かるします。この作業本部で行っていますので、本部から言ってくれば対応をお願いいたします。」と言うことで手数料420円を払って受付してもらった。終わったのは3時20分。残高証明書の受付だけで1時間30分である。大手の信託銀行がこれである。
本日、午前11時携帯に電話あり。信託銀行の受付した行員からであった。「先生、この間頂戴した残高証明書の発行手数料貰いすぎですねん。210円お返ししますので取りに来ていただけませんか。」またまた頭にきた。「あんた、210円貰いにいくのに交通費400円と時間かかりますんやで。」「すみません。チョットお待ち下さい。」少しして「今晩、うちの上司と事務所にお伺いしたいのですが。」もう、開いた口が塞がらない。大銀行、経費節減のこと全然考えていない。「ええわ。8月4日に大阪に出るから寄るわ。」「すみません。」
 本当に日本の金融界情けない。これが日本の金融界をリードする大銀行の姿である。

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司法権について考えよう

2008-07-30 02:11:09 | Weblog
 27日の日曜日、田原総一郎氏が司会をする報道ステーションを見ていた。竹中平蔵氏、木村剛氏が出演していた。このなかで、木村氏はこんなことを言っていた。
裁判所は政府・官に甘く、民にきついとのことであった。堀江もんは高裁も実刑判決。日本長期信用銀行のトップには無罪判決である。又、あれだけの膨大な国民の税金を無駄使いし、横領までした社会保険庁の人間で塀の仲に入ったのはほんの僅かである。民間では詐欺罪・横領罪で塀の中に入ることになる。私の住んでいる大阪市でも裏金をせっせと作り、それを個人的に使用しても刑事面でのお咎めが無い。
 小生も、裁判の傍聴でこの木村氏の言っていることを何度も経験している。あの調査活動費の不正流用問題を告発した元大阪高等検察庁公安部長の三井環事件。
弁護人が証人申請した法務大臣、検察庁長官などの政府・官の要職にあった方々を、裁判所はその必要はないとことごとく却下。又判決でも調査活動費の流用は認めているがお咎めが無い。
そして、牛肉偽装・補助金不正のハンナン事件でも民のトップ以下会社の要職は実刑判決なのに、その事件に関係した農水省のお役人の証人喚問でも検察庁は鋭い質問をすることも無く終了。裁判所も判決で触れず、みんな民を悪者扱いにする。
このときに小生は司法権の危機が来たと思った次第である。
 司法の分野で何か欠けたものがあるのではないだろうか。我々は社会科の授業で三権分立を習った。司法・立法・行政が完全に独立し、これが民主主義の大原則であると習った。しかし、現実はそうではないのだ。どこかで、この三権が繋がっていると思われてもしょうがないことが起こっているのではなかろうか。
やがて裁判員制度が開始される。その前に、もう一度司法の位置づけと言うものをしっかりと認識しておかねばならないと思うのは私だけであろうか・・・・。

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民主党党首選挙のゆくえ

2008-07-27 04:05:56 | Weblog
 天神祭りの真っ最中、7月25日。ハマコーこと浜田幸一氏の講演を聴いた。氏の講演は始めてである。テレビに出演しているそのまんまである。相変わらずの毒舌。又そのなかに笑いがある。
彼の言によれば次期選挙では自民党が負けるようなニュアンスである。又、一度政権を民主党に渡し、民主党がどれだけできるかを試してみることも必要だとのことである。
 帰宅してシャワーを浴び睡眠。夜中の1時半に起き月一回放映される「朝まで生テレビ」を見る。拉致問題についてが主要テーマであった。日本の外交が非常に軽いとの意見が続出。洞爺湖サミットも成功・不成功が分かれた。このなかで司会の田原総一郎氏は今回のサミットで、福田さんはブッシュを守ったとのことである。
ブッシュは最後の整理をしている。引き際の美学を模索しているとのことである。
政治の世界は本当に騙しあいのようだ。
 ブッシュは守られたか知らぬが、福田さんの方は最低の支持率となった。拉致問題も共同声明に一言は言ったぐらいでお先真っ暗である。
 民主党も如何なものか。秋には党首を決める選挙があるとのこと。今の状態では支持政党は民主の方が自民をリードしている。民主党の選挙は、民主が政権を取れるかどうかの最大のポイントである。ところが、民主ももともと寄り合い世帯。自民党よりいろいろな考えを持った政治家がいる。又、バックに労働組合の大組織がいる。立候補者制にするとの意見が多い。小沢氏で行くと思っていたのが反小沢の勢力が狼煙を上げつつある。本当に政権をとるのだったら選挙に強い小沢氏に統一した党首選びをすべき出だと思う。自民党の幹事長まで勤めた人間。集金力も集客力も抜群の小沢氏である。もし、立候補制にして複数の候補者による投票となれば、小沢氏が勝ってもその影響は大きい。民主党は分裂の危機にさらされる。そうなると民主党の支持率は怒涛のごとく下落するだろう。
 そうなった時、福田さんは解散総選挙を打ち出すと思う。今のままでは福田さんでは選挙は戦えない。福田さんも民主党の動きに大きな関心を持って、政局を睨んでいるのではなかろうか。その前に麻生・小池がどんな行動に出るかも関心の一つである。
 政治の世界は化かしあいの世界、きのうの敵は今日の友。そこに国民のこと、日本の将来のことを真剣に考えている政治家は何人いるのだろうか。
 

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保証協会は判りやすい審査基準を作れ

2008-07-25 00:03:26 | Weblog
 信用保証協会もこのところ異変があったのか知らぬが、少し変わってきたようだ。
 信用保証協会といえば一般の方にはあまり馴染みの無いところだが、事業をしている方特に担保力のない中小企業者にとっては頼みの綱である。すなわち担保力も無い中小企業者が銀行から融資を受けるときにこの保証協会が銀行に対して保証し融資が実行されるのである。最近銀行は中小企業に対してプロパーでは融資をしない。余程有力な保証人か不動産などの担保力があるところは別であるが。必ず保証協会の保証をもらってくれと言う。
最近報告のあった話であるがある不況業種のA社が特別融資の最低条件である市長の認定書を貰い、小生のところに相談に来た。「社長これは無理でっせ。債務超過もいいところで、相談に行くだけでも時間の浪費やで。」と小生の見解を述べた。それでも一縷の望みを託し保証協会に決算書などを持参して相談に行った。担当者は決算書をみて3期分の決算書と納税証明書、全部事項証明書、法人の印鑑証明書、個人の印鑑証明書などを揃えこの用紙の必要事項を記入してだしなはれとのことだったそうである。社長「先生、申込せよとのことですわ。」と得意げな電話をよこした。「ほんまかいな。だったら担当者の言うようにしたらどう。」と私。
「先生、申込書などの書類書いてんか。融資降りたらどっさりお礼しまっせ。」と社長。「期待してまっせ。」と私。日曜日一日かけて膨大な?書類作りをした。
7月初旬保証協会に申込した。その時、担当者は「わからないことがあったら連絡しますわ。それから面接日も通知しますわ。」ということで書類をチェックのあと受領したとのこと。一週間経っても何の連絡も無い。あまりこちらから連絡すると心証が悪くなると思って電話できない。針の筵に座らせられているようだとの社長の弁。3週間たったが依然連絡なし。もし融資が降りなければ最悪の事態が頭に浮かぶ。3週間目の週末保証協会から電話があった。「申し込んでいただいた保証は今回はダメです。債務超過と税金の滞納がありますから努力してこの点をクリアーしてから申し込んでくだされば、良い結果が出るでしょう。」と担当者。社長、落胆と言うより8月の資金繰りが頭にずっしりとくる。「こんなこと相談に行った時に判っていたのであるから、その時にNOをいってくれれば次の道に早く行動できるのに。ほんまに横暴だ。先生、議員のところにいってみようと思ってんねんけど。」「だから、私最初からいってましたやろ。議員のところに行っても無駄でっせ。保証協会の横暴さは判らないでもおまへんな。」
 保証協会はもっと親切に丁寧に対応すべきである。もっと判りやすい審査基準を作り大銀行のような態度を取らず、もっともっと中小企業に対して温かさが必要ではなかろうか。相談に行ったときに基準に合わないものは断る方が中小企業にとってベターではないだろうか。

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銀行もリスクを共有すべきである。

2008-07-23 00:48:57 | Weblog
 こんな相談を受けた。銀行さんが中々貸さない。また、信用保証協会の審査基準が不明確だ。と言う相談である。
 銀行は中小企業に対してプロパーでは中々貸してくれないそうである。このことは前からよく聞いていたが、最近その傾向が一段と厳しそうである。すぐに保証協会の保証を取ってくれという言葉は前から聞いていたが、最近はその保証協会の保証を取れとも言わなくなっている。融資を断るか高い金利の消費者金融との合弁会社に回す。よく調べてみると今まで保証会社は焦げ付けば100%代位弁済を行っていたが、最近は20%は銀行で被らねばならないシステムになっているそうだ。この20%のリスクを銀行は恐がっているのである。資本主義の世の中リスク0の商売は無い。銀行と言えどもある程度のリスクは覚悟すべきである。
銀行側は云う「お客様から大切な預金を預買っているので、リスクの多い貸付はご法度です。」それを云うならサブプライムローンでかなりの不良債権が発生しているではないでしょうか。その方が額も大きく完全に焦げ付く可能性大である。
国はもっと銀行に対して指導すべきである。地方の金融は回らなく、東京だけがどんどん回転している。日本列島、東京をのぞいて金融不毛地帯と化しているのではないだろうか。
 銀行に猛省をしていただきたい。もう一度銀行は何のために存在するのかをよく考えてていただきたい。
福田総理はこの現状をよく知ってもらいたい。

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