あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

大阪府議会を傍聴して

2008-07-04 06:22:34 | Weblog
 7月3日。大阪府議会の傍聴にいく。午後から大阪府への許可申請が一件あり、時間的に早く終わったので途中からの傍聴となった。傍聴席は満員である。時々傍聴に来ていたがこんなに満員なのははじめてである。太田知事の時代では考えられないことであった。マスコミも多い。議場では自民党の議員の代表質問が行われていた。太田知事の時は女性であったのでいつも明るい衣装を着ていたので華やかさがあった。それに比べると橋下知事の席を見るとどこにでもいる普通の青年のようである。本年度は1100億を削らねばならない。この7月議会で本格予算が成立するのだ。6月にPT試案を元に橋下知事が議会に提出する予算案を発表している。
苦労のあとが伺える。特に、国の事業である淀川水系の3つのダム工事については大阪府も負担しなければならない。予算編成の過程で判ったのだろうか。法律として規定されているので絶対服従であるとのこと。これには知事も参ったらしい。大阪府の負担分は200億強とのことである。肝心の人件費削減のところでは睡魔が襲いこっくり船をこいでしまった。午後3時から20分休憩があった。傍聴席にいるとテレビ局が取材に来た。「あの、テレビ大阪ですがチョットお聞きしたいのですが。」と女性のアナウンサー。カメラがまわり始める。「チョット、難しい質問せんといてなあ。」と小生。「難しい質問ではありません。」と彼女。数分間の取材を受けた。3時20分から後半の質疑が始まった。答弁は知事ばかりである。他の理事者は手持ち無沙汰である。教育長、府警本部長など本日は及びで無いらしい。最後の財政危機や財政再建のところでは今まで考えられなかったことが起こった。知事が「地方分権の確立には財源を地方に委譲するシステムを確立せねばいつまで経っても地方の自立ができない。議員の皆さんと共に大阪府が先頭に立って国に働きかけていかねばなりません。」と答弁したところ、共産党を含む全議員が拍手。革新系の知事かなあと思う答弁である。一番積極的なのが共産党である。「そうだ、知事やろう。知事、がんばろう。」などの支持言葉が飛び交う。
こうして一日目の代表質問は4時に終わった。

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