あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

豚インフルエンザに思う

2009-04-30 08:49:21 | Weblog
 4月30日(木)。
 早いところではゴールデンウィークが始まっている。
 16日間も休むところもあるらしい。日本人は働きすぎといわれてきた。
息子が住んでいるフランスなどは夏休暇が40日ほどあるという。欧米に近づいてきたといえるが、まだまだである。
例の高速道路通行料の1000円で、土曜・日曜は全国的にかなり混雑するだろう。昨日の祭日はあまり混んでいない様であった。
 ここにきて豚インフルエンザが蔓延しそうな気配である。WHOは危険レベルを5に上げた。次から次へ新型のインフルエンザが発生する。人類対細菌の競争が段々エスカレートして留まるところを知らない。将来はどちらが勝つのだろうか。科学の研究が何処まで細菌軍に追いつけるのだろうか。
自然界から見るとちっぽけな戦いであるが、人類にとっては生き残れるか否かの大戦争である。いずれにしても人類が滅亡しないような、生きながらえるよう戦っていかなければならない。
核実験をするかしないか、宗教戦争をするかしないかなどは自然界の中では微々たる現象である。
全人類が将来何が起こるかわからない自然界の現象と戦う覚悟を持たねばならないと思う。こんなことを考えた祭日であった。

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世襲議員についてひとこと

2009-04-26 16:42:04 | Weblog
4月26日(日)。
 世襲議員が問題となっている。
 なんで今頃の感がある。言いだしっぺは民主党のようであるが、このところ低調な民主党の起死回生にしたいことだと思う。
小沢代表の秘書の政治資金規正法違反事件で、打撃を受けた民主党は自民党に対抗するためには何かぶち上げなければとのことでこの問題をマニュフェストに掲載するとの事だ。
小生などかなり前から、世襲問題について思い、また、言って来たが政界を見ると2世議員か親戚のお偉い議員のあとを受け継ぐ議員が多くなってきた。
このところの総理大臣がそうである。麻生さん、福田さん、安倍さん、小泉さん皆そうである。現閣僚や自民党の幹部、民主党の幹部の中にも2世議員がわんさといる。このような議員に行政、立法を任せておくと改革などできっこない。
また、政治を志している優秀な人材も中々当選の機会が与えられない。各党の人材も手薄くなる。各党もそこで選挙受けするタレント議員を政治の世界に引っ張り込む。そして辻褄を合わせる。政治はタレントの集まりとなる。悲しいかなタレント議員はあまり政治の勉強をしてこなかったし、当選してもしない。国会の品格は落ちざるを得ない。
遅きに失したが民主党の世襲議員の取り扱いについて大いに賛成である。
どうしても立候補したいなら地盤、看板、お金を完全に断ち切ることである。
この問題早急に各党で議論をしていただきたい。
政治改革はまずここから始めるべきである。

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話題2題

2009-04-25 16:24:23 | Weblog
4月25日(土)。
 あの忌まわしい事故から早4年が経つ。JR福知山線の塚口駅をスピードをあげた電車は一路尼崎へ向う。前方の急カーブでもスピードを落とすことなく走り去ろうとしたが、車輪は浮き上がり脱線、前のマンションに激突した。1両目はマンションの駐車場に突っ込み、後部車両の力により原型をとどめることなくぺしゃんことなった。2両目、3両目の車両も反対方向に向いている。
107名の尊い命を奪った列車事故であった。
今までの調査で判明しているのは、まず運転手によるスピードの出し過ぎ、過密ダイヤの編成、そしてATM装置の未設置である。
その責任はJR西日本にあるのは誰もが認める事であろう。あのATM装置を設置していれば事故は起こらなかったであろう。あの過密ダイヤの編成がなかったら、過密ダイヤのために遅れている運行スケジュールを取り戻すために無理な運転をしなければならなかったことなどJR西日本の責任は計り知れない。
何度も行ってきているが、国土交通省の責任論もあると思う。
鉄道機関はダイヤを組んだ時にダイヤ編成を国土交通省に提出する。その届出書を綿密に精査すれば過密ダイヤのことがわかる。その時点で指導なり、勧告をしていればあるいは事故が防げたのではないか。しかし、今の許認可制度では新規の許認可については厳しくチェックされ中々煩雑であるが、一度許認可を受ければ届出などには省庁もあまり精査しない傾向がある。この事件もそんなことが一理あったのではないだろうか。マスコミなどの報道機関はこの方面のことは書いていない。
このあたりをもっと調査すべきではないだろうか。
 SMAPの草なぎ剛君が、逮捕され家宅捜索を受けた。酩酊状態で住居近くの公園で全裸になり騒いでいたとのこと。通報を受けた警察官が保護しようとしたがあまり暴れるので公然わいせつ罪で現行犯逮捕した。近くに、折りたたんだ衣服が置かれていた。こんな形で置かれていたのは酩酊し自宅と勘違いしたのではなかろうか。
一般的には酩酊しておればあくまでも保護ということになり、警察で一泊し「ごめんなさい。」といって帰ってくる。
草なぎ君の場合は、自分ではわからなかったのであるが真っ裸になり、警察官に抵抗した。これが公然わいせつ罪の適用を受けてしまった。刑法の適用を受けてしまった以上、犯罪であり逮捕となった。刑罰と保護は紙一重とでも言おうか。
翌日、自宅が家宅捜索を受けた。押収物はなかったとのことである。この家宅捜索には警察の行き過ぎがあったとマスコミは報じている。警察が一番関心を持ったのは薬のことであったと思う。現場の状況からして薬物を使用していないかと疑ったのだろう。芸能人の薬物使用が世間を騒がせていることからであろう。
家宅捜索は刑事訴訟法218条に基づいて裁判所が発行する。裁判所への申請書にはその理由を記載しなければならない。
しかし、令状主義の例外も認めている。今回はこの方法で実行されたと思う。
この機会に有名人はより一層自分の行動に責任を持っていただきたい。

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介護の代償・清水さん逝く

2009-04-22 09:52:54 | Weblog
4月22日(水)。
 タレントの清水由貴子さんが亡くなった。まだまだ若い49歳であった。
あの明るい笑顔とふくよかな姿が小生は好きであった。彼女が画面に出てくると周囲が明るくなったのが忘れられない。
自殺との事である。あの明るさと裏腹にかなり悩み疲れていたとの事である。
母の介護の世話をし、その疲れがどっと出たのであろう。
介護の問題は今急激に日本の社会に押し寄せてきている。これまでも老夫婦の夫が妻の介護に疲れ、妻を殺めたり、その反対の状況や、年老いた母の介護疲れで息子がその母親を殺めたりする事件が報道されている。
国は高齢化社会における介護の問題について取り組んでいると思うが、その施策はまだまだ貧弱だと思う。介護保険制度が導入されて5年以上が経つが、国が目指す介護制度と現場との距離感が反比例しているように感じられてならない。
国は直ぐに予算がないと説明するが、もっと根本的な観点から介護制度を考えていかねばならない。どうすれば、日本国家の繁栄のために力を注いでこられ、残念なことに被介護者となられたかたに報いるのかを机上の考えではなく、現場を見て真剣に検討する必要がある。舛添大臣は介護状態になった親の介護をしよく現状を知っておられる。被介護者は勿論のことそれに関与する人々の苦労を身をもって体験されている。舛添大臣が厚生労働省のトップにいる間に是非将来を見据えた日本の介護制度を構築していただきたい。
現場を知っていなければこの制度を考えることは出来ないと思う。
小生も約10年間母の介護を行った。人には言えない大変さがある。
そして介護する方も悩み苦しむのである。悩み悩み苦しむ。
清水さんもそんな状況になっていたと思う。
もう、あの笑顔は見られない。
                               合   掌

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社会常識をもう少しお互いに勉強しよう

2009-04-19 23:54:04 | Weblog
4月20日(月)。
 3月決算の法人の記帳事務が終わり、又、建設業の許可関係の業務も終わりホッとした昨日の日曜日。家内と弁当を作り自転車で大阪湾を埋立てた人工島の中に出現した舞洲公園に出かけた。淀川の堤防をサイクリングすること30分。目的地に着く。一面緑の芝生が広がり、ほぼ散ってしまった桜の木の下に腰を下ろし、弁当を拡げ、途中で買った缶ビールをグッと飲む。喉がキューッと引き締まるようだ。ビールは喉で飲むといわれる所以である。少し先をみると赤、黄、紫の鮮やかに割いている。先週もこの地に来た。2週間前は桜も8分咲きであったが、花びらは既に落ちてしまっていた。
 2016年のオリンピック開催を決める資料とするため、国際オリンピック委員会の調査団が東京を調査している。今度は政府を初め日本を挙げて誘致活動を行っている。過去、大阪市も立候補したが、大阪市の対応がまずかったのか、国も積極的でなかったのか落選し北京に持っていかれた。もし、大阪にオリンピックが来ていたならば弁当を拡げているこの地がメイン会場になった。この地は今スポーツ施設のほか流通基地に変貌している。大阪市の宿泊施設もあるが交通の便が悪いので集客状況はイマイチの感がする。
弁当を食べそんなことを考えながら岐路に着く。
 その前に朝テレビを見ると、橋下大阪府知事と東国原宮崎県知事が出演していた。先日の政府委員会での発現が採り上げられていた。国の事業に都道府県もいくばくかの負担をすることが義務付けられていた。これに両知事は反対しているとの事である。50年も前からこの問題は議論されてきたが反対すればお仕置きがあるのではと思い反対意見を言って来なかった。国からの請求書は標題と金額が書かれているのみで明細など書かれていない。民間ではありえないことである。国レベルではこれが常識なのであろうか。
 我々の代表である国会議員連中も知っていたはずである。やはり自分が可愛いのだろう。50年間この件の発言なんか聞いたことはない。国民の味方であるはずのマスコミも知っていて知らさずであっただろう。
9月までには衆議院選挙が行われる。与野党を含め、国民は本当に国民のためにやってくれる国会議員を選ぶことが必要である。また、地方の首長や地方議員を選ぶ時も本当に地域のために働いてくれる人を選ばねばならない。それには、もう少しだけこのことについて関心を持ち勉強しようではないでしょうか。

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