あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

無策な国日本国

2008-03-27 03:06:29 | Weblog
 それにしても無策ですね。ガソリン暫定税率の存続か廃止かの問題あと5日です。進展ありません。このまま期限切れの公算大です。イージス艦と漁船との衝突のその後の動きも鈍い。日銀総裁も未決定のまま。国会に全然動きが見られない。
政府も与党も野党も静かである。国会議員の思考能力は0に等しい。社会保険事務所へ行けばねんきん宅急便の封筒を持った人が溢れている。市町村から社会保険庁に移行する時の事務が出鱈目な事務をしてきたつけが回ってきた。テレビをつけると凶悪犯罪のことばかりである。毎日新しい殺人事件が報じられている。マスコミはどの局も同じ時間帯に同じようなことばかり放映している。サスペンスも昔放映したものの再放送が多い。新鮮味が無い。報道番組のコメンテーターも同じ者ばかりである。本当にどないなってんのん日本である。
 そんな中、一昨日中央大学の卒業式であの拉致被害者の蓮池薫さんが無事卒業した。彼は中央大学2年の時に拉致された。向学の精神に燃え司法官を目指していたそうである。2年の夏、夏休みに故郷に帰りこの事件に遭遇した。残念であっただろう。あの事件さえなければひょっとすれば今、司法官として活躍していたであろう。この何十年という時は永遠に還ってこない。どんな思い出この卒業式に参列されたであろうか。また、両親が偉かった。彼が行方不明となって以降も、中央大学に授業料を5年間払い込んでいたそうである。ここ3年間中央大学は授業料を取らなかったそうである。前に払い込んでいるからとのことである。両親及び中央大学に拍手を贈りたい。
 この拉致問題もその運動が消えそうである。何人いるかわからぬが、日本海の向こうで還りたい、日本に帰りたいと叫んでいる。政治がダメなら経済、スポーツ、文化、人脈などを駆使して金正日氏に説得し続けなければならない。
面子ばかりにこだわった交渉からは永久に良い結果はえられない。
そんなことを考える昨日であった。
 

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暑さ寒さは彼岸まで

2008-03-24 00:57:08 | Weblog
23日(日)。朝早く起きようと思ったが、起床は8時過ぎだった。
家内と四天王寺へ。曇り空の9時すぎ自転車でJRゆめさき線安治川口駅へ。
西九条駅で環状線に乗り換え10時前天王寺駅に着く。そこから現在の四天王寺詣での参道を歩く。露天を含め多くの店が並んでいる。すごい人混みである。やはりお年寄りが多い。何百メートル歩いただろうか三叉路がありそこのお店で御札を書く。「○○家先祖代々」など3家と8名の故人の名を書く。その御札一枚20円である。その御札を持ち進むこと200メートルほどで四天王寺の門に着く。いわゆる西門(さいもん)と呼ばれている。境内に入り回向券(3.000円)を購入し回向の申込をし、賽銭をし、ローソクと線香をたて礼拝。亀の池、御札の流し場所をとおり本堂に入る。阿弥陀如来、大日如来に礼拝し西門にでる。これが小生と家内が春秋のお彼岸に四天王寺にお参りするパターンである。千数百年前に聖徳太子が建立された四天王寺。千数百年前はさぞ聖徳太子もここを通ったであろう。法然、親鸞、日蓮などもここに来たのだろうか。遠い昔はどんな光景であったのだろうか。そんな遠い昔を思いつつ歩いていた。それにしてもいつも思うのだが混んでいる。人に酔って天王寺駅に帰ってくると頭がぼんやり、自分が自分でないようだ。そこにきて家内が近くの近鉄百貨店の化粧品コーナーに寄りたいという。7階の化粧品売り場が悪かった。そのよこでは全国珍しい味のコーナーが設置され、数十店舗が出店していた。大賑わいである。店員さんが試食品を爪楊枝にさしてくれる。かまぼこ、ちくわ、明太子、いくらなどなど。また、ワインコーナーでは赤ワインを、地酒コーナーではお酒を少しであるがついでくれる。小生のお腹かなり膨れる。また、顔が温かくなる。ビールを片手に試食品を食べ歩いたら満腹になるだろうなあ。と思う。昼食にしようかと家内が言うがお腹も少し膨らんでいるので家に帰って食べようとのことで信州名物のおやきと蓬莱の豚マンを買い家路に着く。
頭の中は疲労感でぼんやり。やはり歳ですなあ。人に酔うことなんて滅多に無かったのに、最近人混みのところに行くと頭がすっきりしない。頭はすっかり老化現象である。何時まで元気が保てるだろうか。

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ねんきん特別便との遭遇

2008-03-22 07:38:54 | Weblog
 数日前、信州安曇野に住む息子から連絡があり、「例のねんきん特別便」が来たとのことであった。その照会書には厚生年金部分しか記録されていないので保険料を払ったとの証明はないかとのことである。彼は平成7年3月大学を卒業し、その月に信州の安曇野にある精密機械会社に就職した。20歳になったときに国民年金保険料を親である小生が払っており、確か大阪を発つとき年金手帳を彼に持たせてやった記憶がある。彼も貰い会社に提出した記憶があるという。「明日、出社して総務に聞いてみては。」と同時にFAXで照会書を送ってもらった。

 一晩中家内が家捜ししたが当時の支払いを確認する領収証など出てこなかった。
無理ですよね。こんなこと。ただ、その時の年金手帳のコピーが出てきた。加入の状況が記入されている。あとは支払っているかの証明である。翌日、区役所に行き当時の資料が無いか確かめたが、当区役所には残っていない。全部社会保険庁へ提出したとのことであった。

 21日家内と最寄の社会保険事務所に行くことにした。彼からFAXされた照会書、出てきた年金手帳のコピー、小生の健康保険証を用意した。お彼岸であるのでお墓によって墓石を清め、お花を飾り、線香をあげ、お祈りをした。そして加入者(息子)と私との身分関係を証明するために区役所により戸籍謄本をとって社会保険事務所へ。

 事務所の中を見ると非常に混んでいる。受付の女性も急がしそうである。受付で照会書を提示すると受付名簿に署名して欲しいとの指示。数えると10数番目である。奥のほうは申請などの相談、手続きコーナーでこちらは何十人といる。社会保険事務所商売繁盛である。特別便の待合コーナーでは「国の怠慢で時間はかかるわ、交通費はいるわ。会社休んで日当はもらえないわ。ほんまにかなわんわ。」「舛添さんやから出きるんやわ。他の大臣やったらようやれはんわ。舛添さんにがんばってもらわんと。」「一生懸命払った保険料を、ようこんなことにしてくれたなあ。」などいろいろな言葉が飛び交う。待つこと1時間。名前を呼ばれた。特別便なのかどうか知らぬが特別コーナーへ。持参した書類を全部提示し事情説明。担当者ひ弱そうなお方。低姿勢である。照会書、手帳のコピーを持ってパソコンを検索。検索した国民年金加入時の支払い状況が記載された用紙を提示し、加入した平成4年4月から就職した平成7年3月まで35ヶ月間すべて支払っておられます。
安心した。照会表を作ります。この際統合の手続きもしておいてよろしいでしょうか。「そんなんできるの。」と小生。「はい、出来ます。」「そんならしておいて。基礎年金番号一本になったときになぜやってないの。」「わかりません。」
とのやり取りの間に書類作成は終わり、2ヶ月後ぐらいに統合した旨の通知が本人に届くとのことであった。社会保険事務所が作成した統合申請のコピーを貰い次の行動に移った。

 全国の社会保険事務所で照合作業が行われている。社会保険庁と市町村との事務作業の怠慢で大問題が発生した。公務員の不作為、無作為である。国民の税金はこんな後ろ向きの仕事に又使われる。大変残念なことである。

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橋下知事に一言

2008-03-20 11:27:46 | Weblog
橋下大阪府知事が昨日の会合で職員の業務中の禁煙と、一日2回の15分間の休憩を廃止するとの発言をしたことが大きく採り上げられている。
就任時の職員に対する発言といい、この間の朝礼での女性職員とのバトルといい、職員への態度が厳しい。知事になる前の公務員に対する見方からそうなったのだろうか。

 この禁煙の問題は、少し厳しすぎるのではないか。朝9時に出勤し夕方5時に退出。この間、昼休みは45分。約7時間、拘束である。タバコを吸わないものは我慢できるが、タバコを吸うものにとって7時間吸えないことは苦痛であろう。
タバコを吸うことのメリットは緊張感を取り除き疲れた身体をリラックスさせ再び仕事の意欲を喚起することにある。しかし、近年タバコが身体に与える悪影響が研究され、健康の観点から各方面で禁煙の啓蒙を積極的に行っている。まだいろいろ原因があろうと思うが一番大きな原因はこうではなかろうか。

 橋下知事の言わんとするところは良くわかるが、あまりにも極端すぎはしないだろうか。現場で知事の代わって仕事をしている職員である。本来は知事がしなければならない仕事を分掌して職員が行っている。その職員の自由を剥がすのは良くない。この職員たちも難関な大阪府の採用試験を受け採用された方々である。この時の募集要項に喫煙するものは採用しません。とでも書いてあれば別ですが、そんなことは書いてないでしょう。職員の中にはヘビースモーカーの方もいます。こんな方からすぐ完全禁煙をとれば頭が狂い仕事のリズムも低下してくるのではないでしょうか。小生もよく府庁や裁判所に行くが、小さな喫煙室で肩を触れ合いながらの喫煙している光景をみてあまりよい感じはうけないけれど、そこまでして頭をリラックスさせたい人々が沢山いるということです。

 長い間の慣習を急に奪ってしまうことは如何なものでしょうか。知事の再考を願うものである。こういう小生も喫煙の経験は無いのである。
それより冒頭にも書いたが、朝礼であの女性職員の発言の方が問題である。組合の幹部のような発言。こういう職員にこそ徹底した指導を行うことである。
小時間で大きな仕事が出来る方策を考えて欲しい。
 知事の大阪大改革に期待する。

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選抜高校野球に寄せて

2008-03-18 01:56:37 | Weblog
 「陽は舞い踊る 甲子園 若人よ 雄々しかれ」(旧大会歌)。選抜の春がやってきた。今年は第80回の記念大会である。36校が選抜され3月22日から13日間高校野球のメッカ阪神甲子園球場で行われる。
 選抜と聞けば小生の胸は高鳴ってくる。真夏の甲子園のぎらぎらした選手権大会と又違った趣がある。甲子園の芝は新しい芽がで、春の陽光にてらされ絵の具では表現できない緑となる。36校の選手はその芝生の上を全力で疾走する。

 小生が高校野球に興味を持ったのもこの選抜であった。昭和29年、確か小学校6年に時である。長野県飯田長姫高校が初出場初優勝した。未だテレビが無い時代だったと思う。あっても当家には無かった。連日ラジオで選抜大会の放送を行っていた。ラジオではしきりに小さな大投手光沢、光沢とアナウンスしていた。小さな大投手はあれよあれよという間に決勝まで勝ち進んだ。小生は母が信州の出で長野県代表の高校を応援していた。決勝戦は名門小倉高校である。この小倉高校にも1対0の僅差で勝ち、優勝旗は伊那路にもたらされた。両軍選手が場内一周をする時、ラジオから流れる行進曲にのって小生も家の中で涙を拭きながら一人行進したものである。
 それからというもの高校野球のとりこになってしまった。
中学になると父に連れられ甲子園球場に足を運んだ。王貞治をこの目で見、江川も見た。桑田、清原、松阪などの名選手も見た。小さな大投手秋田商の今川も見た。
 今年の記念大会も多くのドラマがあるだろう。また、多くのドラマを作って欲しい。高校野球は今大きな曲がり角に来ている。もう一度原点に帰って高校野球を見直そう。いがみ合う社会となったが、この高校野球だけは純朴であって欲しい。
3月22日は阿久悠作詞、谷村新司作曲の「今ありて」の大会歌が甲子園の空を駆け巡るであろう。

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