あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

大阪府庁舎本館に喫茶店

2010-05-31 22:47:20 | Weblog
5月31日(月)。
 鳩山内閣が揺れに揺れている。
社民党の福島党首が内閣から去り、社民党との連立は崩れた。民主党から一気に鳩山降しが始まった。昨日に引き続き、今日も鳩山・小沢会談が行われている。国会は重要法案である郵政法案の成立を急がせている。6時間の審議で一気に法案提出となり現在衆議院で審議している。この法案を成立させ鳩山氏は総理の座から去るのだろうか。それとも、引き続き政権を担当するのだろうか。この一両日で方向が決まるのではないだろうか。ひょっとすると明日の報道各社は忙しくなるのか?
福島・辻本両議員の大臣、副大臣の辞任の模様がテレビで放映されていた。どちらも悔し涙を流していた。道半ばでの辞任。辞任しなければならないことは判っていてもさぞ悔しさで一杯だったに違いない。このような形になったのも鳩山さんの優柔不断の結果だ。戦後の首相で一番判断力が無い首相だといわれている。もっとやってくれると思っていたのだが・・・。
 府庁での仕事が一段落したので、府庁本館の5階から各階を回ってみた。4階には報道各社のマスコミ室。3階には知事、副知事室がある。2回には議長、副議長そして各会派の控え室がある。その階を少し歩くとコーヒーの臭いがしてくる。その方向に歩いていくと、喫茶室があった。中へ入った。30人ぐらいが座れる。コーヒーを注文する。220円である。味はまあまあである。丼ものやカレーもある。非常に安い。別館8階の大食堂や隣りの喫茶店は店じまいしたが、ここだけは残っている。やはり議員さんの為に残してあるのだろうか。よくわからない。大阪府庁の隠れた憩いの場所発見であった。
 

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超多忙だった5月

2010-05-30 00:18:24 | Weblog
 5月30日(日)
 今年の5月は、最近に無い多忙な日々であった。
日々の日程をこなすのが精一杯で、ブログを投稿する時間も気にもなれない月であった。
一日の予定を終わるとぐったりとする日々であった。何度かブログを作り始めるのだが、睡魔が襲い、頭の回転が停止し、思考力0でバッタンキュウである。やはり歳をとったのだとつくづく感じるのである。
 日本国内の状況も変化があった。沖縄問題は自民党時代に決められていたのに少し変えた方向でほぼ決着となった。あれほど県外移転を言っていた鳩山首相もついにギブアップ。沖縄県民の期待を裏切った罪は大きい。昨年中に沖縄県民や国民に謝りたかったと今頃言われてもどうしようもない。こんなのだったらもっと早い機会に社民党との協力を解消し、沖縄へ自身が何回も出向いて説明し結論を出すべきだった。東大工学部を出た明晰な頭脳を持っている彼には期待をしたのだが、彼の決断力の無さには失望した。早く首相の座を降りるべきである。
 大阪の某区で市会議員の補欠選挙があった。5人の候補者が立候補したが、橋下新党といわれている「維新の会」の女性候補者が当選を果たした。一週間の選挙期間中橋下知事も応援に駆けつけた。やはり強かった。いよいよ「維新の会」が本格的に始動する。知事は大阪都構想を掲げそれに向って前進である。府の中に市を吸収し、東京都のように特別区を作る。今の二重行政を解消し、議員も職員も減り経費節減になるとのことである。市長や市会議員は反対しているのではなかろうか。
 話は変わるが、厚生労働省の女性局長による公的証明書偽装事件は5月26日の第20回公判で検察官の取調べ調書が不採用となった。これにより先が見えてきたようだ。この公判には今年の第一回公判から傍聴してきたが、5月に入っての第19回公判など5分で終了し東京から傍聴に来ていた女性ジャーナリストは「なんで」とつぶやいていた。20回公判の26日は超多忙な日で日程を変えることが出来ず欠席した。ところが第20回は面白かったらしい。供述調書のほとんどが却下され、その理由が裁判所によって2時間にわたって述べられた。異例のことだと思う。検察側が申請した証人の全員が、取調べで作成された供述証書の内容を180度翻し否定した。前代未聞の出来事である。6月22日には検察による論告求刑と29日には弁護側の最終弁論および元女性局長自身の意見陳述で結審する。秋の判決が見物である。女性公務員の模範といわれている彼女の職場復帰はあるのだろうか。
 

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ギリシャ危機が教えるもの

2010-05-08 00:43:12 | Weblog
5月8日(土)
 オリンピック発祥の地ギリシャが危機に直面している。世界で最も古い国といわれている。欧州連合はギリシャに救いの手を差しのべる気配である。昔は世界でも有数の国であったのだろう。小生にとっては地味な国のイメージがある。ただ、オリンピック入場行進ではいつも先頭である。そして、その前に聖火はここギリシャの古代オリンピックスタジアムで数名の巫女によって採火される。そうだ、オリンピック発祥の地である。11兆円という途方も無い資金を必要としているギリシャ。この国に何があったのだろうか。何故このようなことになったのだろうか。他人事としてみておれない。
今後、このようなことが他国でも置きかねないのではないか。日本も同じ穴の狢である。
いよいよ世界は自己責任の時代に入った。国も、都道府県も、市町村も根本からシステムを変えなければならないときがきている。それより各個人が自立することを身に着けなければならない。
先日、大阪市の指導者の講演を聴いた。驚くべきことを言っておられた。つまり、大阪市で生活保護を受けているのは20人に1人の割合だそうだ。憲法に規定されている文化的で最低の保障が約束されている。国民年金受給より余程多い。
これも先日、最寄の区役所に行き生活保護受給についてきいて見た。小冊子をくれたのでバスの中で読んだ。こんなのクリアーして受給するのは至難の業である。それが20人に1人が受給している。何があるのだろうか。本当に色々な状況で生活が苦しくて生活保護に頼らねばならない人は大手を振って受給いただき再起を期していただきたいのだが、果たしてそのような状態の人が何人いるのだろうか。各人はもっと自立することの訓練をすべきである。国も地方公共団体もそのような精神作りに予算を投入すべきである。自立することを怠るとその国家はやがて消えうせてしまうと確信する。そして、正直者が馬鹿を見る時代とおさらばしようではないか。
ギリシャの危機をみてつくづく感じたのである。

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道に迷った中山道近江路

2010-05-05 14:16:13 | Weblog
5月5日(こどもの日)
 5月2日~3日にかけ、中山道を歩いた。普通は東京の日本橋が出発点で草津宿で東海道と合流し京都三条大橋が終点とのことであり、中山道を紹介した説明本の全てがそうなっている。小生が持っている本も同じである。したがって、逆方向に歩くと、本が読みづらくて頭を悩ます。小生夫婦は、江戸へ越し入れした皇女和宮が辿った道を歩こうということに成り、昨年計画したものである。草津宿の交流館で調べると、皇女和宮の一行3000名は一日約40キロ歩いている。昔の人はすごい健脚だったようである。
 今回は草津宿から武佐宿まで約20キロの行程である。1日で歩く予定であったが、想定していたことが大当たりで2日かかった。その想定していたこととは、やはり、2日とも道を間違えてしまったことである。草津宿や守山宿、鏡宿、武佐宿の周辺は標識などが整備され(ただし、すべて江戸から京都へ行く標識)ているがその途中はほとんど標識が無い。また、道を聞くにも派出所も少ない。仕方なく、飲みたくも無いのにコーヒー店に入っても若い店員さんなど中山道って何ですかと逆質問にあう始末。そんなこんなで2日間で約5キロほど間違ったところを歩いてしまった。滋賀県はお寺と神社の多いところである。特にこの直に神社の大祭が行なわれており、道中ずっと各家の軒下に御神燈と書かれた提灯がぶら下がっていた。また、どの家も広い立派な瓦葺の家並みで、どの家々も大きな松の木が植えられていた。一日目は野洲のビジネスホテルで旅装を解いた。2日目、野洲のビジネスホテルを8時半に出立。少し行くと新幹線と接近するところに古墳群がある。5世紀頃の古墳である。聖徳太子以前の古墳であろう。新幹線からも見えるところであるが、新幹線にのっていると見ることが出来ない。
 2日とも雲ひとつない晴天で、近江平野は田植えが終わり、ピンクや黄色の花々で美しい。山を見ると濃い青、緑、薄緑の木々が生い茂り美しい。自然の息吹が伝わってくるようである。秋の豊作を期待しよう。
 2日目武佐宿に着いたのは午後4時。次の愛知川宿までは10キロである。今回はここまでとし、家路に着いたのである。
1日目3万1千歩。2日目3万2千歩。体重1キロ減の69.4キロとなった。

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ゴールデンウィークに思う

2010-05-02 22:37:05 | Weblog
5月2日(日)
 ゴールデンウィーク真っ只中である。今年は、信州には出向かず、大阪での連休となった。次男坊夫婦がフランスから帰国し、日本での生活を始めることもあって、就職が決まり少し落ち着くまで我が老夫婦と同居となっている。夕食時などかなりの量の料理を作ってもみなたいらげてしまう。今までなかったことであり、食事が楽しい。
 次男坊はフランス料理店に就職が一応決まり、昨日から始動である。3ヶ月間は試用期間とのことである。勤務先は心斎橋とのことで、自転車で出勤している。日本の飲食業界は一日の勤務時間が長く、朝8時半には店に入り、店を出るのは夜11時半である。また、週1日の休みがある。フランスでの勤務状況とかなりの差があるらしい。フランスでの勤務状態は一日の勤務時間は同じのようであるが、必ず昼過ぎに2時間の休憩があり、この間は拘束されない。そして完全に週休2日制であり、年間50日の休暇があるとのことである。夏にはバカンス旅行をし、また、バカンスをするために働くとのことである。日本と大きな違いがここにある。やはり日本人は働きすぎなのである。
 先日もテレビで、フランスの子育てが放映されていたが、子供を3人育てることになると、女性は働かなくてもよいシステムになっているようである。母親は子供の育児に専念できる。フランスも一時少子化になったが、このようなシステムを構築し少子化を食い止めたのである。日本は何の手も打ってこなかった。その差が歴然と現れている。このまま進めばあと30年もするとかなり危機的な日本になるようである。
 もう遅きに失するが、早急に日本の国づくりを真剣に考えなければならない。与党も野党も目先のことを考えることも必要であるが、もっと先の日本を考えることをしなければならない。
久しぶりに過ごしている大阪でのゴールデンウィークでこんなことを考えた次第である。
明日から2日の予定で中山道のたびに出る。草津宿から何処までいけるだろうか。

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