あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

今、何が必要か

2011-03-31 00:13:00 | Weblog
 3月31日(木)
 本日で平成22年度も終わります。今年度の年度末はいつもの年度末とは違います。3月11日の未曾有の大地震は日本はもとより世界中に波紋が広がっています。特に、大地震・大津波による原発事故は収拾の目途がたちません。何から手をつけてよいのかわからない状態のようです。チェルノブイリ、スリーマイルのような状態がくるのではないかと心配の毎日です。各報道機関には毎日のように日本の原子力の専門家が出演し、難しい言葉や数字をならべ、一方では大丈夫、もう一方では危険だとおっしゃっています。何が真実なのかよくわかりません。何の知識の無い我々の頭はパニック状態です。誰を信じてよいのか全くわかりません。また、内閣府、保安院、原子力委員会、東電はそれぞれ記者会見を開き現状の説明を行っていますが、何が本当なのか判りません。こんなに情報が多く錯綜しておれば、信用すべきものが見えてきません。
それよりも、早くどうすれば完全に原発事故が収まるのかを提供し、実施してほしいのです。前から言っているように検証は後からでいいのです。また、昨日は東電も賠償問題についての談話を発表しておりますが、一段落してからでよいのではないでしょうか。外国の実務家も招聘し世界でこの問題を解決していかねばならないと思います。


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今、被災民に必要なこと

2011-03-27 23:19:07 | Weblog
 3月28(月)
 東北関東大地震により、福島原発事故は一向に先行きが見えない。政府も、東電も懸命に収束に取り組んでいるようだ。
テレビの放映や新聞報道を見聞きしていると、検証ばかり行っているようだ。原子力の専門家が多く出演されて口々に勝手なことを言っている。そのことよりか、技術力を駆使して完全に事故を収束させることが肝心ではないのか。
小生は理科系が不得手であるが、保安院が説明しても何を説明しているのか判らない。専門家に説明しているようである。用語にしてもベクトルやデシベルなどのわからないことばかりである。国民にもっと判るような説明をしてほしい。その前に、この説明を全国的にする必要があるだろうか。余計混乱して何が本当かが判らなくなってきている。また、これらの報道で専門家は勝手なことを言い過ぎる。提言があればマスコミを通じず直接行政機関に言うべきである。
自分の責任で被害に遭ったのではない被災された方々に今すべきことは文化国家を標榜しているのであれば、何が必要であるのかを考えるべきである。そして、すぐ実行すべきである。2週間たつというのに生活していくのに最低の必需品すら配給されていない。政府はもっとお金をつぎ込んで最低限の生活必需品を配給することである。義援金で賄おうとするのは無理である。南北500キロにわたる大震災。あまりにも規模が大きすぎる。小生も阪神・淡路大震災を経験しているが、このときの比ではない。
国家の危機である。関東大震災の時に開設された復興院的のような機能をもつ機関が必要である。阪神・淡路大震災の時のような防災担当大臣では無理である。世界が複雑化しており今の行政担当大臣が兼務するのは無理である。
この復興院は超党派で行うべきである。横断的な行政機構にすべきである。長期的な機関でなければならない。会計も復興会計のような別会計をつくることである。
再度言うが、検証はあとにして、被災民が当面もう少し落ち着いた生活が出来ることを考え、実行することである。


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選抜高校野球開催に思う

2011-03-20 18:21:25 | Weblog
 3月20日(日)
 選抜高校野球が開催されることになった。
 高野連は東北地方の出場校の意向も聞き決めたとのことである。小生は賛成である。
 なかにはこんな時にと思われる方もいるかも知れない。阪神淡路大震災の時の選抜も賛否両論があったが、今回のように鳴り物 をやめ、派手な応援合戦もやめ、行われた。小生もこの震災では被災し暗く沈んでいたが、選抜大会によって元気をもらった。
 純真無垢に白球を追う高校生の姿に元気をもらった。
 今回の大会も規模を縮小して、鳴り物や派手な応援合戦もやめるとのことである。必ずや東北地方の皆様に元気を与えてくれる
 と思う。甲子園の観衆はハンディーを追っているチームを応援する。今年も東北の学校に万雷の拍手をおくるだろう。東北高校
 の選手は被災後、ボランティア活動に専念し練習不足は否めない。ハンディーは確かにある。しかし、出場した以上は一生懸命
 プレーして欲しい。そのプレーこそが被災された皆さんに元気を与える。また、甲子園の観衆は万来の拍手をおくるだろう。
 今年も甲子園に感動のドラマが生まれ、これが東北地方復興の起爆剤になること間違いないであろう。
 選抜出場各校の健闘を祈らずにはいられない。

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神が与えた試練

2011-03-19 17:36:31 | Weblog
3月19日(土)
 東北関東大震災から10日なろうとしている。
今年の冬は長く、まだ東北地方では氷点下の日々が続いている。被災に遭われた方々は、想像を絶する日々が続いている。大津波によって一瞬のうちに何もなくなってしまった。テレビ、新聞、週刊誌の写真を見ていると戦後の焼け野原の様相である。
また、原発事故が重なり、充分な復興活動が出来ない。一番身近な市町村が何から手をつけてよいかわからない。市町村の機能が完全に止まっている。市町村ごと避難の話も出ている。我々関西で暮らしている者にとってもどう動いてよいか判らない。
こんな広域災害の場合は政府が出るしかない。ここは政治・行政・財界が一体となって確固たる対策をうち、実行にうつしてほしい。菅総理は代表経験者と会談したが、小沢一郎氏は菅総理を励ましたが、鳩山氏は苦言を呈したらしい。ぼんぼん政治家には霹靂した。また、菅総理は国家の一大事との観点から自民党の谷垣総裁に副総理兼防災担当大臣を要請したが、断わられたとのことである。既に自民党は全面協力するといっているのでそれでよいのではないかとのことらしい。心が小さいと思わざるを得ない。
谷垣総裁にはもう一度熟考していただきたい。
日本国が潰れようとしているといっても過言でないとき、超党派で日本の危機を乗り越えねばならない。
民主党政権がどれだけのことがやれるか、みてみようでは日本は潰れる。否潰される。
これは神が与えた日本に対する試練である。日本人よ。もう目を覚ませと言っているようである。

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自然の力の凄さ

2011-03-13 00:54:34 | Weblog
 3月13日(日)
 テレビは各局とも終日、地震のニュースである。
三陸沖の地震後、震度6・5・4クラスの余震が立て続けに報道される。その上、今度は長野北部の大きな内陸地震。小生の息子や親戚が長野をはじめ東京、横浜、群馬、千葉に住んでいる。今のところ大丈夫とのことであるが、息子を除いて嘗て経験したことの無い揺れに遭遇したとの回答。息子は阪神・淡路大地震を経験している。
地震計もあちこちで頻繁に揺れるものであるからそれに対応できないらしい。また、東北地方の地震計は大津波で損傷をし、機能停止状態とのことである。これだけ技術力のある日本でも、この度の地震には完全に降参である。その際たるものが原発である。
想定外の地震であったにせよ、全く予想外の事態が発生したにせよ、完璧な危機管理が成されていなかったといっても過言でもないだろう。自然はその上をいっている。かねがね思っているが、東京を始め、大阪・名古屋などに直接今回のような地震がくれば高層ビルは、タワーは大丈夫だろうか。耐震構造は完璧だという。何を持って完璧だといわれるのか?マークである。
テレビに映し出される津波の画面を見て、恐ろしく気分が悪くなる。津波はアメーバーが這うように広大な田畑を飲み込んでいく。言い訳などご法度のようにあらゆるところに進入していく。手が付けられない。付けられる余裕などない。
矢張り人間は自然の力には及ばない。万物の霊長である人間の自然の前には完全に絶望である。
先ほどのニュースでは町の人口の半分の1万人以上が行方不明であるとの報道。背筋がゾットする。身震いがする。この現実が今日本にある。
一刻も早くこの悪夢が日本から去ってもらいたい。普段信じない神に祈る気持ちが一杯である。

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